鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3517回】 高気密・高断熱・熱交換換気システムの威力

2020年08月16日 | 住宅コンサルタントとして

長い梅雨が明けたと思ったら、

連日、猛暑が続いております。

 

自宅がある滋賀県の今日の最高気温は37℃。

 

全国的には40℃超えのエリアもあるようで、

熱中症に注意、という情報を

地上波でもネットでも目にします。

 

ただ、我が家に居ると、

外がそんなに猛暑であるとは全く気付かないのです。

 

2階のリビングと廊下のエアコンを2台、運転させていますが、

2台とも弱運転で、温度設定は25℃にしています。

 

それで家じゅう快適で、

室温が26℃、湿度が50%という環境を実現できています。

 

家の中は戸や引き戸は全て開けっ放しにしていますので、

トイレも脱衣室も浴室も、クローゼットの中も玄関も

全てが快適になっています。

 

局所冷房ではなく、全館冷房という感じですね。

 

もちろん、エアコンの風が直撃することもありません。

 

これが高気密・高断熱・熱交換換気システム搭載の家の現状で、

夏、自宅で熱射病になるとか、

エアコンをつけっ放しで夏カゼをひくとか、

寝苦しいなんてことが一切ないのです。

 

屋根断熱+基礎断熱を正しい施工方法で行い、

高気密にすることで換気システムがしっかりと効くようにし、

後は必要な冷暖房の容量さえ理解して設置しておけば、

日本全国、どこでも快適に過ごせる自宅となるのですが、

一般的な建売住宅、

それからスウェーデンハウスや一条工務店以外の大手メーカー、

断熱や気密、換気システムにこだわりの無い住宅会社の建物は、

猛烈な不快さを感じている方が多いことでしょう。

 

高気密。高断熱・熱交換換気システムの家は、

しっかりと勉強している住宅会社の場合、

ほぼ標準となってきていますし、

そうではない会社の家でも、追加で70万程度出せば、

高気密高断熱熱交換換気を搭載することは可能です。

 

ただし、熱交換換気システムの場合、

正しく施工されることが重要なので、

(一般的には電気業者さんが施工)

結局は、ちゃんと勉強している住宅会社に頼む必要がある訳ですが、

そういう住宅会社の比率は、まだまだ低いのですね。

 

私の感覚でいうと、10%無い程度でしょうか・・・。

 

そこに住むご家族が、

外気温40℃でも快適に過ごせるような、高性能。

 

そして年月が経過しても味わいが増し、

ずっと愛着を持って住めるデザイン性。

 

この性能とデザインを両立させた住宅を

日本に広めていきたい気持ちが、

この猛暑をきっかけに、ますます強くなりました。

 

明日から仕事なのですが、頑張ります。

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【第3516回】 対極を極めた会社、お店が勝つ

2020年08月15日 | 住宅コンサルタントとして

ここ最近、2020年4~6月の期間の

各企業の業績発表をメディアで目にしますが、

ネット通販に力を入れてきた企業や

巣ごもり消費に対応した商品・サービスを提供している企業の

好調さが目立つと共に、運輸・観光系、

それから対面が当たり前の外食産業などが大幅赤字になったりと

苦戦が目立ちます。

 

コロナによって、会議やセミナー、各種会合の無駄さがあぶり出され、

リアル店舗に行かなくとも困らないことに気付いた消費者の変化が、

この時期の各企業の決算に反映される形となりました。

 

先日、ホリエモンと投資家の藤野英人さんが

ニュースピックスの番組で対談をされていましたが、

藤野さん曰く

 

「コロナで合理的に動く会社が

より評価される時代になった」

 

とおっしゃっておられました。

 

今後もその流れは確実に続いていくことでしょう。

 

でも弁証法を勉強した人ならば、理解できるかと思いますが、

必ず対面での商売が復活してくると思います。

 

すなわち、おもてなしや人としてのあたたかさ、親切さを

対面でお客様に提供できる会社やお店が

これまた更に評価をされる時代にもなるということです。

 

逆に言えば、

お客様に来ていただかないと成立しない業態は、

ここを追求していかないと、

お客様に足を運んでいただけないということです。

 

今までのように商品をただ並べているだけ、

売り場を綺麗に作るだけ、

セールをただ企画して実行するだけでは、

お客様は足を運んで下さらないでしょう。

 

