Team埼玉 ブログ

自閉症教育と授業改善についての学習会

変化し続ける学習会。新たな広報始動!

2017年09月26日 22時19分04秒 | 日記

本日、学校代表メールにて、次回11月23日(勤労感謝の日)のチーム埼玉学習会のお知らせを、県内の特別支援学校に広報させていただきました。これまで、口コミのみで広報活動を行ってきましたが、学習会が終わってから、「知らなかった」「行きたかったのに」というご意見をいただくこともあり、どうにかして、このようなことの無いよう(開催情報を知った上で参加するかしないかはご本人のご意思に委ねますが)、新たな広報活動を検討しておりました。

今後の課題としては、特別支援学級や通級の先生方への広報活動をどのようにしたらよいのかということです。埼玉県内の市町村にある特別支援学級や通級指導教室は大変数が多く、一つ一つの学校へ郵送で開催のご案内をするのも、そのための作業時間や経費も含め、大変なコストが生じてしまいます・・・。

学習会運営側のメンバーもそれぞれ日々の仕事の責任や家庭の事情等があり(若かった学習会の立ち上げ当時とは異なり、かれこれ8年が経ち、それぞれのおかれている環境も変化しつつあり・・・)、大きなコストがかけられません。

できれば、特学や通級の先生とお知り合いの先生がおられましたら、本学習会の情報を流していただければと思っております。お手数をおかけいたしますが、御理解と御協力のほど、どうぞ宜しくお願いいたします。

次回学習会では、順天堂大学の飯嶋正博先生に、不器用な子どもの動きづくりをテーマとして、ご講演と演習をしていただきます。日常生活動作のボタンはめ等の基本動作や、体育におけるボールを投げる動作・蹴る動作、ラジオ体操の協調的な動作など、身体の動きに躓きのある児童生徒への理解と意欲を引き出す具体的な指導方法について、理論に裏付けられた説得力のあるお話をしていただきます。研修会で得た学びを次の日または来週以降の教育実践に活用できること間違えなしです。

自分も改めて飯嶋先生のお話を聞くことができることを、先生のご著書を読み返しながら、今から大変楽しみにしております。

学習会への参加申し込みは、チーム埼玉学習会のHPからできます。今回は90名定員です。定員に達し次第、締め切りますので、参加希望される先生はお早めに申し込みされることをお勧めいたします。

ちなみに今回は、初の祝日開催で、次の日は通常勤務のため、チーム埼玉学習会恒例の飲み会は開催しません!

初の17:00解散です!!

 

           


H29.9.22.本日の夕練

2017年09月23日 00時50分00秒 | 日記

先日の3連休、特殊教育学会へ参加して得た情報を報告しました。

自分のポスター発表に対する、様々な先生方からのご指導・ご助言について報告し、自分が参加したシンポジウムやポスター発表についても報告させていただきました。

話しながら夕練に参加してくださっている先生方の表情を見て、参加している先生方のニーズに応えられていないように感じました・・・。

良かれと思ってやっていることとでも、ニーズに応えられていなければ無駄な時間を強要してしまうことになりかねないと思いました・・・(反省)。

夕練に参加していただいている先生方は、特別支援教育1年目から5年目くらいの先生方で、今の指導に困っていて、明日にすぐ使える情報を求めているというニーズがあります。このことを踏まえて、そのニーズに寄り添えるような企画をしていかなきゃ、と気づかされた8年目の夕練でした・・・。

明日、新座市主催の「マインドフルネス研修会」に参加し、少しでもストレスマネージメントについて学べればと考えています・・・。

 畠山

 

 


明日、行ってきます!

2017年09月16日 00時40分35秒 | 日記

明日からの3連休、名古屋で開催される日本特殊教育学会へ参加し、昨年度の実践(知的障害特別支援学校小学部における思考力・判断力・表現力の育成を目指した授業づくりについて「積み木課題における学びの変化に関する分析ー知的障害特別支援学校小学部における友達同士のペアによる取り組みの観察ー」)を発表してきます。

本日の夕練で、ポスター発表の練習をさせていただきました。参加された先生からは、ペアで行う意味があったのか?通常の小・中学校でのアクティブラーニングと違って、特別支援学校で、言語のない小学部の児童のアクティブラーニング(主体的・対話的で深い学び)の授業とはこういうことなのか?どうして?なぜ?という質問に答えられるための条件とは?、というご質問をいただきました。自分のプレゼンでは伝えきれなかった部分にハッとさせられ、説明の足りなかった部分を補足させてもらいました。紙面上、載せきれなかった部分を誤解のないように如何に伝えられるか気づかされました。貴重な学びとなりました(事前練習をさせていただいてよかったです!)。

台風18号の進路も心配ですが、大いに学んで来ようと思います。自分の発表(知的障害教育におけるアクティブ・ラーニングの実践)についてもそうですが、それ以外に関心のある高等部生徒の就労に向けてのあるべき学校教育について、最新の情報収集をしてこようと思っています。

3連休明けの勤務では、抽出の自立活動の指導を参観したいと希望される保護者に応える授業が待っています。実態把握を踏まえ、どのような目標を設定し、そのための指導方略を立てたのかについて説明し、指導を通しての評価の観点をお伝えしながら、指導の実際を見ていただき、説明責任を果たそうと考えております。

 畠山


不器用な子どもの動きづくり

2017年09月12日 23時04分07秒 | 日記

次回、チーム埼玉学習会のテーマ(仮)です。

自立活動専任として、小学部、中学部、高等部の児童生徒と日々関わっていて、身体の動きに関する不具合、発声発語に関する躓き、精神的な要因からの身体の不当緊張等、様々な不器用さに関わる問題に直面し、どのようなアプローチを継続的にしていくことが大切なのか、それをどのように担任の先生方に伝え、学習上及び生活上の困難への改善・克服へと道筋を立てればよいのか悩んでいるところです。また、教科「体育」と自立活動との関連、身体を介したコミュニケーションやリラクゼーションへのアプローチなど、知りたいことがとても多いです。目の前の苦戦している児童生徒に教師として接し、自分に何ができるのか?

障害のある子どもたちが抱えている、身体の動きに関する指導についてその要因と具体的な指導方法について学びたい先生方は是非、次回、11月23日(祝日:勤労感謝の日)の学習会へご参加ください。今回の講師、飯嶋正博先生のご著書「不器用な子どもの動きづくり」「不器用な子どもの動きづくり2」(いずれも「かもがわ出版」)を読むだけでも大変参考になりますが、その著者である飯嶋先生のお話を直接聞くことができ、さらに知りたいことを直接、質問できる学習機会にもなります。理論に裏付けられたお話はとても説得力があり、その理論に基づいた多種多様で具体的な指導方法は子どもたちの興味関心を引き、子どもたち自身が「楽しい」と感じながら取り組める内容となっています。

「できる」から「楽しい」。

不親切な授業で、「できない」をいっぱい経験してきている子どもたちが、楽しみながらできることが増えていき、身体の動きに自信をつけていくことができる指導。そんな実践的なことが大いに学べる研修になると思います。

会場は浦和コミュニティーセンター第13集会室(定員90名)です。

参加申し込みはHPの方ですでに開始しています。

ご検討ください。

        畠山