北海道には、1996年の4月から2005年4月まで、
9年間、住んでいました。
京都から北海道の旭川市に来て、衝撃的だったのは、
夜になると大半のお店が閉まって街が暗くなることと、
車で10分も走れば、広大な畑や牛・馬を放牧している牧場が
至るところにあることでした。
でも住んでいる環境に人間は慣れるもの。
最初は珍しくて感動していた、自然豊かな風景は当たり前となり、
全く感動しなくなっていました。
というか、むしろ関西に帰った時の夜のネオンに感動していたくらい。
で、2005年から2020年まで関西に住んでいる自分としては、
この北海道の大自然に再び憧れ、そしてどこか懐かしく、
非常に魅力を感じております。
車で移動しているだけで、ワクワクする。
広大な景色を見ながら、お茶するだけで、
なぜか無心になれる。
やっぱり将来的にセカンドハウスは、
北海道のどこかに建てたいな、と改めて思いました。
で、北海道に来ると当然ながら住宅会社の調査をするわけですが、
結論から言うと、商品面では確かに素晴らしい。
デザイン面に関しても、正直、かなりの最先端を行っています。
造作のバリエーションや細かな収まりも素晴らしいのです。
ただ、マーケティングと営業・接客に関しては、
正直、思いっきり遅れていて、
特に接客・営業面はレベルが非常に低い会社が大半です。
お客様が何を求めていて、何が不安で、
といった、相手の心理を汲み取る文化が、
もともと低いエリアでもあるので、
致し方ないかと思いますが・・・。
日本全国、いろんなエリアの調査をすると、
地域ごとにやはり特徴があります。
そこから、またコンサルティングのネタが出来るのです。
今回も本当にいろんな発見がありました。
今月、来月と各クライアント様にご報告させていただきます。