住宅業界における2023年は、
ここ20年で最も厳しい1年になると
個人的に思っています。
業界の経営者や幹部の皆様も同じ感覚でしょう。
そして1~2年経過すれば、景気が良くなるか、
という訳でも無いことも、何となくわかっていることでしょう。
この感覚が分からないのであれば、
プレーヤーの方が向いている、ということです。
この厳しい2023年を乗り越える上で何がポイントとなるのか?
新商品という武器を手に入れるために、何かのFC・VCに加盟する?
何らかの商品パッケージを購入する?
またより多くのお客様に来場していただくために、
WEB広告に多額の費用を投下する?
YouTubeを撮影しまくり、UPしまくる?
こうしたことも、もちろん必要に応じて取り組むべきですが、
商品パッケージを購入したり、広告を増やす、というのは
あくまでも枝葉の話であって、幹の話ではありません。
2023年、非常に重要になってくるのは、
どれだけ自分たちの会社やスタッフ自身を
応援したいと思って下さっているファンの数です。
「あの会社、本当に皆、親身になって対応してくれるよ」
「あそこの会社の営業さん、本当に評判良いし、
家も本当に素晴らしいみたいだよ」
という声が、自然と出て来るような良好な関係を
OB様や協力業者さんと構築できている会社が、
WEB広告やYouTube、SNSをやると、意味があるのですが、
こうした土壌ができていない会社が、
どれだけ広告にお金を賭けようが、
SNSで発信を強化しようが、
正直、かなり厳しい1年になるでしょう。
もう少し違う言い方をすると、
WEB広告やSNS発信といった、遠隔戦しかできず、
どぶ板マーケティングが苦手だったりできない会社は、
かなり苦戦することになるでしょう、ということです。
とても厳しい2023年、勝ち残るには、
遠隔戦と接近戦、共にやっていく必要があり、
しかも接近戦に関して、
地域のいろんな方を巻き込んで展開できる、
そういう会社が勝つでしょう。
ちょっと何言っているか、
分からない方もいるかもしれませんが、
このことを理解でき、愚直に行動し続ける会社が、
2023~2024年の厳しい期間、勝ち残ると思います。