Team埼玉 ブログ

自閉症教育と授業改善についての学習会

適切な課題設定

2018年08月23日 23時12分59秒 | 日記

本日,県内の特別支援学校の研修会で話をしてきました。

10年次研の反省を生かそうとして,かえって示したスライドを読み上げるような講義になってしまったのではないかと反省しています・・・。振れ幅が面倒くさい・・・。その中間の塩梅で立ち振る舞えるといいんだろうけど・・・。

本日のテーマは,実態把握に基づいた適切な課題設定,というものでした。

発達の道すじの話から実態に応じた発達課題,目と手の協応動作,見比べる力を育てる働きかけ,名詞理解,動詞理解,用途理解,比較の概念,文字理解,数の理解,文章構成等々,実態に応じた教材教具の作成の必要性と同時に,同じ教材教具でも,ねらいが異なれば,いかようにも活用できるということをお伝えしてきました。 例えば,色形カード。マッチング,動作語カード等々。

自作の教材教具を持参したのですが,相変わらずの時間オーバーで,教材教具を操作しながらの話が深めることができず,流すような感じで終わってしまい,持参した効果はそれほど発揮できずじまいでした・・・。

 

西日本の台風被害が無いこと願いつつ,心配しております。(畠山)


10年次研

2018年08月07日 23時34分54秒 | 日記

先日,研修会講師をしました。

県の編成要領作成等,やらなければならないことが立て込んでいて,昨年度使用した10年次研修のパワポ資料をそのまま,日付だけを変えてセンターに提出し,研修会に臨んでしまいました・・・。

結果,今伝えたいことと,目の前に提示されているパワーポイントの資料が異なり,口頭の説明が多くなり,視覚情報が欠如した講義となってしまいました・・・。

アンケートには,「情報量が多く処理しきれませんでした」という回答が複数見られ,反省しきりです。

今,自分が伝えたいことを文字化・図表化することで,受講する先生方がメモをとる手間が省け,視覚的にも理解し,より聴覚情報に集中することができるということが分かっていながら,それを怠り,聴覚情報を大量に流し,メモする暇も与えないような講義になってしまっていたのだということ・・・。

改めて,自分が伝えたいことを丁寧に視覚化し,受講している方々の理解をいかに保障していくか,その努力を惜しまずに資料作成していく必要性の大切さに気付かされました・・・。

中には,話を聞いているだけでも集中が続いたことが初めてだった,という感想もいただきましたが,数名の受講していただいた先生方には,「大切だと思ったことを,記録しきれない」「もういいや」というようなストレスを与えてしまったということは大いに反省しなければいけないことだと思いました。

罰が当たったのか,帰り道の17号で事故渋滞にはまり,行田から帰宅するまで4時間近くかかってしまいました・・・。

(畠山)