会社がまだ小規模の時は、
どういう家を誰のためにつくっているのか?
どんな特徴のある家をつくっているのか?
こうしたことが非常に分かりやすく発信しやすいです。
飲食店で言えば、
天ぷら専門店なのか、
鮨専門店なのか、
和牛専門店なのか、
というように、何屋さんかがお客様からすれば、
一目でわかる展開がしやすい、ということ。
ところが、規模が大きくなり、
スタッフさんの数が増え、
いろんなお客様の対応をしていく中で、
気づけば何屋さんか、お客様の目線で見れば、
一目では分からないような状態になっているケースって
実は非常に多かったりします。
ラーメンもできます、
鮨もあります、
パフェもあります、みたいな・・・。
そうなってくると、こだわりの強いお客様は
専門店に足が向いてしまうので、
ふわっとしたお客様しか来場しなくなってしまうのです。
ふわっとしたお客様がずっとふわっとしたままだと良いのですが、
家づくりをスタートした際はふわっとしていても、
いろんな会社と接したり、
YouTube等で情報を収集ているうちに
自分たちがやりたいことが明確になっていくことが多いのです。
そうなると、ファミレス的な見せ方になってしまっている住宅会社には、
お客様は戻ってこなくなる、ということなのです。
10年前、20年前に地域一番店で好調だった会社で、
今、絶不調に陥っている会社の多くは、
何専門店なのかが分かりづらくなっていることが多いのです。
皆さんの会社はそうなっていないでしょうか?
その場合、リブランディングを行う必要があるのです。