数ある住宅会社の中で、
同業他社と比較して、自社の強みは何か?
他の住宅営業マンと比較して
自分の強みは何か?
この2つの問いに簡潔に答えられる住宅会社、
それから住宅営業マンは、強いです。
その回答をお客様が聞いて、
共感されたり価値を感じていただける内容であれば、
おそらくライバルよりも優位な状況で
商談を進めていけることでしょう。
ここでよくある間違いは、
会社の強みを商品の強みと勘違いするケース。
商品はもちろん大事なのですが、住宅業界において、
商品はいつかライバルに真似され追い付かれる、
という真理を分かっておいた方が良いでしょう。
商品ではなく、会社としての強みをつくっていく必要があるのです。
経営者にしても、営業マンにしても、
そして設計士や監督にしても、
自分の強みをつくる、という意識を持てている方は、
実は結構少ないと感じています。
一部のセンスある方を除き、
強みなんて自分でつくろうと思わなければ
できないものです。
資本主義の世界で我々は生きています。
お客様に選んでいただけなければ、
就職を考えているビジネスパーソンからすれば、
採用担当者に選んでもらえなければ、
仕事にありつけないのです。
言ってみれば、アイドル発掘のオークションで、
ダンスが上手、語学が堪能、声量がすごいなど、
強みがなければ勝ち抜けないのと同じ。
皆さんは、自分の強みをつくり、
それを磨くことができているでしょうか?