また中小のお店がネット通販をやっていく場合でも、

人間性が伝わる内容で発信していかなければ

選んでいただけない時代となるでしょう。

 

中途半端なECサイト、

中途半端な売り場に価値がなくなる時代です。

 

圧倒的な合理性の追求か、

もしくは人となりがお客様に伝わるような人間くさい展開の

どちらかしか生き残れない時代になったということです。

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【第3515回】 不特定多数を対象にしない

2020年08月14日 | 住宅コンサルタントとして

一般的にコンサルタントはクライアント様と出会うために、

セミナーを開催したり、

いろんな機関や企業と提携して紹介したもらったりしています。

 

相も変わらず、誇大広告をしたセミナーを

頻繁に開催している会社もありますし、

SNSやネット広告でやたらと目にすることも多いです。

 

コンサルタントになって私は15年になりますが、

一般の企業向けにセミナーは全くやりませんし、

どこかと提携して紹介を得ることも一切しておりません。

 

前職時代、入社1~2年目までは、

私も住宅会社さんや建材店さんと出会うために

セミナーを年間10回程度、開催しておりました。

 

ところが、入社3年目に気付いたのです。

 

当時、会社としてとにかくセミナーを乱発していて、

質の低い内容のセミナーで、

おそらく参加された方の満足度も低いセミナーを

数多く開催していたのです。

 

なぜ、セミナーを乱発するのかというと、

大半のコンサルタントの方が

クライアント様との契約が頻繁に解約され、

常にクライアント様不足の状況になっていたからです。

 

これを反面教師にしないと、と思ったので、

自分は独自の戦略でやっていこうと決めました。

 

まずはクライアント様に契約を続けていただけるよう、

コンサルティングの内容の向上に加え、

人間的にも成長していくこと。

 

そしてセミナーや視察クリニック等は、

クライアント様しか参加できないようにしていくこと。

 

新規のお客様ではなく、

既存のお客様に満足していただくことだけを考えて、

既存のクライアント様と長いお付き合いを

していただけることを目指すようにしたのです。

 

今年、コンサルタントになって15年が経過しましたが、

今年のスケジュールは年末まで埋まっていますし、

2021年の予定を仮組みしたのですが、

2021年も、予定が無い日が1日も無い状況になりました。

 

もちろん、この環境が実現できているのは、

素晴らしいクライアント様に恵まれているから、

ということが最大の理由です。

 

と同時に、今から12年前に

特定の企業様と深くお付き合いさせていただく、

そしてクローズドされた中でコアな情報を発信していく、

ということを目指してきた自分の戦略が

時代の流れに合っていたと思います。

 

そしてそれは、

今でいうオンラインサロンの感覚に

とても似ているよな、と個人的に感じています。

 

不特定多数を追いかけることは、

時代に合わないのです。

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【第3514回】 ホンモノの素材を使った建物は、リノベで生き返る

2020年08月13日 | 住宅コンサルタントとして

東北地方もやはり歴史がある街が多く、

そうした街には建築されてかなりの年数が経過した建物も

結構、存在します。

 

焼き板や漆喰の外壁、

木で出来た窓などは

古くなっても味わいが出ていて、

それらは素材感を活かしてリノベすると

これまた非常に魅力的に生き返るなぁ、と感じます。

 

弘前市の弘前城前にあるスタバは、

有形文化財の建物をリノベした店舗なのですが、

店内の雰囲気はとても落ち着く感じで、

ゆっくりと過ごすことができました。

 

昔の日本の建物は、フェイクの素材を使っていないので、

デザインセンスのある方がリノベすると、

建物が蘇ります。

 

でも高度経済成長時代から現代まで続く、

窯業サイディングや合板フロア、ビニールクロスなど、

フェイクの材料をふんだんに使っている建物に関しては、

年月の経過と共に味わいは増さず、

チープになっていく一方のため、

リノベしても蘇らないような気がします。

 

国は中古住宅を流通させたい意向でしょうが、

欧米のように中古住宅の流通を促進するポイントは、

基礎や躯体がしっかりとしていることに加え、

ホンモノの材料を使った家であることが重要でしょう。

 

