Team埼玉 ブログ

自閉症教育と授業改善についての学習会

年度末

2015年03月17日 23時15分56秒 | 日記

この時期は忙しいですね(心を亡くしそうになります)。

この一年間のまとめをしなければなりません。自分が教師としてどんな結果を残せたのか、その責任は重大です。どこまで真剣に考え、取り組んできたのか、その結果は子どもたちが示してくれます。管理職の評価ではなく、自分が担任している子どもたちに対してどれだけの人生支援ができたのか、キャリア教育ができたのか、自立活動を真摯に考え取り組めたのか、この時期に評価を作成しながら、いつも考えます(自分はプランBを書くときに自立活動の欄を一番重要視して、魂を込めて文章を作成しています)。

また、異動の時期でもあります。

保護者は一生涯かけて子どものことを考え、最善を尽くしています。逃げることはできません。しかし、教員は少なくて1年、長くても3年くらいで、担任を外れてしまいます。また、平均で6,7年で学校も変わってしまいます。埼玉県だけでなく、全国的にそうです。教員とは、いったい何なのでしょうか?子どもたちの人生は長く続いていきます。

教員の専門性は常に問われています(こんなことを言っているのは少数派かもしれませんが…)。

自問自答しながら、自分にできることを執念を持って一所懸命に取り組むのみです。                                    

                                          畠山


次回学習会の内容決定!

2015年03月09日 22時30分36秒 | 日記

次回チーム埼玉学習会は「分かって動ける授業づくり」をテーマとして、創価大学の藤原義博先生をお迎えして実施することとなりました。

どちらかというと知的障害教育の指導方法に特化した内容です。でも「分かって動ける授業づくり」の理論と実践は他障害種の指導方法にも応用・活用できるものだと思っています。

知っている人は知っているけど、知らない人は全く知らない内容だと思いますが、知った途端、「目からうろこ」「間違った関わり方をしていたかも」「教員が変われば子どもが変わる」ということが実感できるかもしれません。教員の過剰支援は、子どもの学びの機会を奪っています。「これまで教員がしていたことをどんどん子どもたちにさせましょう、そうすることが子どもたちの生きる力(自立と社会参加に向けて必要な力)を最大限に伸長することにつながります」。そういった指導方法のエッセンスを学べる貴重な機会になることと思います。

毎回、自分もチーム埼玉学習会で多くのことを学んでいます。

次回、5月9日(土)、共に学び合いましょう!

                    畠山