Team埼玉 ブログ

自閉症教育と授業改善についての学習会

当日のスケジュール変更及び参加費の値上げについて

2013年02月19日 00時07分54秒 | 日記

学習会まで1週間を切りました。

風邪やインフルエンザ等に負けず、元気にお過ごしでしょうか。

さて、直前になり、当日のスケジュールの変更となり、大変申し訳ありませんが、企画者の都合により、実践報告と講演&演習を入れ替えさせていただきます。

具体的なタイムスケジュールは以下の通りです。

☆当日のスケジュール

12:30~ 受付

13:00~13:15 開会のあいさつ・アイスブレイク・講師紹介<おおぞら特支畠山> 

13:15~14:15 実践情報「おっ、使えるね!スマートフォンアプリの活用術!!」<本庄特支 堀口先生&奥井先生> 

14:15~14:30  休憩

14:30~16:15 講演&演習 「自閉症児における授業改善のための指導技術について」     ~応用行動分析の理論に基づいて指導方法を検討する~<大分大学教育福祉学部准教授 衛藤裕司先生>

16:15~16:30 休憩

16:30~16:50 グループワーク(意見交換、感想発表等) アンケート記入

16:55 諸連絡

17:00 終了

 

併せて、参加費も100円値上げして、400円に変更させてください。経費の内訳(HP立ち上げ)等、詳細につきましては、当日、ご説明いたします。

直前の変更となり、皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、どうぞご理解のほどよろしくお願いいたします。

(畠山)

 

追記:

第8回学習会詳細(参加申し込みはこちらからお願いします)

http://blog.goo.ne.jp/teamsaitama/e/ba851d922b764a0d85de1db48ceed28c

 連絡事項です。

1.名札ケースをご持参ください。用紙を用意しますので、会場で所属と氏名をご記入ください。

2.ラフな会ですので、服装は自由です。自分も毎回、ジーパンです。

以上、2点、ご理解とご協力のほど、宜しくお願いします。

 


第8回学習会まであと一週間!

2013年02月17日 01時06分12秒 | 日記

年度末の忙しい時期にも関わらず、多くの参加申し込み、ありがとうございます!

第8回チーム埼玉学習会まで、あと一週間となりました。

支援部創設から10年目の節目ということもあり、昨日、筑波大学附属大塚特別支援学校の実践研究協議会へ参加してきました。インクルーシブ教育システムの構築が今後の特別支援教育の大きな課題となる中で、通常学級及び特別支援学級、幼稚園や保育園、高等学校等との架け橋となるコーディネーターの先駆けとなった大塚支援部の分科会。センター的機能のこれまでの成果とこれからの課題をどのように総括するのか、全国的にも注目されていました。その分科会に、大分大学の衛藤先生も参加されておりました。大分県においても特別支援学校や小中学校のコーディネータの先生方から多くの相談を受け、今後のインクルーシブ教育の在り方について共に実践されながら、現場で苦戦している子どもたちのために、担任の先生方のために、尽力されているお話を伺うことができました。

また、来週はチーム埼玉学習会のために、大分から埼玉へ来ていただけること、本当にありがたく思います。多くのことを学び、自分たちの日々の実践に還元していきたいと思います。

第8回学習会詳細(参加申し込みはこちらからお願いします)

http://blog.goo.ne.jp/teamsaitama/e/ba851d922b764a0d85de1db48ceed28c

 

連絡事項です。

1.名札ケースをご持参ください。用紙を用意しますので、会場で所属と氏名をご記入ください。

2.ラフな会ですので、服装は自由です。自分も毎回、ジーパンです。

以上、2点、ご理解とご協力のほど、宜しくお願いします。

(畠山)


第8回学習会情報

2013年02月07日 19時32分18秒 | 日記

学習会開催まで、2週間ちょっととなりました。まだまだ申し込み中ですので、ご参加のほど、ご検討ください。

第8回学習会詳細

http://blog.goo.ne.jp/teamsaitama/e/ba851d922b764a0d85de1db48ceed28c

 