この辺が理解できるか否かは、

当人の美的センスになるのですが・・・。

 

長い視点で住宅業界や日本全体を見た場合、

やはり本物の素材を使った家づくりを推進していきたいと

改めて感じました。

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【第3513回】 県外のお客様お断りのお店

2020年08月12日 | 住宅コンサルタントとして

夏季休暇を利用して東北地方を一周しているのですが、

ある一定数の割合で、「県外客お断り」と

入口に掲げているお店があります。

 

これは、東北地方だけではなく、

全国のいろんな地域のお店で同じことをしているのでしょうが、

店側のこういう考え方ってどうなのかな、と

正直、思います。

 

徳島とか岡山の頭の悪い首長(←口が悪くてすみません)が、

ゴールデンウィーク時に「来ないで!」と

おっしゃっておられましたが、

そういう発言を聞いた県外の方は、

大抵、気分を悪くすると思うのです。

 

私が個人的に大好きなお店は、

もちろん「県外の方お断り」なんて一切、発信をしていません。

 

お店の外にはアルコール消毒液。

入店時に検温。

そして座席の間隔をあけて、つい立てをされたりしています。

 

基本、性善説でお店を開けておられます。

 

個人的に地方都市に来て思うのは、

やはりマスク着用率は低いですし、

密を気にしないのはかえって地方の方ですし、

人との距離感とかあまり気にされていない方が

多いような気がしています。

 

「県外の方、お断り」という発信をするよりも、

他にやることがあるだろうし、

県外の方でそれを見た方がどういう気持ちになるのか、

理解できない店主なのでしょう。

 

根本の考え方がネガティブのような気もします。

 

コロナ対策は、

各店ごとにしっかりと対策を打たなくてはなりませんが、

その対応や発信内容、言葉の使い方には

十分に気を付けなくてはならないですね。

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【第3512回】 劇的に変わる社会に適応できるか?

2020年08月11日 | 住宅コンサルタントとして

WITHコロナ、AFTERコロナで

世の中が急速に変わっていくことは、

大半の方は予測できるかと思います。

 

予測できないのは、未だにテレビで情報を収集し、

世界の情報にアクセスすることを拒否している人だけでしょう。

 

高い地代を払って東京にオフィスを構えたり、

都内に住むことの価値は下がっていくでしょうから、

都内の土地オーナーの方々の収入は下がるでしょうし、

貸会議室やセミナー会場などを提供してきたホテルやTKPなどは

非常に苦しくなっていくことでしょう。

 

JR東海のリニアも、東海道新幹線の乗客数激減の中、

資金的に推進していくことは可能か不明でしょうし、

観光地に訪れる人も減少していますから

おみやげ屋さんや各地の名産をつくっていた会社も大変でしょう。

 

一方、巣ごもり消費関連の商品やサービスを提供する会社は

劇的に業績が上がっています。

 

また、コロナ流行の中、リモート中心の働き方を

社会が選択したことにより、

 

「ホワイトカラーってこんなに数、必要ないよね?」

 

ということにも気づいてしまったり、

いるものと不要なものがいろいろと見えてしまったのです。

 

これからの時代、ホワイトカラーの仕事は激減していくことでしょう。

 

ゼロから何かを生み出せる人は必要とされますが、

支持されたことしかできない人は、いらなくなります。

 

D2CやC2Cがますます主流になりますから、

プロとしての提案やお客様がワクワクする売り場を実現できないお店も

当然ながら不要となっていくでしょう。

 

今、自分がさせていただいている仕事が、

いきなり不要と宣言されるかもしれません。

 

劇的に変わっていく社会に必要とされるには、

常に進化成長し、適応していくしか無いのです。

 

そのためにも、素直さと柔軟さは持っておきたいですね。

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【第3511回】 業績が下がる要因

2020年08月10日 | 住宅コンサルタントとして

住宅業界をずっと俯瞰して見てきました。

 

ある一定の受注量を誇る住宅会社は、

やはりそれなりの力があるのですが、

そういう会社でも全国を見ていると

一気に業績が下がるケースがあります。

 

その最大の要因は何か?

