秋には、旬のものが食卓にあがる。ぎょうざは?春夏秋冬を問わないが、
残暑きびしい夜、ビールを飲みたい時には、近くの燕京亭のぎょうざが
食べたくなる。
天真庵の寺子屋では、この季節になると、安い(強調)赤ワイン、でも余計な
添加物が入っていないものに、かぼすをしぼり、久保さんの黄瀬戸の片口にいれて
飲む。すると誰彼となく「秋だ」という。
今朝は、島源さんの「さんまのみりんぼし」がちゃぶ台にのった。島源の魚を食べると、
元気100倍になる。
三連休は、全国から(中国人や韓国人たちも、襲撃ではなく、お茶をしにくる)いろいろな
お客さまがきた。昨日は、せっかく遠くからこられたであろうお客さまと、ろくに口もきけない
ような状況だった。
今日は「書」の会。
今朝の新聞にアサヒビールのなんやらゆう会長の訃報があった。経団連の会長までやったことが
ある勢いのある時、「念ずれば花開く」という本を書いた。でもこの言葉は、四国で「詩国」という新聞に
詩をつづり続けた詩人、坂村真民さんの言葉のパクリだ。社会的に影響を与える地異にある人が、人格を
疑われるようなことが、日常茶飯な昨今には、あまり新鮮な箴言ではないけど、すごく頭にきたことを
思い出す。
この夏休み、田舎の本箱の片隅にその真民さんの詩集を見つけ、読みなおしていると、
足利紫山老師のことが書いてあった。100歳過ぎに書いた書を床の間に飾っている、
とのことだった。天真庵の二階にいく階段に、奇妙な「書」がある。
「竹」と書いてあるのだが、まさに足利紫山老師が「100歳を過すぎて」書いた竹だ。
坊さんの字は、説教くさくて好きでないが、さすがに100を過ぎると、悟りの境地
みたいな風合いがいい。
二階には、亀田窮楽の掛け軸がかかってある。書家の字も、「型にはまっている」ものが
多いし、「どうだ」みたいにえばっているのも多く、えてして気品のかけらもないもの
が多いが、亀田窮楽のは、飄々とした文人のそれに似ていい。
ギャラリーを初めてから、南條先生の寒山拾得の絵と、白井晟一さんの書はずっと飾って
ある。ピアノの横に飾ってある「生」が、白井さんの書。
文人の書としては、最高峰だといわれている。
「生かされている」「人を生かす」というように見える。珈琲では「生豆」、蕎麦も「生そば」
でもあるし、ときどきこの空間で、ライブ(生音)が鳴り響き、集客を問わず、「生きている、を、
共に楽しむ」というのにピッタリな書だ。
明日は落語。
落語もライブがいい。19時から2000円。
残暑きびしい夜、ビールを飲みたい時には、近くの燕京亭のぎょうざが
食べたくなる。
天真庵の寺子屋では、この季節になると、安い(強調)赤ワイン、でも余計な
添加物が入っていないものに、かぼすをしぼり、久保さんの黄瀬戸の片口にいれて
飲む。すると誰彼となく「秋だ」という。
今朝は、島源さんの「さんまのみりんぼし」がちゃぶ台にのった。島源の魚を食べると、
元気100倍になる。
三連休は、全国から(中国人や韓国人たちも、襲撃ではなく、お茶をしにくる)いろいろな
お客さまがきた。昨日は、せっかく遠くからこられたであろうお客さまと、ろくに口もきけない
ような状況だった。
今日は「書」の会。
今朝の新聞にアサヒビールのなんやらゆう会長の訃報があった。経団連の会長までやったことが
ある勢いのある時、「念ずれば花開く」という本を書いた。でもこの言葉は、四国で「詩国」という新聞に
詩をつづり続けた詩人、坂村真民さんの言葉のパクリだ。社会的に影響を与える地異にある人が、人格を
疑われるようなことが、日常茶飯な昨今には、あまり新鮮な箴言ではないけど、すごく頭にきたことを
思い出す。
この夏休み、田舎の本箱の片隅にその真民さんの詩集を見つけ、読みなおしていると、
足利紫山老師のことが書いてあった。100歳過ぎに書いた書を床の間に飾っている、
とのことだった。天真庵の二階にいく階段に、奇妙な「書」がある。
「竹」と書いてあるのだが、まさに足利紫山老師が「100歳を過すぎて」書いた竹だ。
坊さんの字は、説教くさくて好きでないが、さすがに100を過ぎると、悟りの境地
みたいな風合いがいい。
二階には、亀田窮楽の掛け軸がかかってある。書家の字も、「型にはまっている」ものが
多いし、「どうだ」みたいにえばっているのも多く、えてして気品のかけらもないもの
が多いが、亀田窮楽のは、飄々とした文人のそれに似ていい。
ギャラリーを初めてから、南條先生の寒山拾得の絵と、白井晟一さんの書はずっと飾って
ある。ピアノの横に飾ってある「生」が、白井さんの書。
文人の書としては、最高峰だといわれている。
「生かされている」「人を生かす」というように見える。珈琲では「生豆」、蕎麦も「生そば」
でもあるし、ときどきこの空間で、ライブ(生音)が鳴り響き、集客を問わず、「生きている、を、
共に楽しむ」というのにピッタリな書だ。
明日は落語。
落語もライブがいい。19時から2000円。