長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

ねっと31

2011-08-31 12:44:22 | Weblog
今日で8月が終わる。

今月は、前半は夏休をとって、体調も心調もリセット
できて、絶好調だった。途中の猛暑の最中に、お店の
クーラーが壊れ、先週はクラシックな電動ミルが
クラッシュした。クーラーがこわれたのはアクシデントだった
けど、3日間くらい汗ダクになり、毛穴に宿便みたいに
たまったアカなんかも流れでたのか、新陳代謝がよくなった、
そんな気もした。

電動ミルは2つあったんだが、もしものときは、「石臼があるさ」
と予備のミルは故障したまんまだった。でも、そのもしもになって、
「石臼ミル」が大活躍。
電気やガスは便利だけど、地震や台風などがきて、とまったら、
今の生活の中では、不便極まりない。「いざ」の時に、「生命」を守る
道具を身近に置いているのは、とても大事なことだと思う。

今日はお店は休み。
夕方7時から「ねっと31」
毎日毎日の日常を繰り返していくと、晦日がくる。
31日がある晦日に、縁ある人たちと、音楽を聴きながら
ともに楽しむ、というのが趣旨。
今日は、女性ジャズ歌手として頭角をあらわしてきた国貞雅子
さんの歌を聴きながら、わいわいやろうと思う。

セシル・モンローが旅だった。ぱーと2

2011-08-30 08:30:12 | Weblog
昨日は、セシル・モンローさんと、いっしょに活動している
ピアニストの大石学さんから電話があった。演奏の旅先から・・
先週ふたりで、カウンターに座って、談論風発したのが最後に
なった。彼は広島でモンローさんと演奏して、その後めずらしく
夜中まで飲んだ、そんな話をしていた。

うらぶれた十間橋通りに、彼が「ハーイ」と元気に挨拶すると、まるで
ニューヨークかブルックリン(モンローがよくそういってた)にいるような
感じになった。ひとりのひとがいるだけで、その街のイメージがかわる場合がある。
恋しているが、その相手が住んでいる街をイメージするように・・。
あの天才ドラマーは、そんな存在だった。

昨日は、タイムドメインで、モンローさんのドラムのCDを聴きながら
「偲んだ」。

今日は「順受の会」
人の世のはかなさや、人間がいかに生きてきいたか、とか、
自然と人間のかかわりかた、とか、これからいかにして生きるか、
とかをのヒントを自分で考える「きっかけをつくる勉強会」

明日は「ねっと31の会」
国貞雅子がピアノを弾きながら、生で歌ってくれる。
お店は休み。19時から、会費4000円。

9月2日(金) 天真庵クラシックライブ

演奏:赤松林太郎(ピアノ)

19時開場 19時半開演 ¥4,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)

4日(日) タケシィ 三線(サンシン)らいぶ

演奏:タケシィ(三線)

19時開場 19時半開演 ¥2,000(蕎麦・珈琲 付き)

14日(水) トリオライブ

演奏:穴澤雄介(ヴァイオリン)・高木将雄(ミニドラム)・平林三和(ピアノ)

19時開場 19時半開演 ¥2,500(蕎麦・珈琲 付き)

23日(金・祝) 二かい de 落語 <12名限定>

演奏:千里家 万馬 「無いもん買い」

19時開場 19時半開演 ¥2,000(蕎麦・珈琲 付き)





セシル・モンローが旅立った

2011-08-29 07:40:29 | Weblog
こんなこと起きてはいけないけど、
27日に千葉の舘山で、ボディーボードをやっていて
波にさらわれたらしい。
先週このブログで紹介したばかりなのに・・・鎮魂。


いまから「卵かけごはん」
月曜日の朝は、これがないと始まらない。
夕方は、タイムドメイン。

明後日は「順受の会」
天真庵を寺子屋みたいにした張本人というか、原点。

水曜日は「ねっと31」31日になんとなく集まって、ジャズとか
弾き語りを聴く会。今回は国貞雅子のジャズ。

もうすぐ9月

2日(金) 天真庵クラシックライブ

演奏:赤松林太郎(ピアノ)

19時開場 19時半開演 ¥4,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)

4日(日) タケシィ 三線(サンシン)らいぶ

演奏:タケシィ(三線)

19時開場 19時半開演 ¥2,000(蕎麦・珈琲 付き)

14日(水) トリオライブ

演奏:穴澤雄介(ヴァイオリン)・高木将雄(ミニドラム)・平林三和(ピアノ)

