Team埼玉 ブログ

自閉症教育と授業改善についての学習会

チーム埼玉学習会第2ステージ:事例検討を定期的に実施する学習会へ

2014年05月18日 23時03分08秒 | 日記

5.17スピンオフ企画、大好評でした!

第11回を終え、スピンアウトしたチーム埼玉学習会、いよいよ第2ステージへ突入!!

今回は本当に楽しかった!

ABC分析やインシデントプロセスを用いた事例検討を定期的に位置づけることにします。事例検討から学ぶことの多さに、改めて気づかされました。

5月と9月の学習会は講師を呼ばずに、春と秋の事例検討祭りにします。今回は時間の都合により、「お悩み相談、春の大相談会祭り」は来春への持ち越しとなってしまいましたが…。

そして事例検討会の際には、運営の都合上、先着40名限定とします(SST研修会と同様の理由です)。

今回のスピンオフ企画、本当に充実しました。教員の専門性の向上のための一つの方法論として、手ごたえを感じることのできた4時間でした。

1か月を過ごしてみて(5月)、夏休みを終えて(9月)、さあ、これから目の前のこの子に対してどう指導していくべきか、そんな悩みを持っている事例報告者の先生方に対して、休日返上して自発的に学びに来ている素敵な先生方が、真摯に自分が担任だったらどうするかを考えて、検討し合う事例検討の機会を設けることの大切さを、今回の企画で実感しました。

第1ステージでは、講師をお呼びし、多くの学びを得る学習機会として運営してきましたが、今回のスピンオフを通して、第2ステージへ発展していくチーム埼玉学習会の方向性が見えてきました。

今回参加してくださった先生方、本当にありがとうございました!

先生方からいただいたアンケートに、励まされましたし、今後の教員の専門性の向上に関する研究へのヒントを多くいただきました。

次回は6月21日(土)岩槻開催!

今後とも、発展していくチーム埼玉学習会を宜しくお願いします!!

畠山


そうそう

2014年05月17日 01時37分02秒 | 日記

本日のスピンオフ企画ですが、名札フォルダーをご持参していただけると助かります。いくつかはこちらで用意しますので、持ってこられなくても大丈夫ですが、意見交換をしあう中で、所属、氏名がわかるとさらによいと思っています。中身を予め用意していただいてもよいですし、なければ紙はこちらで用意しますので、受付の際に記入することもできるようにしておきます。

名札使用に関して、ご理解とご協力のほど宜しくお願いいたします。

話は変わりますが、本日の夕練は、「集団活動に参加することが苦手な児童」の事例をもとに、インシデントプロセスを行いました。自分だけでは思いつかないような発想も得ることができ、大変充実した学びとなりました。

①話のポイントを明確にし、②何故、その行動が生起するのか、その理由(背景)に関する担任の先生の見立て、③うまくいった取組、有効な手立て、④事例報告者と参加者とのQ&Aでどんどん具体的にその子が見えてくるプロセス、⑤個人による支援策の検討、⑥グループでの討議、⑦全体での発表会、⑧それぞれのグループから出された具体的な支援策を受けて、報告者の感想・明日からへの取り組みへの決意、が60分間の中でスムースに流れ、事例報告者の負担もなく、互いにwinwinの関係で、限られた時間の中で大変有益な時間を過ごすことができました。

本日の大相談会も大変楽しみです!

畠山


5.17.いよいよ今週の土曜日です!

2014年05月14日 23時46分23秒 | 日記

参加申し込みをしていただいた先生方、ありがとうございます!

今週の土曜日、チーム埼玉学習会初の試み、スピンアウト編「春の大相談会祭り」(ヤマザキ春のパン祭りではありません…。)が開催されます。どんなに疲れていても、どんなにへこんでいても、「学び」を通して「うれしいひとこと」「明日への活力」「ワクワクする」「疲れが吹き飛び、元気になれる」時間、学習機会になればと思っています。

主催者側も、毎回、自分たちの学びがあるからこそ、企画運営行動が維持しています。今からとても楽しみです!

共に学び合い、特別支援教育に携わる教員としての専門性向上を目指して充実した時間を過ごせればと思います。

どうぞ宜しくお願いいたします。

 

畠山


メーリングリストをご活用ください。

2014年05月09日 23時18分44秒 | 日記

今回のスピンオフ企画(スピンアウトも同義)、広報不足を実感しています…。

今回(5月17日)については、3月25日と4月23日に、メーリングリストにて登録している先生方にはお伝えしたのですが、先日、実施要項を配布し始めたら、それを見た先生方から、「知らなかった」「もう少し早く知らせてもらえたら…」等のご意見をいただきました。こちらとしてはHPや本ブログにて内容はともかく(見切り発車で…)、日時と場所はおさえた時点で、お知らせした「つもり」でいたため、このような事態となってしまいました。こちらの不手際であり本当に申し訳ありませんでした……。このような事態を防ぐためにも、まだ、登録をされていない方は、是非、メーリングリストへのご登録をお勧めします。参加するしないに関わらず、まずは開催情報を受け取っていただければと思います。

http://teamsaitama.sakura.ne.jp/?page_id=36

どうぞ、ご理解とご協力のほど、宜しくお願いいたします。

 

話は変わりますが、本日、今年度4回目の夕練でした。今回は川越市の小中学校の特学の先生方も飛び入り参加(校長の承諾を得て)、の予定でしたが間に合わず、夕練とは別に18:30以降、夕練スピンアウト編を開催しました。同じ目的を目指して取り組んでいる先生方と情報交換すると、やっぱりいろいろなことを知り、考える機会となり、大変勉強になるなぁと実感しました。

ちなみに本日の夕練は、福岡大学教授の徳永豊先生が書かれた「知的障害教育の教育課程におけるキャリア教育の課題~教育活動全体を通じて行う指導をめぐって~」を取り上げて、知的障害教育の歴史的変遷から近年のキャリア教育の導入の経緯、現在の知的障害教育現場の教育課程の現状と課題について(領域・教科を合わせた指導及び自立活動の指導とキャリア教育との関連について等々)、資料を読み合わせながら意見交換しました。当然、60分では収まらず、本日は半分で終了。残りの半分は次回へ持ち越しとなりました。徳永豊先生の資料は福岡大学人文学部紀要(第45巻第4号)からPDFファイルで読むことができます。特別支援教育におけるキャリア教育を考える上で、わかりやすく整理されており、大変有用な資料ですので、一読されることをお勧めします。

畠山