天使の梯子の彼方へ

ママのひとり言
  天使の梯子の彼方のまいこへ。。

子供を亡くした親の会

2013-06-06 14:32:39 | Weblog
今さらだけど・・・
先日の子供を亡くした親の会の事を記します。

名古屋にて、友人が主宰する子供を亡くした親の会の集まりがあり参加してきました。
今回はランチ、親の会、夕食会、お泊まり会の流れでしたが
わたしは親の会とお夕食会に参加。

今回の集まりには、
まいこを亡くして初めてたどり着いた親の会で知り合い、
一緒に東京に江原啓之さんの公演に一緒に行った5年余のお付き合いの友人も
はるばる、愛媛と広島から参加されるとのことで
参加しめきりのぎりぎりに参加表明すると言うどたばたでしたが
この会のみなさんはいつも、そんな私を温かく受け入れてくださいます。


昨年のお泊まり会から1年ぶりの方、

子供を亡くした親の会

そしてそれ以後に会員になられた方、
初めてお会いするけど、ネットでお付き合いがある方・・
30人ほどの参加でした。

親の会は自己紹介の全体会に始まり、グループに別れ話を深める。
もう一度グループ変えをし、またお話。


話の内容までは記せませんが、
自分が抱えている闇と同じものを抱えている仲間、
抱えている、後悔、困惑、苦しみ、虚しさ・・
どんな話をしても皆が、同じ同じと、
自分だけじゃなくみんな同じなんだと安心したり・・

時間はあっという間に過ぎるものですね。

夕食会場に場所を移し、
今度はくじ引きで席を決め・・

そこでは、5年余ぶりの再会を果たした友人の隣の席に。
美味しお食事を頂きながら楽しいおしゃべりは尽きることはありません。

一緒に帰る約束をしていた友人たちが引き揚げる時には
話は弾みに弾み、
結局食事会がお開きになるまでお喋りを楽しみました。

先を歩く人の言葉には重みがある。
私には大きなこの先生きていく道しるべになるような言葉を頂きました。

そして、
私の後ろを歩く人には
こんな私でも、少しずつ立ち直って、前を向いて生きているように見える事も、
大きな気づき。

私も、あなたのようになれますか・・・・その言葉は、

わたしにとって大きな励みになりました。


私、進めてる?そう問う私に、

『あの頃のあなたボロボロで、どう声を掛けていいのかさえ悩むくらいだったわ』と友人に言われ、
『最近、あなた変わったと思うよ。ブログの内容も変わったし・・』
『あなたにはここまでの時間が必要だったのね・・』