19時開場 19時半開演 ¥2,500(蕎麦・珈琲 付き)

23日(金・祝) 二かい de 落語 <12名限定>

演奏:千里家 万馬 「無いもん買い」

19時開場 19時半開演 ¥2,000(蕎麦・珈琲 付き)




隅田川花火大会

2011-08-28 08:22:07 | Weblog
昨日は隅田川花火大会だった。
日本中が、なんとなく自粛ムードで、へこんでいる感が
ただよっているけど、さすがに昨日は夕方に近づくにつれ、
ざざざざしてきた。お店は4時で閉め、5時からは、
「もにじんさん」たちのライブ。PAの調子が悪いのと、
注文した新しいのがまにあわなかったので、昨日は「生おと」
でやってもらった。
音楽も花火も「生」がいい。

華道はもともと、仏さまに手向ける、からスタートしている。
そんな意味からいって、夏に花火をやるのは、日本人のそんな
宗教観からきているものだと思う。路地裏から垣間見る花火に、
人の世のはかなさと、あやうげな刹那みたいなものを感じながら、
久保さんの斑唐津のぐいのみで、「早春」を飲む。
どちらも、三重県菰野町産だ。

今日は「エリカ庵」
えりさんとりかさんがやってきて、二階がリラクゼーションの間になる。
夏のケアーは夏にやっておくといい。

明日は「卵かけごはん」
月曜日の朝は、これがないと始まらない。
夕方は、タイムドメイン。

明後日は「順受の会」
天真庵を寺子屋みたいにした張本人というか、原点。

水曜日は「ねっと31」31日になんとなく集まって、ジャズとか
弾き語りを聴く会。今回は国貞雅子のジャズ。

もうすぐ9月

2日(金) 天真庵クラシックライブ

演奏:赤松林太郎(ピアノ)

19時開場 19時半開演 ¥4,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)

4日(日) タケシィ 三線(サンシン)らいぶ

演奏:タケシィ(三線)

19時開場 19時半開演 ¥2,000(蕎麦・珈琲 付き)

14日(水) トリオライブ

演奏:穴澤雄介(ヴァイオリン)・高木将雄(ミニドラム)・平林三和(ピアノ)

19時開場 19時半開演 ¥2,500(蕎麦・珈琲 付き)

23日(金・祝) 二かい de 落語 <12名限定>

演奏:千里家 万馬 「無いもん買い」

19時開場 19時半開演 ¥2,000(蕎麦・珈琲 付き)



ぶっかけそば

2011-08-27 08:11:54 | Weblog
休みにけっこう辛い、辛味ダイコンを
手にいれた。
ので、きのうの「ねんどの会」は、それをつかって
「ぶっかけそば」をつくった。小学生のみくちゃんには、
すこし辛すぎたみたい。でもほんとうの「辛い」という味を
味わうのも、大人への道かも・・
どうやら、この国のリーダーも変わるみたいだけど、
てめえらの利害得失みたいな近視眼ではなく、子どもたちの
未来に焦点をあてられるようなリーダーを望みたいものだ。

今日は、朝から雨模様。隅田川の花火大会なので、なんとか
晴れてほしいものだ。
5時から、「もにじんの浴衣ライブ」
お店は4時に閉店します。

明日はエリカ庵。

月曜日がタイムドメイン。
火曜日が「順受の会」
水曜日が「ねっと31」

いよいよ8月もおわり。芸術の秋がくる。

2日(金) 天真庵クラシックライブ

演奏:赤松林太郎(ピアノ)

19時開場 19時半開演 ¥4,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)

4日(日) タケシィ 三線(サンシン)らいぶ

演奏:タケシィ(三線)

19時開場 19時半開演 ¥2,000(蕎麦・珈琲 付き)

14日(水) トリオライブ

演奏:穴澤雄介(ヴァイオリン)・高木将雄(ミニドラム)・平林三和(ピアノ)

19時開場 19時半開演 ¥2,500(蕎麦・珈琲 付き)

23日(金・祝) 二かい de 落語 <12名限定>

演奏:千里家 万馬 「無いもん買い」

19時開場 19時半開演 ¥2,000(蕎麦・珈琲 付き)