今回は大分から衛藤先生をお呼びすることができました。
応用行動分析の理論に基づいた具体的な実践をVTRを中心に解説していただけるとのことです。

衛藤先生のもとには、多くの大分の先生が集まって、自主的な学習会が(若手中心の学習会から、各学校を中心となって担っているエキスパート教員を集めた専門性の高い学習会まで)、複数立ち上がっており、一人一人の先生方に対して休日を返上して熱心にご指導されております。それももう10年以上続いています。なので、本当に具体的で実践的な日々の授業や児童生徒とのやりとりを最新の研究や理論を踏まえて、一緒に考えていただけるのだと思います。また、特別支援学校だけでなく、就学前や小中学校の特別支援、高校における発達障害生徒の支援まで、幅広くご活躍されています。

今回の学習会では、午前中のオプション「隣の自立活動」から参加していただけますので、各学校の自立活動の実践に関しても、ご助言いただきたいと考えております。これまで同様、大変充実したオプション1となりそうで今からとても楽しみです。

是非、ご期待ください。

(畠山)

 


100匹目のサルの話

2013年02月06日 23時57分40秒 | 日記

突然ですが・・・

みなさんは、「100匹目のサル」の話をご存知でしょうか?

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

ある山に、たくさんのサルが暮らしていました。

サルたちがエサを食べるときは、採ったエサをそのまま食べるのが当たり前。

そんな普通のサルたちが暮らしていました。

 

あるとき、1匹の変わったサルが、エサを洗って食べはじめました。

仲間たちはというと、そんなサルには全く興味がなく、気にも止めなかったり、笑ったり、からかったり・・・。

それでも、変わり者のサルだけがエサを洗って食べ続けました。

1匹だけ、たった1匹だけ・・・。

 

そして時は流れ・・・

いつしかほかのサル達の中にも、変わったサルの真似をして、1匹、また1匹、と、

エサを洗って食べるものが少しずつ増えてきました。

1匹、また1匹・・・。

 

そして・・・

100匹目のサルが、エサを洗って食べるようになると・・・

まるで常識のように、周りの誰もがエサを洗って食べるようになりました。

 

さっきまで見向きもしなかったサルたちが、

さっきまで隣で笑っていたサルたちが、

まるであたりまえのように・・・。

 

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”100匹”というのは例えではありますが、「誰も相手にしなかった行動」が、「ある一定数の流行」から「世間の常識」へと急激に変化する、ということを語った、有名な『100匹目のサル』の話でした。

 

私たちの現場では、幅広い知識と経験があふれている故に、「自分は正しい」と思って実践していることが、あたかも簡単に否定されてしまったりすることがあります。

本学習会のアンケート等からも、「やりたいことができない」「方針が違う人から苦言を言われた」等の悩みも多く聞かれます。

特に、昨今の自閉症教育などは、障害児教育の長い歴史で見ると、ここ数年提唱されてきた新しいものも多いので、簡単に受け入れられない現状も見られます。

しかし、その中でも、確実に前に進んでいる人、前に進んでいる学校はあります。

まだ諸々が浸透していないところでは、「私だけ…」と孤軍奮闘しながら悩んだり、やりたいことをひとまずとどめて周りに合わせている方もいるかもしれません。

しかし、もしかしたら、そんなあなた自信や、周りの誰かが、すでに「99匹目のサル」なのかもしれません。

あと1匹で・・・あと少しで・・・。

 

自分が正しいと思うこと、子どもたちにとって必要だと思うことは、とことんやっていきましょう!

その実践が、「少数」ではなく、「主流」「常識」「あたりまえ」となることを信じて、一緒に頑張っていきたいですね!

