鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【4400回】 住宅業界における2023年の勝ち組の条件

2023年01月16日 | 住宅コンサルタントとして

住宅業界における2023年は、

ここ20年で最も厳しい1年になると

個人的に思っています。

 

業界の経営者や幹部の皆様も同じ感覚でしょう。

 

そして1~2年経過すれば、景気が良くなるか、

という訳でも無いことも、何となくわかっていることでしょう。

 

この感覚が分からないのであれば、

プレーヤーの方が向いている、ということです。

 

この厳しい2023年を乗り越える上で何がポイントとなるのか?

 

新商品という武器を手に入れるために、何かのFC・VCに加盟する?

何らかの商品パッケージを購入する?

 

またより多くのお客様に来場していただくために、

WEB広告に多額の費用を投下する?

YouTubeを撮影しまくり、UPしまくる?

 

こうしたことも、もちろん必要に応じて取り組むべきですが、

商品パッケージを購入したり、広告を増やす、というのは

あくまでも枝葉の話であって、幹の話ではありません。

 

2023年、非常に重要になってくるのは、

どれだけ自分たちの会社やスタッフ自身を

応援したいと思って下さっているファンの数です。

 

「あの会社、本当に皆、親身になって対応してくれるよ」

「あそこの会社の営業さん、本当に評判良いし、

家も本当に素晴らしいみたいだよ」

 

という声が、自然と出て来るような良好な関係を

OB様や協力業者さんと構築できている会社が、

WEB広告やYouTube、SNSをやると、意味があるのですが、

こうした土壌ができていない会社が、

どれだけ広告にお金を賭けようが、

SNSで発信を強化しようが、

正直、かなり厳しい1年になるでしょう。

 

もう少し違う言い方をすると、

WEB広告やSNS発信といった、遠隔戦しかできず、

どぶ板マーケティングが苦手だったりできない会社は、

かなり苦戦することになるでしょう、ということです。

 

とても厳しい2023年、勝ち残るには、

遠隔戦と接近戦、共にやっていく必要があり、

しかも接近戦に関して、

地域のいろんな方を巻き込んで展開できる、

そういう会社が勝つでしょう。

 

ちょっと何言っているか、

分からない方もいるかもしれませんが、

このことを理解でき、愚直に行動し続ける会社が、

2023~2024年の厳しい期間、勝ち残ると思います。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【4399回】 次男の就活 | トップ | 【4401回】 成功しない... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

住宅コンサルタントとして」カテゴリの最新記事