星野村の茶

2011-08-26 08:41:11 | Weblog
今日の4時に「レディース4」という東京テレビで、
天真庵の「石臼挽き水出しコーヒー」が紹介される予定。
なので、昨日はとれたての「水出しコーヒー」をテレビ局に
もっていった。その前にオリナスの前の「すみだ珈琲」で
タンザニアキリマンジャロを一服。
江戸切子のコーヒーカップで供されるコーヒーは、
「下町時間」みたいなゆったりした気分になる。

夕方は煎茶のお稽古のため、青山へ。青山通りで、大坊珈琲の
大坊さんとばったりあう。先日きていただいたお礼をいう。
茶人みたいな人だ。
向田邦子さんもひいきにした珈琲店。

昨日のお茶は、夏休に帰省した時にたちよった「星野村」
の玉露。それを、陶芸家・久保忠廣さんのふたつきの志野に
入れて一服。中国茶みたいなのみかた。玉露の甘露な味わいは
「日本人がつくった最高峰のお茶」だと思う。
天真庵も「玉露」は、8月から「すすり茶」でだすことにした。
星野村の風を感じるような玉露を味わってもらいたいと思う。

今日は、ねんどの会。こねるのまいかさんが
元気にやってきて、こてこての大阪弁をしゃべくりながら、
ねんどでいろいろなものをこしらえる会。
日常のなかの「ものつくり」にはかかせない「手」をうごかすには、
ねんどをこねる、というのは最高だと思う。

明日は「墨田花火大会」
5時から「ものじんコンサート」年に一度の浴衣ライブ。
お店は4時で閉店。

明後日は「エリカ庵」
じめじめして、寝付かれず、すこしバテぎみの人は
いまのうちにケアーしたらいいと思う。



風狂なお店

2011-08-25 08:55:44 | Weblog
昨日は歩いて業平橋のマックの前までいった。
書の人らと暑気払いにいく待ち合わせ。
押上駅前の京成橋の近くにもマックがあり、
そこから見上げるタワーがいい。シンメトリでなく
足が左に流れるようなラインが力強くていい。
昨日は「まるで、魔法の箒」みたいだと思った。
寒山拾得図で、拾得は箒をもっている。
平成とは世界中の政治や経済が混沌とし、神様が
大掃除をして、平たく成る、という言霊らしいが、
この箒はそれの象徴になるかもしれない、とか、ふと
思った。

いったお店は80年の歴史のある料理屋で、二階に
あがると、書が飾ってあった。その中に、楓橋夜泊の
一節が揮毫されたものがあった。

最後に主人と挨拶をした。詩吟の先生でも
あるそうだ。時間があり興じると、お座敷でも
詩吟をやってくれるらしい。
「こんどぜひ、楓橋夜泊をやってください」と頼んだら、
「よろこんで」という返事をもらった。

今日は、煎茶のお稽古
煎茶の先生の奥様は、西條八十の孫にあたる人だ。
西條八十の「蘇州歌曲」の最後に
♪鐘がなります寒山寺
というのがある。この楓橋夜泊からイメージしたものだと
思う。日本人は昔から、「寒山拾得」を、知らない間に
教えられてきた。そんないいものまで、掃除させられたく
ないと、つくづく思う。

楓橋夜泊 
      
月落ち烏啼ないて霜天に満つ  
江楓こうふう漁火ぎょか愁眠に対す
姑蘇こそ城外の寒山寺かんざんじ
夜半の鐘声しょうせい客船かくせんに到る






休み

2011-08-24 16:32:41 | Weblog
今日は朝一番で千葉へ野菜の調達にいってきた。
ところどころで、雨に打たれ、車も自然にシャワーを
あびたように洗車され、気持ちがよかった。
先週は、蕎麦屋にいった後に、「大和の湯」というところへ
いった。露天風呂から見る普通の里山の風景がいい。
今日は君津まで足をのばし、千寿の湯で、足をのばし、
その後、そこで枝豆とカワエビをつまみにビールをグビッ。

さきほどかえってきて、お店による。明後日(金)の
テレビ東京の「レディース4」という番組の中で、「石臼挽き
水出し珈琲」が紹介される予定なので、それようの焙煎をする。
焙煎の途中で、若い女性4人がお店の前を通り、「ショック、
やすみだ~~~」みたいな奇声が聞こえた。その後に、
ショップカードをとりながら、ぼくの似顔絵を見て
「このおじさん、きにな~る」とかいう声。
珈琲の豆は木になるけど・・ま、どうでもいいけど。

