昨日はお花のお稽古だった。はじめて生花(しょうか)というのを勉強した。
日本人が古来より、神にお供えした「かたち」の基本をやっていると、DNAの
中の日本人がよみがえるような気がした。
午後に升さんが新作の急須を持ってこられた。陶漆・・・といって、陶器に漆を
練りこんだ手法でつくったもの。カウンターの上に飾っていると、何人かが
「これ売り物ですか?」ときいてきた。「中身(お茶)だけが売り物です」と
答えた。そのひとりが、一時間後に、「この急須で玉露を入れてください」
とふたたび来店されたので、ていねいに玉露を入れて、おだしした。
玉露を入れるとき、左手に急須をつつむようにして、気をこめる。そのときの
感触が「うるし」のつるりとした肌触りが、なんともいえない風合い。
その後、友だちが遠山満の書を骨董やで見つけた、といって来店。
福岡の玄洋社の創始者で、戦前右翼のボスとして、活躍した人。
文人墨客みたいな人たちが、昨日は勢ぞろいした。
日本人が古来より、神にお供えした「かたち」の基本をやっていると、DNAの
中の日本人がよみがえるような気がした。
午後に升さんが新作の急須を持ってこられた。陶漆・・・といって、陶器に漆を
練りこんだ手法でつくったもの。カウンターの上に飾っていると、何人かが
「これ売り物ですか?」ときいてきた。「中身(お茶)だけが売り物です」と
答えた。そのひとりが、一時間後に、「この急須で玉露を入れてください」
とふたたび来店されたので、ていねいに玉露を入れて、おだしした。
玉露を入れるとき、左手に急須をつつむようにして、気をこめる。そのときの
感触が「うるし」のつるりとした肌触りが、なんともいえない風合い。
その後、友だちが遠山満の書を骨董やで見つけた、といって来店。
福岡の玄洋社の創始者で、戦前右翼のボスとして、活躍した人。
文人墨客みたいな人たちが、昨日は勢ぞろいした。