鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【4924回】 不快な体験も勉強

2024年06月23日 | 住宅コンサルタントとして
昨日、ちょっと時間を取って
家内と一緒に車のディーラーさんに行ってきました。

今の社有車に乗って5年が経過したのですが、
まあちょいちょい故障しますし、
ディーラーの担当者の方もあまり好きでは無いので、
乗り換えてもいいかな、という感じで、
とりあえず試乗予約をし、約束の時間前に
そのディーラーさんに訪問した訳です。

ディーラーさんには当然、車で行った訳ですが、
そのディーラーさんのショールーム、
まず車を駐車するスペースが無く、
ちょっとどうして良いか分からない感じなのです。

敷地内のわずかな空きスペースを見つけ、
そこに車を駐車した訳ですが、
まずこの時点でお客様を受け入れる体制が微妙だな、
と感じました。

でも土地が高く、しかも土地もなかなか出ない京都ですから、
まあそれは致し方ないのかな、とも思いなおし、
ディーラーさんの中に入りました。

受付スタッフさんが来て下さり、
名前をお伝えし、15時から市場予約をしています、
という目的もお伝えして着座しました。

着座後、飲み物を聞かれ、
担当営業さんを待っていますと、
先ほどの受付スタッフさんが再度来られ、

「すみません、もう一度、お名前を
フルネームでお願いできますか?」

と言われました。

もうこの時点で、かなりの違和感がありましたが、
まあそこは大人ですから笑顔で再度、
名前をフルネームでお伝えしました。

すると担当営業マンらしきオッサンが出てきたのですが、
まず外見からしてパッとしない感じなのですね。

さらに衝撃的だったのが、
私たちの隣のテーブルのお客様に名刺を出して、
自己紹介を名乗り、更に

「15時から市場のご予約でしたよね?」

と私たちの要件を確認したのですね。

当然ながら、隣の席のお客様は「違います」と即答。

その営業マンはキョロキョロしながら、
私たちの方に来て、自己紹介をしたのですね。

まあ、あり得ない。

更にドリンクを持ってきた女性スタッフさんは、
私たちがオーダーしたドリンクを
隣のお客様に出して、これまた「違います」と言われる始末。

一応、高級車のディーラーさんだったですけどね。

ちなみに、私たちを担当された営業マンのオッサンの
口臭もかなりひどかったのですね。

ここまでの対応は、まるでコントのようでした(笑)。

その京都のディーラーさん、
スタッフさんが結構たくさんおられるにも関わらず、
オペレーションが全く機能していない感じですし、
ショールームの中にいるスタッフの方たちも
大きな声で私語をしていたり、と
まあ三流以下のディーラーさんでした。

こういう対応をされ、私たちは
何があってもこのディーラーさんでは車を買わない、
という、ブレない決断ができたのは言うまでもありません。

でもこういう不快な体験も、貴重なんですよね、
私の仕事上。

そしてこういう対応をしたら、
お客様が不快に思われる、ということを
改めて学ばせていただきました。

日頃、よく利用させていただくさまざまなお店が
本当に対応が素晴らしいところばかりでして、
気持ち良く買い物をさせていただける。

これって、貴重なのだとも感じました。

皆さんの会社・お店の接客対応は、万全ですか?

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