 

答えは単純で、組織崩壊であることが非常に多いです。

 

普通、業績が下がった要因と聞くと、

例えば商品戦略やマーケティング戦略が

大きく誤っている、と考えがちですが、

住宅業界に関して言うと、

組織崩壊であることが非常に多いのです。

 

会社を支えてきた幹部、

圧倒的な受注棟数を誇った営業マンなど、

会社の中核を担う方が複数名、会社を去った後、

2年後~3年後に業績が下がることが多いのですね。

 

ここでポイントとなるのは、

複数名、ということ。

 

一人が退職したとしても組織は回りますが、

幹部複数名が短期間で辞めていくと、

業務が回らなくなり、業績が下がっていくのです。

 

業績が良いからという理由で

自身をカリスマ社長としていろんなところに出まくっていた、

ある地域の住宅会社で、資金が回らなくなった会社も

やはり組織崩壊が要因でしたし、

ある地域の一番店で業績が下がっている会社も

やはり組織崩壊が要因です。

 

このように組織崩壊した会社に共通するポイントは何か?

 

理由はいくつかあるでしょうが、

まずトップダウンでずっとやり続けている会社は、

どこかのタイミングで組織崩壊が起こるでしょう。

 

組織が成長段階では、トップダウンが有効ですが、

ある一定の規模になった段階で、

トップダウンでは組織が回らなくなっていきます。

 

優秀なスタッフさんで人望がある人を引き上げ、

経営に参加していただく必要があるでしょう。

 

そして会社が成長を目指し続けなくては、

優秀なスタッフさんはついてきてくれなくなります。

 

業績向上を通じて、社員さんは成長していきますが、

成長した社員さんはより高みを目指していない会社に、

やはり愛想をつかすことが多いのですね。

 

結局、組織はトップで決まるのです。

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【第3510回】 「勉強していないとこうなる」という体験

2020年08月09日 | 住宅コンサルタントとして

昨日より夏季休暇に入らせていただいております。

 

しっかりと予防して、

もちろんお店に入るときは手の殺菌とマスクをして

レンタカーである地方を一周しております。

 

初日はあいにくの雨で、景色を楽しむことはできませんでしたが、

とにかく旅が好きなので、じっくりとレンタカーで

いろんなスポットや建物、お店を見て回りたいと思います。

 

で、昨日の夜は、とあるエリアでお鮨屋さんに行きました。

 

結論から言うと、味は美味しかったのですが、

正直、接客は最低レベルで、

これだと良いお客様は定着しないでしょ、という感じ。

 

私、途中からかなり不快感を感じ、

途中で帰ってきました。

 

何がまずいかというと、

 

・大将の話がとにかく長い

・ウチで出している魚のレベルがすごく、他の店とはレベルが違う

・他の都市よりも絶対にこのエリアの魚がうまい

・料理の提供スピードが遅い(というか、口ばかり動かしている)

 

という感じ。

 

お客様が何を求めているか、ということを読めない。

 

そして他のエリアの鮨のレベルがどうなっているか、

ということを知らない。

 

途中で常連らしきお客さんが来られましたが、

ずっとそのお客さんとしゃべっていて、

こちらの料理がバタッと止まる感じもあって、

途中でちょっと居られなくなりました。

 

ちょっと衝撃だったのは、

お通しの中に本わさびが入っていたのですが、

 

「わさび、美味しいでしょ!

これ、本わさびっていうんですよ!」

 

と説明されまして・・・。

 

 

自社のことしか知らないと、

ライバルの進化成長をしらないと、

こういう恥ずかしい接客をしてしまい、

お客様を不快にさせるということを

改めて勉強させていただきました。

 

そして提供する商品やサービスが素晴らしくとも、

接客やおもてなしが出来ていなければ、

当然ながら良いお客様はついてきて下さらないことも

この経験を通じて痛感いたしました。

 

商品で差がつきにくい今、

やはり接客力、おもてなし力がポイントとなりますね。

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【第3509回】 スピードこそが命

2020年08月08日 | 住宅コンサルタントとして

クライアント様の業績が向上するよう、

クライアント様がより良い会社になるよう、

そしてクライアント様の現状の問題が解決するよう、

さまざまなご提言させていただくことが、弊社の仕事です。

 

その際、小手先の手法に頼るのではなく、

商売の王道に沿ってご提言をさせていただいております。

 

各社様の状況によって、

ご提言させていただく内容や時期に若干の差は出るものの、

根本的な部分は同じです。

 

