Team埼玉 ブログ

自閉症教育と授業改善についての学習会

遅くなりましたが・・・

2018年07月30日 18時12分40秒 | 日記

7/21(土)にチェックリストで授業を「主体的・対話的で深い学び」の観点で見直そう!

が無事終わりました。

午前中は古山先生からカード整理法での目標設定について大宮北の小6の児童を事例にあげて事例検討しましたが、大盛り上がりで時間がもっともっと欲しい!という感じでしたね。カード整理法等を使ってのグループで話し合う場は色々と勉強になりとても面白いです。この記事を書いていてふと思い出したのですが、岡山県が出している自立活動ハンドブックでも実態把握のところはカード整理法を取り入れてますね。発達検査の結果だけでは見えないインフォーマルな部分を見取る力は、日々の実践はもちろんですが、こういった話し合いの場でも培われていくものだなぁと思いました。こういうワークは時間があればまたやりたいですね。

 

午後は鈴木先生より、チェックリストを作成するまでの過程や、鈴木先生のESDの実践紹介、東金特別支援学校の防災についての取り組みについて話をしていただきました。

その後各自でチェックリストをもとに授業改善を図ってみようというワークをしましたが、こちらで用意していた略案が少し足らなかったですね。すみませんでした。

ただ、このチェックリストは完成しているものではないということで、参加してくださった先生方の意見を頂いて鈴木先生も大変参考になったと仰ってました。「対話的」という言葉からついつい対人を意識してしまいがちですが、教材から学ぶ対話、自己との対話など「自分の考えを広げること」が大事なんですね。

主体的・対話的で深い学びは色々な学校で研究テーマにあがっているようで、参加してくださった先生方からは研究の参考になったとお声を頂きました。

まだまだ試案のチェックリストですが、今回のを機にさらにバージョンアップしていけそうですね。

参加してくださった先生方ありがとうございました。

次回チーム埼玉学習会は少し離れてしまいますが12月を予定しております。

以上、学習指導要領を読むまで「先哲」という語彙を知らなかった村浦でした。学習指導要領なんだから、もっと分かりやすい言葉を~とも思ったのですが私の語彙力不足ですね。

 


初めまして!

2018年07月16日 17時43分34秒 | 日記

暑い日が続きますね。

何をするにも暑さが邪魔を…と思っても何も始まらないので

暑い中だからこそ楽しいことはなんだろうと思った結果考えたついたのが

あっさりしたラーメンを食べるという思考になった村浦です。

皆さま初めまして。

外がしんどいからこそ屋内のレジャー施設のありがたみを感じますね。

先日、VR ZONE SHINJUKUという、新宿にできたVR(バーチャルリアリティ、仮想現実)というレジャー施設に行ってきました。

技術の進歩に驚き、今後こういう技術もどんどん教育現場に入ってくるんだろうなと感じ、普段出来ない、話でしか聞かない、現実的には難しいけれども誰もが夢見るような様々な体験がこういう形で擬似的に体験できるようになるのだろうなと思いました。

新しい学習指導要領の中でも人工知能を始めとし、絶え間ない技術革新に対する懸念が述べられていますね。

学習指導要領改訂に伴いカリキュラム・マネジメントや主体的・対話的で深い学び等々様々なキーワードが出てきています。

次回学習会は「主体的・対話的で深い学びのチェックリスト」を活用して授業を見直してみよう!という会です。

このチェックリストは昨年度の国立特別支援教育総合研究所(NISE)の専門研修の中で全国の先生方が考え、協議し、作成したリストでとても素晴らしいものです!

当日講師として招く千葉県立東金特別支援学校の鈴木先生はその作成した班の班長を担っていた先生になります。

鈴木先生ご自身が実際に行った授業をビデオで確認しながらチェックリストの要点を解説して下さります。その後は自分たちの指導案を実際に見直してみるというワークをする予定です!