今日はこれから、書の会の暑気払いが向島?であるので、
これを書きおえたら、もう少し仕込みをして、でかける。

明日は「煎茶のお稽古」。そのついでに、水出しコーヒーを
テレビ局にもっていく。不思議な出前。

27日は隅田川花火大会で、5時から「浴衣ライブ」があるので
4時で閉店。





ちょっと前の普通の生活の中にあるさりげない幸せ

2011-08-23 08:09:21 | Weblog
そんなとこに光をあてるのが、うまかった作家、
として向田邦子さんのことが、彼女の命日昨日の
「天声人語」に書いてあった。

ちょうど先日のスケッチの日に、みんなで昔の手まわしの
「えんぴつけずりき」で、えんぴつを削っている様子を見て
「なつかしいな」と思ったばかり。
「手をつかう」「できることは自分でやる」「ものを大切にする」
ことは、見ていても、ほのぼぼするものだ。

ちょうど実家から「しらす」をもらってきたので、向田邦子さん
の本から盗んだ料理をつくった。
「魔法のフライパン」(そんな名前のフライパン・注文してくるまで
3年くらいまった)に、ごま油をひいて、そこにシラスと、おろした
にんじん(できたら、竹のおろしきでおろすといい)をなげいれて。
適当に炒め、最後に「えい」と気合を入れて、かえし(醤油でもいい)
をいれる。それだけ。酒のつまみにいい。易の勉強会に集まった
女子たちといっしょに食べ、飲んだ。年をとると酔ってくると、すぐに説教を
てれる。「自分の話ばかりするな」「話がしつこい」「おい、木村・・」(
お客を呼び捨てにする。「おい、戦車・・」(これは、日常茶飯の挨拶
みたいなかんじ?)
女子には、とくにしつこくいうことがある。
同じ話をしても
「人の話をすることにより、その人も、話している人も生きる」ことと、
「その人も、話している人も下げる話し方」がある。
簡単にいうと、「自分をめだたせよう」という気があると、後者になる。
でも、どうせ話をするなら、自分を「無」にして、前者みたいなほうが、
いい、と思う。

今日は「英語で蕎麦会」
岩本先生は、酒の飲み方、日本語の話方、TPO・・・で
池袋時代からぼくにいちばん、説教されてきた人かも・・・?
今日は新人が3名。
また、変わった人が、天真庵の寺子屋デビューをはたす。

もうすぐ9月。ぼくの誕生日をまたいで、ふたつのライブがある。
誕生日は、押上文庫で飲む。


2日(金) 天真庵クラシックライブ

演奏:赤松林太郎(ピアノ)

19時開場 19時半開演 ¥4,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)

4日(日) タケシィ 三線(サンシン)らいぶ

演奏:タケシィ(三線)

19時開場 19時半開演 ¥2,000(蕎麦・珈琲 付き)

14日(水) トリオライブ

演奏:穴澤雄介(ヴァイオリン)・高木将雄(ミニドラム)・平林三和(ピアノ)

19時開場 19時半開演 ¥2,500(蕎麦・珈琲 付き)

23日(金・祝) 二かい de 落語 <12名限定>

演奏:千里家 万馬 「無いもん買い」

19時開場 19時半開演 ¥2,000(蕎麦・珈琲 付き)






易がおもしろい

2011-08-22 06:08:36 | Weblog
今年から始まったけど易はおもしろい。
今日は、その「易の勉強会」

先生の福田さんは、昨年に知り合った。コネルの開店の日に
コネルであった。街で出会っていたら、絶対に知り合いに
ならなかったと思う。これも、出会い、運命、易みたいな
ものだ。必要な人とは、はやくもおそくもなく、ちょうど
いいタイミングで出会うものだ。

彼の事務所で最近「自彊術体操」が始まった。
先週参加した。おれも、易学から命名されたもので、東洋哲学の
叡智が内包されている。自分で自分をよくする体操。
天地自然の理そのものみたいで、たいへん体もこころも絶好調になる。
毎週水曜日にやっている。楽しみだ。

先週までうだるような暑さだったのが、きゅうに冷えてきたので、
アフリカから南極にきたみたいで、体の管理も難しい。
ビールをグビグビやっていたのが、熱燗がほしくなる。
今日は湯豆腐に熱燗で、みんなで易の後にやろうか?

朝は「卵かけごはん」
やはり朝ごはん、しかも月曜日の朝はたいせつな朝ごはん。