ただ、同じことをご提言させていただいたとしても、

結果の差は如実に出ます。

 

その最大の理由は、ずばりスピードです。

 

着手のスピード、実行のスピード、改善のスピードが、

成果が出るクライアント様の場合、圧倒的に速いのです。

 

こういうクライアント様に共通するのは、

 

「まずやってみよう」

「うまくいかなかったら、改善したり、

場合によっては辞めればいいじゃん!」

「あーだ、こーだ言う前に、まずやろう!」

 

というスタンスなのです。

 

そしてこういう空気感の会社に共通することは、

組織内の空気がポジティブということです。

 

だから失敗しても、その原因を追及することもそれほどなく、

次に進むことが正解である、という価値観なんですね。

 

一方、いろんなことをご提言しても、

着手するまでに時間がかかる会社は、

やはり成果が出にくいのです。

 

そしてこういう会社に共通するのは、

 

「失敗したら、どうしよう」

「着手する前に、慎重に考えよう」

 

という感じで、新しいことに取り組む前にまず検討から入るのです。

 

しかも検討すると言っても、こういう会社は決断が遅いので、

検討することが目的の会議になりがちで、

そうこうしているうちにトレンドが変わったりしていくのです。

 

そしてこういう会社に共通するのは、

慎重すぎる空気とネガティブ思考なんですね。

 

今の時代、スピードこそが命です。

 

やって、間違っていたら、すぐに修正すればよい。

誰しも、失敗なんて数えきれないくらいしています。

 

ここを理解でき、行動に移す会社が成功するのです。

 

ちなみに、昨日のブログで紹介させていただいた、

生産性抜群の、昨対150%オーバーのクライアント様は、

思いっきり前者に該当しています。

 

皆さんの会社はどちらのタイプですか?

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【第3508回】 驚異の昨対150%以上

2020年08月07日 | 住宅コンサルタントとして

今年、弊社のクライアント様において、

90%以上の住宅会社さんは好調です。

 

中でも最も爆発されているクライアント様でいうと、

昨対比150%以上です。

 

昨年、業績が非常に悪かった、という訳でもないですし、

しかも年間100棟以上の注文住宅の実績がある会社で、です。

 

これがどれくらいすごいことかは、

業界の人であれば、ご理解いただけるかと思います。

 

営業マン一人当たりの受注ペースは、

12カ月換算すると13.4棟と文句のつけようがありません。

(全営業マン平均、もちろん全棟注文住宅で、です)

 

正直、この数字を拝見して、

コンサルティング開始1分で帰ろうかと思うくらいでした。

(それくらい、何もご提言することが無いのです)

 

スーモカウンターからの成約率も非常に高く、

本当に一人一人のスタッフさんおポテンシャルが高い。

 

それでいて社内はギスギスしていなく、

メチャ仲が良いですし、擦れている人もいない。

 

YouTubeの重要性をお伝えしたら、

 

「とりあえず、ほぼ打合せゼロのアドリブのみで

つくってみました~♪」

 

とすぐに制作され、それを拝見したのですが、

既に動画を数十本、撮影編集した会社よりも

クオリティが高いのです。

 

どれだけ優秀やねん!って感じです。

 

更なる成長のための布石も盤石です。

 

将来を見据え、

ちょっと気になる点、改善していただきたい点をお伝えすると

その重要性をすぐに理解して下さり、

次のモデルハウスに取り入れますとおっしゃって下さったりと、

この業績の良さに慢心している点など一点も無いのです。

 

生産性の面や社風の面でも、

本当にお手本となる部分が多々あります。

 

コロナが落ち着いたら、

クライアント様限定で視察会を企画したいな、と

こっそり考えていたりします。

 

皆で学ばせていただき、成長していきたいですね。

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【第3507回】 最高のクライアント様たちのおかげで・・・

2020年08月06日 | 住宅コンサルタントとして

弊社の最大のつよみは、

本当に人間的にも能力的にも素晴らしい、

クライアント様たちのコミュニティがあること。

 

もうその一言に尽きます。

 

何か問題が発生したとしても、

この素晴らしいクライアント様の叡智をお借りして、

最善の情報をご提供することができます。

 

今週に入って、2社のクライアント様から

至急、解決しなければならない相談をいただきました。

 