鈴木先生は「主体的・対話的で深い学び」のことはもちろん、ご自身のテーマであるESD(持続可能な開発のための教育)の授業内容を紹介して下さいます。先日はESD日米教員交流プロジェクトにも参加されたようで、その時の話も聞けることと思います。

また、鈴木先生の赴任されている東金特別支援学校は防災教育にとても力を入れており、防災甲子園にて7年連続で受賞している学校で防災についての取り組みも触れてもらう予定です。

チェックリストというお土産はもちろん、とても有意義な内容になると思います!

まだ定員には余裕がありますので、ぜひ!!

指導案はなくても、スタッフが準備しておきますのでご安心を!

当日お待ちしてますー!

 

村浦

 

 

チーム埼玉学習会ができること。

2018年07月15日 01時02分07秒 | 日記

7月21日の学習会まであと1週間となりました。

毎年定期的に学習会を企画運営して9年。

常にその時に学びたいことを学ぶ機会として企画する自分たちが一番楽しみ,満足のできる学習会をしてきました。

この想いに賛同して「自ら主体的に学ぼう」と参加してくださる先生方の熱い思いにも支えられてここまできたように思います。「自分はもっと学ばなければいけない。」そんな想いに支えられて。

自校でほぼ毎週金曜日の勤務時間外に実施している学習会「夕練」も同様です。

「教育に答えはない」からかもしれません。

「これでいいんだ」ということが無いからこそ,「本当にこれでよいのか?」というクリティカルシンキングを繰り返し,より教育の質を高めていくための努力をしていこうと,そのために自ら学びを求める姿勢・態度(学びに向かう力・人間性等)の涵養を目指している先生方の存在に支えられているのだと。

チーム埼玉は,そのような先生方に,少しでも学びを提供する学習会になっているのかな?

自己満足にとどまらず,学ぼうとしている先生方にとって役立つ学びの機会を提供できる学習会となっているといいな。

(畠山)


大雨特別警報

2018年07月09日 00時00分31秒 | 日記

東日本大震災の津波のようなニュース映像。

刻一刻と亡くなられた方の人数が増えていくニュース。

知り合いからの安否連絡を受け,ホッとしながらも複雑な気持ち・・・。

大雨,地震,この天変地異,それでも僕は生きていく。

阪神・淡路大震災の時,明け方5時ごろ大学から部屋に帰り,TVをつけて何があったのかを理解するまでに時間がかかり,その間にもどんどん増えていく犠牲者の方の人数を伝えるニュースを思い出しました・・・。

東日本大震災から7年。復興作業も現在まだ進行中です。

戦争と災害。あってほしくないと願いつつも自分ひとりの力ではどうすることもできないこと。

受け止め,受け入れることしかできないのか?

先人から学んだことをいまの自分の思考に活かすことが生きた証となるのであろうか?(畠山)


子どもの支援のためのSST

2018年07月01日 12時54分50秒 | 日記

平成30年7月28日(土)29日(日)の2日間,SST普及協会が主催する第24回SST全国経験交流ワークショップin東京が帝京平成大学池袋キャンパスにて開催されます。

数多くの分科会が開かれる中の一つに近畿大学准教授の大対香奈子先生による「子どもの支援のためのSST」があります。大対香奈子先生は,不登校生徒へのソーシャルスキルトレーニングや、発達障害児童への特別支援教育における適応支援、小学校就学時の適応等、学校適応に関わる問題についての研究と実践を行っていらっしゃる先生です。特別支援教育に携わる先生方のための分科会といってもよいくらいの内容です。

参加費は少し高くなりますが,2日間の参加費となりますので,そのほかの講演や分科会への参加を考えると,決して高くはありません。他にもマインドフルネスに関する分科会等もあります。

ワークショップの詳細及び参加申し込みにつきましてはこちらをご参照ください。

 

参加のご検討のほど,どうぞ宜しくお願いいたします。

また,SSTに関心のある同僚等にもご紹介いただければと思います。(畠山)