オリンピックの報道を見るたび、スピードスケートの小平選手を代表としてすべての選手の言葉一つ一つに、一つの道を究めようと努力をし続けている人の人生をかけた哲学を感じています。
今日の中学部の個別学習の授業。絵カードの弁別学習の初めての取組。
初めのうち生徒は、先生が何を求めているのか分からず混乱していました。
存在を消して授業観察するつもりでしたが、黙っていられず、黒子として介入してしまいました・・・。
対応弁別の指導手続きでしたが、混乱が見られたため、急遽介入して、パターン弁別の手続きにしてもらい、この課題をいつまでするのか、どれだけすれば終わるのかという見通しをもてるように視覚的に提示し、パターン弁別課題を後方から身体プロンプトしつつ、「同じ」ということが分かるように働きかけました。支援をしながら試行を重ねることで、4回目で支援無しで自分の手持ちの絵カードを2つの選択肢の中から正しくマッチングすることができました。その時に、生徒と「やったー」「できた!」という感覚、達成感を共有することができました。
この感覚を作り出しながら学習を展開していくことがとても大事なことだと思っています。生徒の気持ちがものすごく伝わってきました。
この「やったー」「できた!」という感覚を得るからこそ、子ども達は主体的に学び、知識や技能を習得し、その習得した知識や技能を活用して思考力・判断力・表現力を育成していくのだろうと考えます。
来週からはいよいよパラリンピックですね!手に汗を握りながら応援したいと思います。 畠山