私自身、全く守備範囲外のことなので、

正しい情報提供も、具体的なご提案もできません。

 

そんな時に、信頼できるクライアント様に

ご相談をさせていただく訳ですが、

皆様、本当にお忙しいのにも関わらず、

というか、忙しい方に限って

本当に一瞬で回答を返信して下さるのです。

 

レスの速さ。

そして回答文から伝わってくる人間性の高さ。

 

正直、感動して、目頭が熱くなります。

 

そしてこういう方たちだからこそ、

こちらとしても全力で何とかお力になりたい、

と心から思えたりする訳です。

 

我が社の最大のつよみは、

何か問題が発生しても、

この素晴らしいクライアント様たちのコミュニティで

大半の問題が解決できることにあります。

 

そしてこの能力も人間力も高いクライアント様から、

必要とされる能力と人格を身につけられるよう

私自身、精進を続けたいと思っています。

 

本当にいつもありがとうございます。

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【第3506回】 中小が大手に勝てる時代という本質を理解しているか?

2020年08月05日 | 住宅コンサルタントとして

ちょっと前まで住宅業界は、

総合展示場やロードサイドの一等地に

モデルハウスを持っている大手に対し、

中小工務店は不利な時代でした。

 

またアパレル業界でも、

イオンやパルコなどに出店するために、

高い賃料を払える大手に対し、

中小のお店はやはり不利な時代でした。

 

でも今、SNSやYouTubeを駆使すれば、

エンドユーザーにダイレクトに情報を届けられますし、

更には自社の信念やこだわりも正しく伝えられる時代。

 

中小だと、商品を絞ってでしか展開できないですが、

絞ることにより、より深い情報を発信できます。

 

一方、総合的な品ぞろえで幅広い客層をターゲットにしている大手は、

どうしても情報を発信してもぼやけがちになります。

 

そして絞り切っている中小と比較すると、

その発信している情報の魅力は低くなってしまうのです。

 

すなわち、SNSやYouTubeを上手に活用することで、

これまでは勝負に慣れなかった大手に対抗できる。

 

場合によっては勝ててしまう時代になったのです。

 

アパレル不況と言われて久しいですが、

D2Cモデルを上手に展開しているブランドは

着実に売り上げを伸ばしています。

 

住宅業界でも、弊社のクライアント様で

広報専任を配置し、発信を継続しているクライアント様は、

さばききれないくらい、お客様が来場しています。

 

本当に良い時代なのです。

 

この時代の本質を理解し、

打つべき手を打つことが、皆さんの会社では出来ていますか?

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【第3505回】 衝動買いの時代

2020年08月04日 | 住宅コンサルタントとして

賃貸アパートマンションのレベルが上がってきていますので、

こだわりが強くない夫婦にとって、

わざわざ土地を購入し、注文住宅を建てる必要性は、

低くなっているかもしれません。

 

そんな中でも、事業を継続していく上で、

お客様に選んでいただかなくてはならない訳です。

 

来場に関しては、SNSやYouTube等で、

自社の人柄をしっかりと発信していけば、

ある一定以上の魅力がある会社であれば問題ないでしょう。

 

問題はそこから先です。

 

先日、ジャパネットの高田明さんの息子さんであり、

現ジャパネットの社長の高田旭人さんの著書を読みました。

 

あのカリスマの明さんよりも、

息子さんにバトンタッチしてからの方が、

年々売上を伸ばしているのです。

 

なぜジャパネットは売上を伸ばしているのか?

 

一つは、個の力、カリスマの力に頼らず、

しくみと組織で稼ぐ体制をつくられている、ということです。

 

そしてもう一点、私が「なるほど!」と思ったことは、

通販の場合、ほぼ大半が衝動買いなんですね。

 

最初から「この商品を買うぞ!」と思って

通販番組を見ている人は非常に少なく、

大半が衝動買いなのだそうです。

 

今、何か生活に困っていない方が、

番組を見て衝動的に欲しくなる。

 

住宅の場合、欲しくなってもすぐに買うことはできませんが、

必要と思っていなかったものを急に欲しくさせる、

この一連の情報発信が、これからの住宅会社にとって

不可欠なマーケティングになってくるだろうと思いました。

 

