昨日は木工のい般若君がカウンターの籐の椅子と、玄関の引き戸を
はめにきてくれた。昨日は現場にはいかなかったけど、すごく気になる。
取っ手は、金工の角居君がつくってくれた。「いいとこどり」ではないけど、
それがなければ、ただの木、みたいに見える。
夕方は、般若君と江戸一で飲んだ。35年になる檜のカウンターには、酒豪たちの
「暦」が積み重なれ、えもいわれぬ雰囲気が漂っている。
折敷に白磁の酒器で燗酒を独酌で飲む、のが流儀。真夏でも9割の人が、白鷹の
燗酒を楽しんでいる。お客が店を育て、お客を育て、お互いの共育するような「学び場」でもある。昨今、こんなにいい店が少なくなった。
そこのお店には短冊に、さらりと「一斗二升五合」と書いたものが飾ってある。
「一斗」・・・五升の倍・・・ご商売
「二升」・・・・・・・・・・ますます
「五合」・・・一升の半分・・ご繁盛
禅問答みたいだけど、人生の妙味みたいなものを感じられる。
はめにきてくれた。昨日は現場にはいかなかったけど、すごく気になる。
取っ手は、金工の角居君がつくってくれた。「いいとこどり」ではないけど、
それがなければ、ただの木、みたいに見える。
夕方は、般若君と江戸一で飲んだ。35年になる檜のカウンターには、酒豪たちの
「暦」が積み重なれ、えもいわれぬ雰囲気が漂っている。
折敷に白磁の酒器で燗酒を独酌で飲む、のが流儀。真夏でも9割の人が、白鷹の
燗酒を楽しんでいる。お客が店を育て、お客を育て、お互いの共育するような「学び場」でもある。昨今、こんなにいい店が少なくなった。
そこのお店には短冊に、さらりと「一斗二升五合」と書いたものが飾ってある。
「一斗」・・・五升の倍・・・ご商売
「二升」・・・・・・・・・・ますます
「五合」・・・一升の半分・・ご繁盛
禅問答みたいだけど、人生の妙味みたいなものを感じられる。