鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第5060回】 リブランディングの必要性

2024年11月06日 | 住宅コンサルタントとして
会社がまだ小規模の時は、
どういう家を誰のためにつくっているのか?

どんな特徴のある家をつくっているのか?

こうしたことが非常に分かりやすく発信しやすいです。

飲食店で言えば、
天ぷら専門店なのか、
鮨専門店なのか、
和牛専門店なのか、
というように、何屋さんかがお客様からすれば、
一目でわかる展開がしやすい、ということ。

ところが、規模が大きくなり、
スタッフさんの数が増え、
いろんなお客様の対応をしていく中で、
気づけば何屋さんか、お客様の目線で見れば、
一目では分からないような状態になっているケースって
実は非常に多かったりします。

ラーメンもできます、
鮨もあります、
パフェもあります、みたいな・・・。

そうなってくると、こだわりの強いお客様は
専門店に足が向いてしまうので、
ふわっとしたお客様しか来場しなくなってしまうのです。

ふわっとしたお客様がずっとふわっとしたままだと良いのですが、
家づくりをスタートした際はふわっとしていても、
いろんな会社と接したり、
YouTube等で情報を収集ているうちに
自分たちがやりたいことが明確になっていくことが多いのです。

そうなると、ファミレス的な見せ方になってしまっている住宅会社には、
お客様は戻ってこなくなる、ということなのです。

10年前、20年前に地域一番店で好調だった会社で、
今、絶不調に陥っている会社の多くは、
何専門店なのかが分かりづらくなっていることが多いのです。

皆さんの会社はそうなっていないでしょうか?

その場合、リブランディングを行う必要があるのです。

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