家なんて考えもしていなかったご夫婦が、

衝動的に住宅が欲しくなったり、

モデルハウスを衝動的に見たくなったり・・・。

 

そんなマーケティングを

クライアント様と実行していきたいと思います。

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【第3504回】 広報専任者を配置しなければならない時代

2020年08月03日 | 住宅コンサルタントとして

今やアパレルメーカーも、食品メーカーも

エンドユーザーと直接、接点を持ち、

ダイレクトに販売する時代です。

 

当然ながら、住宅会社も

エンドユーザーと直接の接点を持たなければなりません。

 

そのために必要なのは、インスタグラムとYouTube。

 

これらのツールを使って、自社の建物の良さや考え方、

スタッフの魅力などを発信し、

お客様に興味を持っていただくことが欠かせません。

 

これ、おそらく90%以上の住宅会社は理解できていると思うのですが、

実際のところ、各社によって発信の質も大きな差がありますが、

最大の差は、発信の回数なのです。

 

とにかく、コンスタントに発信できる会社は、

確実にお客様に興味を持たれ、来場数も安定しています。

 

一方、発信の重要性は理解しているものの、

頻度が圧倒的に少ない会社は、ファンが増えていかないのです。

 

この更新頻度を高めるためのポイントは、ただ一つ。

 

それは広報専任者を採用し、育成できるか否か、だけです。

 

弊社のクライアント様で来場が好調な会社は、

確実に広報専任者がおります。

 

それも結構多いです。

 

一方、業績を高めるためには

営業マンの頭数がポイント、と思っている、

頭が昭和の経営者が経営する住宅会社は、

広報専任者を採用しません。

 

営業マンやコーディネーターさんが、

時間が空いた時にやればよい、

という考えなのですね。

 

でもそういう考え方は、情報発信を甘く見過ぎです。

 

兼任で情報発信を複数名で担当する場合、

そもそも発信する情報に一貫性を持たせにくいですし、

何より担当者が自分事になりにくい訳です。

 

情報発信の担当者は専任性を取るべき時代なのです。

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【第3503回】 新型コロナウィルスの重症者数と死者数に注目すべき

2020年08月02日 | 住宅コンサルタントとして

何度かこのブログの中でも書いておりますが、

日本人は本当に情報弱者が多いよな、と思います。

 

今回の件で明らかになりましたが、

民放のワイドショーの情報操作はひどすぎますし、

その操作された情報に踊らされる国民も多いのです。

 

コロナに関して言えば、

感染者→発症者→重症者→死者とランク分けされますが、

今、起こっている現象は、

PCR検査数と感染者数が劇的に増加しているのに、

受賞者数は本当に緩やかに増加、

死者数はほぼ増えていない、

ということです。

 

そして我々が知っておかなくてはいけないのは、

治療薬もワクチンも既に存在しているインフルエンザより、

死者数の観点で言えば、はるかに少ないということ。

 

インフルエンザが流行している方が、

圧倒的に知者数が増えるのにも関わらず、

インフルエンザでここまで大騒ぎしたことってありました?

 

ないんですよ。

 

もうこれらの統計から読み取れるのは、

新型コロナウィルスは感染力は高いのですが、

感染した人の大半は発症せずに治ってしまうくらい、

毒性は弱いということです。

 

PCR検査の数だけ激増させているから、

検査数と感染者数は激増しているのに、

重症者がほぼ増えていない、という現象になっているのは、

こうでなければ説明がつかないのです。

 

ちなみに、PCR検査は、

5月前半までは4日以上発熱が続き、

かつCT検査等で肺に炎症ありの人のみが

検査を受けることができました。

 

今は誰でも受けることが可能です。

 

もし4月に今と同じ基準でPCR検査をしていたら、

今と同じ、もしくは今よりもっと感染者数は多かったはずです。

 

なので大流行していると煽っているマスゴミの報道は気にせず、

予防だけしっかりと行い、普通に生活することが大切です。

 

まあこういうご時世なのに、

東京出張時にキャバクラに行って、

戻ってからも地域内の飲食店に行きまくって

その地域に感染者数を増やした人は、

ちょっと頭悪すぎで空気を読めなさすぎですが、

コロナに必要以上に過敏になることなく、

経済を回していきましょう。

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