(宮前)


研修報告

2013年02月06日 22時58分19秒 | 日記

先月の26日に狭山中央病院リハビリテーション科子供発達センター主催の研修会「発達を促すコミュニケーションと療育」に参加してきました。参加者内訳は保護者39名、幼稚園の先生11名、保育園の先生21名、療育施設職員6名、特別支援学校の先生11名、保健センター職員12名、市役所職員2名、市会議員2名、学校ボランティア4名、学生10名という他種の参加でした。

内容は、療育・教育・医療それぞれの立場からの講演と、シンポジウムというものでした。療育の立場からは狭山市の就学全施設「青い実学園」の施設長の柳澤健一先生、医療の立場からは埼玉医大総合医療センター小児科医の奈倉道明先生、教育の立場から畠山が話しをさせていただきました。

柳澤先生のご講演は、これまで多くの子どもたちや親御さんを支えてこられた実践からにじみ出てくる暖かな視点で、心にじーんと来る素敵な言葉が散りばめられたお話でした。子どもの発達を押さえ、的確な働きかけをしてこられた具体的なお話は本当に勉強になりました。また、親御さんの我が子に対する障害受容など、理想ではなく本当に生活ベースの視点で、包み込むような実践のお話には、目頭が熱くなりました。

奈倉先生のご講演は、生理学の観点から子どもの発達(特に社会性や言語)についてとても分かりやすく知ることができました。視覚情報や聴覚情報が視覚野や聴覚野へ伝達され、言語野や前頭連合野、運動野へと様々な処理が行われて、私たちの目の前の行動として生起しているということ等々、改めて勉強になりました。また、最新の医学論文のお話もたくさんあり、教員との違いを実感しました(教員も積極的に定期的に教育論文をチェックしていかなければいけないなぁ・・・と)。

それぞれの立場からの3者の話しは事前打ち合わせもなかったのですが、結果として共通している部分が多く、分野は違えど対象を同じくしているからこそなのだと改めて思いました(登山路は違えど目指している頂上は同じ)。身体や認知等の発達の押さえ、コミュニケーションの根本は社会性を育てること(人と人とのつながりは信頼感が土台)、子どもの実態をありのままに受け入れ(自己肯定感をつぶさないように)、そこから支援策を親御さんを含め支援者間で連携し、工夫や手立てを一緒に考えるということ(上からではなく、伴走する)等々。

私は相変わらず、用意した資料の最後まで話しきれず、持ち時間終了・・・。この悪い癖を直さないといけないと、反省しきりです・・・。

最後のシンポジウムでは、参加者の皆様からの質問をそれぞれの立場から回答するもので、診断や療育機関情報について、問題行動について、文字指導やPECSについて等々、様々質問が出て予定時間を30分も過ぎてしまうほど熱い会でした。私自身、本当に多くの刺激を受け、勉強させていただきました。

(畠山)


研修会情報

2013年02月06日 21時03分47秒 | 日記

今日の降雪による影響、大丈夫でしたか?

本校は臨時休業となりました。関越自動車道のインター出口が近くにあり、降雪のたびに大渋滞となりスクールバスの運行に支障をきたすことと、元々高等部入試準備のため、午前下校を予定していたこと等の理由がありました。

さて、研修会情報です。

埼玉県自閉症協会主催で、たすく株式会社より齋藤宇開先生をお迎えしての研修会です。

テーマ:「発達障害児・者の為のモバイル機器活用~たすくスケジュール/たすくコミュニケーション~」

日時:平成25年3月13日(水)10:00~11:30

場所:大宮ソニックシティビル市民ホール401号室

参加費:自閉症協会会員100円、会員外200円

定員:90名(先着順)

申し込み:埼玉県自閉症協会 事務局 kensyu@as-saitama.com

*齋藤宇開先生は、平成19年度まで特総研の研究員をされておられ、自分が久里浜教員時代にいつも授業を見ていただき、指導していただいていた先生です。当時から現在に至るまでとても多くのことを学ばせていただいております。

*課業日なので、参加しづらいかとは思いますが、とりあえずの情報提供です。(畠山)