少しくらいすすめても、少しくらい前向きになっても、
少しくらい元気になっても、
まいこへの思いは少しも変わらないし、

逢いたくて逢いたくてたまらないし、この手でぎゅっと抱きしめたくて仕方がないし・・
あの時何かが違ったら・・という後悔もなくならないけど、

時間薬なんて言葉嫌いだけど、
でも、これが時間薬なんだなってそう思う時がある。

親の会で同じグループになって話をした方が
実はもっともっと苦しい時にお互いのブログを読んで支え合った方だったり、
まいこの大学の卒業生だったり・・

まぁって言うようなこともたくさんありました。


楽しい時間を過ごし、家に帰りついたのは日付が変わる直前、

どうだった?と聞く主人に
どうやら満面の笑みで『楽しかったわ~』と答えたらしい私。

子供を亡くした親の会の集まりに行って楽しかったって言うのもおかしいものだねとパパは笑った。


いつもなら・・
楽しかっただけでなく、何か気づきを期待するパパだけど、
あまりにも楽しげに話す私に、
楽しかったのなら行って来てよかったねと言った。


この6年余、
一緒に生きてきてくれた人がいるんだなぁ・・
こんなわたしのこと心配してくれてた人がいたんだなぁ・・・

今、こうして生きてる事を喜んでくれる人がいる。
そして愛しい我が子に逢う時に胸を張って逢えるように一生懸命生きようよと励ましてくれる人がいる。


わたし、幸せなだなぁ・って思う。

失くしたものは大きい、でもたくさんのものを得たのも事実。

まいこの計らいなんだ、そう思う。
おかあさんにたくさんのお友達をありがとう、まいちゃん。



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8 コメント

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Unknown (mihomama)
2013-06-07 22:37:25
自然体のまいこママの言葉、その通りで心に沁みます。お互い愛する娘に会える日まで、今このときこの瞬間を楽しみましょうね。それがきっと家族の幸せにも繋がりますよね。
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mihomamaさん (まいこママ)
2013-06-08 14:57:29
最近は流れるように生きてます。
それでいいと思うようになりました。

楽しい思いも、寂しい想いも、虚しい気持ちも、
いろんな思いを共有しながら
自分らしく生きていければいいなって思うこの頃。

自分で生きやすい方法を探しながら行くよ。
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Unknown (たくまま)
2013-06-08 17:34:10
良い時間を過ごせて良かったですね。
抱える悲しみが同じもの同士。
話は尽きないでしょうね。

時間薬…私もこの言葉が嫌いですが、
さいきんあるのかなぁと思えるように
なってきました。
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Unknown (ななはは)
2013-06-08 18:02:42
子どもを亡くしたという悲しい共通…
でも、だからこそ話せること、過ごせる時間なのでしょうね

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たくままさん (まいこママ)
2013-06-09 22:08:06
気を張ることもなく、素直に心のままにお喋りが出来ました。
話は尽きませんね。
どんな思いも共感できる、
そしてどんな言葉も受けいれられるそんな時間でした。

時間薬・・そんなのあるわけないと思っていました。
これが時間薬なんだって思うことも本当は嫌なんだけど・・
でも、あるんだな、時間薬って・・と
最近思うようになりました。
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ななははさん (まいこママ)
2013-06-09 22:09:37
楽しい時間を過ごす友人との仲も取り戻してきていますが、
やっぱり、同じ経験をした人の中にいると
素直に気持ちが出せますね。

そんな時間を持てることが有り難いと思います。
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二十年の人生 (中村英雄)
2014-12-11 12:36:56
私は5年前に、海の事故で20歳の娘を亡くしました。娘は大学の部活の合宿で高知に行ってました。桂浜の公園近くの宿に宿泊し,近くの温泉に行くためグループで海岸の通り歩いていたとき、綺麗な波にひかれ砂浜に降りて水遊びをしていたとき、大波が襲いました。私の娘は泳げず、離岸流に流され溺れてしまい、心肺停止の連絡を受け高知に向かいました。最後まで意識は戻らず2週間後に息をひきとりました。以後、娘と同年代の女性を見ると娘を思い出し、目頭が熱くなったり、泣いてしまうことが時々あります。娘が亡くなり、仕事や人生に希望がもてず、気持ちが落ち込んだ時に死にたいと思うことがあります。今の状況を抜け出すことは難しいと思いますが、気持ちを前向きにもちたいと思っています。同じ境遇の方とお話しし,転機のきっかけを模索したいと思っています。
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山田さま (まいこママ)
2014-12-11 21:04:29
我が子を亡くす、、
普通ではあり得ないことが自分の身に降りかかり
大袈裟に言えば何もかもが変わってしまいました。

自分自身も
自分が生きる世界も、色も空気も温度も景色も
とにかく何もかもが変わってしまいました。

それでも、、どんなに苦しくても悲しくても寂しくても
悔しく虚しくても生きていかなければなりません。

同じ経験をした人達に救ってもらいました。
ありのままの思いを受け止めてもらい
共感してもらい、時に叱咤激励してもらい、

先を歩く方の背中を追いかけながら、
一緒に歩く方に手をつないでもらい、
後ろを歩く方に背中をおしてもらい
今の私がいます。

子供を亡くした親の会もいろんなところで
開催されています。
近くにあれば是非参加してみてください。

会に参加できなくても
同じ経験をした人達に心のうちをきいてもらうだけでも
随分らくになります。

こうしてblogを通して思いを聞かせてもらっても
構いませんよ。
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