この仕事を18年以上、やっていますと、
今はまだ順調なのですが、
この先、業績が低迷しそうな会社が分かるようになりました。
当然ながら、こういう会社さんには注意喚起をするのですが、
現状の業績がそれなりに良い場合、
真剣に受け止めていただけないこともあります。
(←それは完全に私の力不足なのですが・・・)
業績がどん底になる前に手を打った方が、
当然ながら傷は浅く済みますし、回復も早いです。
だからこそ、業績がダウンするかしないかの段階で
手を打ってもらいたいと思い、
いろいろと提案をするのですが、
結果が出ている時に危機感を持てる経営者は
世の中にそんなに多くはないと思います。
私の場合、ご提案したいことがあると
とにかくいろんなやり方を駆使するのですが、
先日、ある方法で役員さんに対し、
現状の問題点をお伝えしたところ、
非常に腑に落ちて理解していただけた感覚を得ました。
なぜ、このやり方を今までやってこなかったんだろう、
と反省も当然ながら致しました。
おそらく、この会社さんの問題点は、
来月あたりから一気に改善していくことでしょう。
クライアント様と長い期間、お付き合いをさせていただいて、
深い信頼関係を築かせていただいていたとしても、
伝え方がイマイチだと、相手に理解していただけないのです。
ましてや住宅会社とお客様なんて、
初めて出会ったケースがほとんどでしょうから、
本当に伝え方には細心の注意を払うべきです。
今、家を建てた方が良い理由。
家を建てるとどんな未来が待っているか?
会社を選ぶ際にどういう部分に気を遣わなければならないか?
性能面において、どの程度まで高めなくてはならないか?
などなど、伝えなくてはならないことが多々、あるなかで
伝え方には工夫をどれだけしても、
工夫し過ぎるということは無いのではないか、と思うのです。
言葉の選び方や構成、資料のン表現や流れなど、
伝え方には細心の注意を払っていきましょう!