Team埼玉 ブログ

自閉症教育と授業改善についての学習会

チーム埼玉学習会、実は午前中が面白い。

2016年06月27日 23時19分04秒 | 日記

午後の本番の会はもちろんのこと、チーム埼玉学習会は、実は午前の部の試みが面白いんです。

午前の部は、これまでほんと自由に、気楽に、敷居を低くして、いろいろな試みで学び合うことができる位置づけで2時間の研修会を運営してきました。例えば、「突撃!隣の晩ごはん」的な各学校の実践報告や、大学のゼミみたいな形式での研修報告会、午後の部につながる視点での実践報告等等。実験的な意味での研修会を企画運営してきました。そんなことができる、それでも熱心な先生方が多く集まってくださる午前の部こそ、チーム埼玉の神髄なのかもしれないとも思っています。これまでにご参加していただいた先生方、本当にありがとうございました。

しかし、今回は違います。これまでの午前の部の自由さの幅のある研修会とは違って、本当は午後の部として(学習会の柱として)企画してきた内容である、筑波大学附属視覚特別支援学校の教育実践を、急遽、午前にしてもらって、午前午後の両方を使って、「見ること」とは、について学ぶ研修機会になるよう企画しました。今回はダブルA面なのです。これまでの午前の部ではないのです。だからこそ、今回はぜひとも、午前の部から参加していただきたいと思っています!

それだけ価値ある午前の部なのです。そういう企画意図であることを知っていただければと思います。

チーム埼玉学習会は、常に進化し続けています。既成概念にとらわれることなく、走り続けながら、今これが知りたい、絶対面白い、というセンスで企画運営しています。もちろん、参加された先生方のアンケートを参考にさせていただき、現場のニーズに基づいてですが・・・。

本来、一番の目的であるオプション2の飲み会は、ハードルが高くなってしまうようで参加する先生方はあまり多くなく、毎回同じメンバーで大いに盛り上がっています。まあ、無理は言いませんが、breakthroughして、参加をご検討いただけると幸いです。飲みながら明日からの教育について語り合えればと思っています。

今回の学習会に関しては、是非とも午前からの参加を、そして夜の部の参加も、ご検討ください。

畠山


目の見えない人が“見る”世界

2016年06月17日 22時04分54秒 | 日記

 次回7月16日(土)の学習会では、ビジョントレーニングの必要性を日本に広めた第一人者である北出勝也先生(「視機能トレーニングセンター Joy Vision」代表)を講師としてお招きします。

 そして午前の部は、筑波大学附属視覚特別支援学校の先生方に「見ること・見えること」とは何か?目が見えない、または見えづらい子どもたちへどのように教育実践をされているのかなどなど、お話をしていただく予定です。

 それに先立ちまして情報提供です。

 Eテレの番組「ハートネットTV」で「目の見えない人が“見る”世界」というテーマの放送があります。

 日時は来週6月23日(木)20:00~です。詳細はこちら

 学習会当日、より深く学ぶためにも、事前に広く情報を集めて参加されることをお勧めします。価値ある一日にするためにも。

 「『見る』ことは『理解すること』~子どもの視覚機能の発達とトレーニング~」(本多和子・北出勝也著:山洋社)他、北出先生がこれまでに書かれた著書も大変勉強になりますので、事前に一読しておくことをお勧めします。

 

 次回学習会、とっても楽しみです!!

              畠山


教師って何だろう?

2016年06月09日 23時18分57秒 | 日記

教師に向いている、向いていない、それって誰が判断し、どのような要因で決められることなのだろうか?

そもそも、教師って何なんだろう???

いろんな人がいるからこそ社会。

社会の縮図としての学校。

その学校で学び、様々なことを経験して、社会へ出ていく子どもたち。

少なくとも、日本の文化の継承、及び社会の現状を踏まえて求められる日本人の育成を目的として教師が子どもたちに教えていることは確かなこと。

私たち教師は、目の前の子どもたちのキャリア発達を促すために、どれだけのことができるのであろうか?

私たち教師間で、On the Job Training を通じて、一緒に働く同僚に対して教師としての専門性向上のためにどれだけのことができるのであろうか?

自分自身のキャリアを振り返りながらも、その答えが見出すこともできず、そもそも答えなんかあるのかもわからず・・・。

「子どもが好きだから」「子どもたちの成長に携わる仕事がしたいから」。そんなことがベースにあることが必然なのかな?とは思うのですが・・・。

自己評価シートを作成しつつ、ここ2,3日、そんなことを考えています・・・。

(畠山)