Team埼玉 ブログ

自閉症教育と授業改善についての学習会

教師の指導技術

2017年03月26日 01時42分09秒 | 日記

次回5月13日(土)のチーム埼玉学習会のメインテーマです。

児童生徒の実態をどのように把握し,行動を読み取るのか。

教師として主体的に研修を積み重ね,子どもたちから学び,経験を積みながら向上させていくものだと考えます(頭でっかちでもだめで,失敗経験からの反省を生かしながら)。

真摯に教師として身に付けなければならない知識・技能・態度ではないかと思います。

自ら学ぶことの必要性や理由,意義を理解している先生方は,是非,学習会への参加をご検討ください。

新年度を迎え,新たな子どもたちと出会い,年間を通じて指導計画を立てていく上でも,タイムリーな研修内容ではないかと思います。

今回の講師として,大分大学の衛藤裕司(えとうひろし)先生をお迎えいたします。

衛藤先生には数年前にも本学習会で講師をしていただき,前回の研修を受けた先生方から,現場の指導にすぐに役立つ大変有意義な研修だったと大好評でした。それ以降アンケート等で続いている要望にお応えしての今回の企画となりました。

乞うご期待です。

是非,同僚の先生方に今回の学習会のことを宣伝していただきたいと思います。それほど多くの先生方に知っていただきたい内容です。

生きていればこそ,子どもたちのためにも,一所懸命,共に学び合いましょう!

(畠山)

 


次期学習指導要領!

2017年03月18日 01時42分41秒 | 日記

昨日,17日,パブリックコメントとして,次期学習指導要領が提示されました!

知的障害のある児童生徒の教科は,知識・技能,思考・判断・表現,学びに向かう力・人間性(態度),という観点で整理されました。

また,自立活動については,健康の保持の項目「障害の特性の理解と生活環境の調整に関すること」が増えて,6区分26項目から,6区分27項目になりましたね。それと,環境の把握の(2)感覚や認知の特性についての理解と対応に関すること,(4)感覚を総合的に活用した周囲の状況の把握と状況に応じた行動に関すること,の文章が改訂されました。

自立活動の「第3 指導計画作成と内容の取り使い」も,文章が改訂された箇所が多くあり,(3)「具体的な指導内容を設定する際には,以下の点を考慮すること」では,「オ 個々の児童又は生徒に対し,自己選択・自己決定する機会を設けることによって,思考・判断・表現する力を高めることができるような指導内容を取り上げること」「カ 個々の児童又は生徒が,自立活動における学習の意味を将来の自立や社会参加に必要な資質・能力との関係において理解し取り組めるような指導内容を取り上げること」が新規に設けられました。

詳細はこちらから。

 

 

 


卒業

2017年03月11日 23時47分38秒 | 日記

今月17日(金)に6年生が小学部を卒業します。

1年生の時から一緒に過ごしてきた学年です。

6年間ずっと担任をしてきた児童はいませんが,17名とめぐり逢い,共に生き,一緒に成長してきたという実感はあります。

キャリア教育を,一人一人の実践と共に学ばせてもらった子どもたちです。

小学部卒業後も,中学部の卒業,高等部の卒業と,ずっと見届けていきたいと願っています。

今,これまでを振り返りつつ,保護者のお気持ちと共に,子どもたちの「生きる力」の力強さ,内面の育ち・発達のエネルギー,そして子どもたちのひたむきな努力に,改めてその尊さを感じております。

「おめでとう」「ありがとう」「がんばれ」

教師として,6年間の宝物。そんな気持ちが入り混じった感じです・・・。

(畠山)