Team埼玉 ブログ

自閉症教育と授業改善についての学習会

公開講座・研究会情報

2016年11月25日 23時03分10秒 | 日記

本日の夕練。広島県立庄原特支&呉特支の出張報告をしてもらいました。県が違うとここまで文化が違うものなのかと改めて実感。県教委の方針及び管理職の意識。本校にどのように活用できるのかについて、自分自身に照らし合わせながら考えるよい学びの機会となりました。実働部隊として授業づくりをしている各担任はみんな一生懸命なのはどこも一緒。教師としてのプロ意識は同じです。

違いは、担外としてカリキュラムマネージメントに関わるブレーンの存在がいるかどうかということ。「学校」という「組織運営」を考えたときに、みんなが忙しすぎてまとまっているようでまとまっていないような状況ではなく、それをミッションビジョンに基づいてまとめていく、ドラッガーのようなマネージメント論が必要なのかもしれないと考えさせられました。そしてそれを支えるリーダシップも。

話は変わりますが、公開講座・研究会情報です。

十文字学園女子大学特別支援教育センター主催公開講座「障害者の権利に関する条約に関して特別支援教育はどう変わるのか~インクルーシブ教育の構築を目指して~」が12月3日(土)にあります。

「第1回、分かって動ける授業づくり研究会」が創価大学で12月10日(土)にあります。

それぞれポスターを貼りつけたいのですが、技術的にできないため、キーワード検索でアクセスしてみてください。すみません・・・。

                  畠山


次回学習会、平成29年2月18日(土)に決定。

2016年11月23日 22時02分14秒 | 日記

7月のビジョントレーニングの会から、だいぶ空いてしまいましたが、やっと本日、裏方メンバーで打ち合わせをして、次回の日時場所が決まりました!

今回の打ち合わせ場所として、初めてカラオケボックスを使用してみました(歌を歌うこともなくただ黙々と話し合い・・・ちょっぴり異様な光景・・・)。お店の人曰く、「結構、そういうお客様いますよ~。他にもDVDやブルーレイ持ち込みで鑑賞会をするとか~」とのことです。いろいろな使い方があるものなんですね。

話は戻りますが、今後の企画内容は盛りだくさんの案が出て、講師の先生にご都合をお伺いしてみてからの決定となります。いつもながら、走りながら考えて臨機応変に進んでいく感じです・・・(これまでの経験を踏まえた上での、思考力・判断力・表現力って言ってもいいのかな???)。いずれにしてもこうご期待です。

次回の開催場所は、岩槻駅東口コミュニティーセンターのワッツAルームです。150名入る部屋ですが、内容を考えて、80名定員くらいで実施しようかと思っています。

いろいろと話が進んで、決定し次第、正確な情報をお伝えしていこうと思います。

どうぞ、参加のご検討のほど、よろしくお願いいたします。

                               畠山

                           


県民の日

2016年11月13日 21時30分23秒 | 日記

埼玉県民は明日はお休みですね。

他県ではweekdayにもかかわらず、休日を過ごせるというのも、なんか特別な気分になりますね。

「余暇」をどのように過ごすか?

障害のある子どもたちにとっては、大きな課題となります。自分の好きなことがあればよいのですが、一人で好きなことをして過ごしたり、家族と、友だちと、地域の人々と、一緒に好きな活動や楽しい活動を共にして過ごすことが、学習課題になる場合があります。

キャリア発達を考える上で、「働く生活」と「余暇の充実」は車の両輪のようなもので、とても重要になります。

1日の中での休憩時間(休み時間)をどのように過ごすか、週末をどのように過ごすか、連休や祝日をどのように過ごすか、夏休みや年末年始の休みなどの長期の休日をどのように過ごすか。

特別支援教育の対象となる子どもたちには、有効かつ計画的に余暇を過ごすために必要な知識や技能及び態度の学びが求められます。

10年近く前、自分が久里浜特別支援学校に勤務していた時に6年間をかけて文科省からの研究開発学校の指定を受け、自閉症児のための教育課程を検討しました。そして新領域「自律生活」というものを作成・実施し、全国へ発信・提案しました。その新領域の指導内容としても「余暇」の指導は大変重要視されておりました。

自分自身、職業人・社会人として「余暇」について考え、現在及び将来の、よりよい生活に向けて工夫・改善していければと思います(休日返上で仕事をしていてはとても余暇の充実とは言えないのかもしれませんが・・・)。

        畠山