2月23日(土)、チーム埼玉第8回学習会が開催されました。
会場抽選の都合で、今回はホーム(?)の岩槻会場での開催でしたが、予想をはるかに上回る動員となり、チーム埼玉岩槻大会史上最多となるたくさんの皆様に参加していただきました。
前回の浦和大会、今回の岩槻大会ともに、100名に迫るたくさんの皆様に集まっていただき、会を運営する側として、少しでも皆さまのニーズに応えられているのかなと、本当に嬉しく感じております。
たくさんの皆様と有意義な時間を共有することができ、また、休日返上で学習会に参加してくださっている皆様の熱心さに触れることができ、充実した時を過ごすことができました。
参加していただいた皆さま、本当に、ありがとうございました。
ここで、今回の学習会を、企画側の印象と皆さまのアンケート結果をもとに振り返ってみたいと思います。
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今回の学習会午後の部1本目は、「お!使えるね!スマートフォンアプリの活用術!!」でした。
本庄特支の堀口さん&奥井さんに、(スマートフォンを含む)タブレット端末の説明から、教育効果に関する考察、実践事例まで、とてもわかりやすく説明していただきました。
実際に機器に触れる機会も設定していただき、また、実践で使える多くのアプリを紹介していただいたことで、このような機器に対して苦手意識を持っていた会場の方々からも、「使ってみたくなった」「iPad、買います!」等の声が多く聞かれました。
面白くて熱いアニキ的存在の堀口さんと、社会人2年目ながら謙虚に堂々と報告する奥井さんのタッグを見て、本庄のチームワークの良さを感じたという声も聞かれました。
充実した資料もたくさんいただいたので、ぜひ活かしていきたいと思います。
ちなみに私も、勢いに任せて早速「iPad mini」を買っちゃいました!
午後の2本目は、大分大学教育福祉学部准教授の衛藤先生による「自閉症児における授業改善のための指導技術について~応用行動分析の理論に基づいて指導方法を検討する~」の講義・演習でした。
応用行動分析については、問題行動の改善に向けた教育的効果の高さから、学校内外の様々な場で研修会が開かれているため、知識としては知っているという方々も多くいたようです。
しかし、知識は得ていてもいざ実践で使うとなるとどうしたらよいのか…と考えていた方も多かったようです。
その点でも、今回の演習は、日々の教育につながる「知識」と「実践」の架け橋となったのではないかと感じています。
グループ協議もとても活気があり、話し合う中でそれぞれの暗黙知を形式知にできたことで、複数の目で見る大切さを感じられたかと思います。
190cmを超える長身・豪腕の衛藤先生から放たれる直球が、ドシンと響いた素晴らしい時間でした。
また、午前10:00からのオプション1では、恒例の「となりの~」シリーズによる、「それいけ!となりの自立活動~part2」がありました。
午前の部としては過去最高の動員で、50名に迫るたくさんの皆さまに参加していただきました。
今回は、かし特支荒井さん&小岩さん、上尾特支岡田さん、3名の「自立活動」の実践報告でした。
それぞれ15分程の映像を見たあと、なんと衛藤先生から直々に指導講評をいただきました。
それぞれの実践について、よかった点を挙げてもらいながら大切なポイントをおさえ、さらにステップアップするための指導もしていただきました。
報告していただいた先生方も、参加されていた先生方も、深くうなずくことの多い、とてもわかりやすい研修となったのではないでしょうか。
そして、恒例のオプション2「宴会」も、盛大に開催されました。
当初、こじんまりした人数が予定されていましたが、スマホアプリや衛藤先生のお話の続きが聞けるということで、結局25名ほどの賑やかな宴会となりました。
今回の宴会は、これまでにないほどの盛り上がりで、とても楽しい交流ができました。
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ということで、第8回学習会、無事終了となりました。
ご協力、ありがとうございました。
この会に参加していただいている方々の傾向として、以前参加したことのある方が再び参加してくださることがとても多く見られます。
また、その方々のクチコミによって、初参加の方々もたくさん参加していただいているということが、参加人数がどしどし増えている要因なのかなと感じています。
若手からベテランまで、幅広い経験層の方々が集まる会なのですが、アンケートを見ると、皆さまに非常に高い評価をいただいております。
今後も、楽しい企画を行っていき、皆さまとよりよい障害児教育を実現していけたらと考えております。
今後とも、ご協力よろしくお願いいたします。
(宮前)