前日の雨のため,開催が心配されましたが,当日朝,たくさんの先生方が新聞紙で校庭の水たまりを吸い取ってグランドコンディションを整え,何とか第8回体育祭を開催することができました。体育祭本番は強い日差しで,顔はスキー焼けのようなメガネ跡と腕はくっきりとドカタ焼けになってしまいました・・・。とはいえ,記録係として写真を撮りまくりながら,中学生・高校生の演技・競技に感動。一生懸命に頑張る姿って本当に素晴らしいです。
卒業生もたくさん見に来てくれて近況報告も聞けてうれしい限りでした。社会人・職業人として,みんな凛々しい表情になっていました。卒業生が就職したそれぞれの所属先に体育祭のポスターを郵送したことで,開催を知ったということでした。本校オリジナルの「おおぞらダンス」を在校生と一緒になって踊っている姿を見て,さらに感動!
卒業しても母校で学んだことを糧にがんばっているんだな~と。何よりも仲間の存在は大きいと。
話を聞いてみると,日頃はあまり連絡を取り合うことはないけれど,こういったイベントの時にはいい機会として活用しているようでした。仕事は大変だけれども,将来に向けて,自分の生き方をキャリア発達の視点で実現しているなぁと思いました。
残念ながら,様々な理由で離職してしまったという卒業生もいましたが,高等部の先生方が,たくさんの情報提供をしていて,次につながる方向性を具体的に伝えていたことも,心強いバックアップだなぁと印象に残りました。
小学部,中学部だと,「今」しか見えなくなってしまうこともあるかもしれないけれど,それもとても大事なことだけれども,卒業後を見据え,逆算して「今」を思い描く力も必要になるのではないかと,本校在籍の生徒のがんばる姿を見に来たお父さんお母さん,きょうだい,おじいちゃん,おばあちゃん,皆さんの顔を見て,話をして,学校行事のエネルギーを感じつつ,そんなことを思った体育祭でした。
畠山