鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【4789回】 伝え方を工夫する

2024年02月09日 | 住宅コンサルタントとして

この仕事を18年以上、やっていますと、

今はまだ順調なのですが、

この先、業績が低迷しそうな会社が分かるようになりました。

 

当然ながら、こういう会社さんには注意喚起をするのですが、

現状の業績がそれなりに良い場合、

真剣に受け止めていただけないこともあります。

(←それは完全に私の力不足なのですが・・・)

 

業績がどん底になる前に手を打った方が、

当然ながら傷は浅く済みますし、回復も早いです。

 

だからこそ、業績がダウンするかしないかの段階で

手を打ってもらいたいと思い、

いろいろと提案をするのですが、

結果が出ている時に危機感を持てる経営者は

世の中にそんなに多くはないと思います。

 

私の場合、ご提案したいことがあると

とにかくいろんなやり方を駆使するのですが、

先日、ある方法で役員さんに対し、

現状の問題点をお伝えしたところ、

非常に腑に落ちて理解していただけた感覚を得ました。

 

なぜ、このやり方を今までやってこなかったんだろう、

と反省も当然ながら致しました。

 

おそらく、この会社さんの問題点は、

来月あたりから一気に改善していくことでしょう。

 

クライアント様と長い期間、お付き合いをさせていただいて、

深い信頼関係を築かせていただいていたとしても、

伝え方がイマイチだと、相手に理解していただけないのです。

 

ましてや住宅会社とお客様なんて、

初めて出会ったケースがほとんどでしょうから、

本当に伝え方には細心の注意を払うべきです。

 

今、家を建てた方が良い理由。

家を建てるとどんな未来が待っているか?

会社を選ぶ際にどういう部分に気を遣わなければならないか?

性能面において、どの程度まで高めなくてはならないか?

 

などなど、伝えなくてはならないことが多々、あるなかで

伝え方には工夫をどれだけしても、

工夫し過ぎるということは無いのではないか、と思うのです。

 

言葉の選び方や構成、資料のン表現や流れなど、

伝え方には細心の注意を払っていきましょう!


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