昨日は富川さんの「19世紀ギターの夕べ」は、とても素敵なライブだった。
一昨日のマリオネットの吉田さんが演奏したマンドリュートという楽器は、
今年で100歳になるということだ。お祝いに、吉田さんがワインを飲む、
といっておられた。昨日富川さんが演奏したギターは、1830年ころにフランス
で作られたもの。桜の木をベースに、ふちどりの文様はくじらのひげなどが使われていて、「おーる天然素材のギター」だ。
クラシックギターの黄金期は1850年くらいらしい。たぶんそのころに油の乗っていたギタリストが、パリの街を闊歩しながら、そのギターを奏でていたのだろう。200年近い歴史の中で、途中ロンドンに渡ったことがあるらしい。
そしてまたいろいろな人に弾かれ、いろいろな人を感動させ、日本にやってきた。
音楽というのは、一瞬で終わってしまうけど、感動とか思い出というのは永遠だ。
そして、僕たちが人生の旅を終えても、まだ楽器たちは、縁が紡がれていき、どこかでまた感動の連鎖の旅をする、というのは素敵なことだ。
一瞬、きらめく刹那、というのは永遠のものだと思う。
今日は「お花のお稽古」。山口から月に一度原田先生がやってくる。
今日は桃を生ける予定。
お茶の世界では「一期一会」という。もちろんお花というのも
まさに、刹那の美学、みたいなもの。
滅んでいく刹那、その中に美しいものは発見するところに、わびだったり、
さびだったりするものがある。
1月はいく、2月が逃げる、そして明日から「さってきく3月」。
あっという間に時が流れていくけど、よくよく考えていくと、毎日の中に
春夏秋冬があったり、一生があったりする。
人生は生・滅・生・滅を繰り返しながら旅していくようなものだ。 合掌。
一昨日のマリオネットの吉田さんが演奏したマンドリュートという楽器は、
今年で100歳になるということだ。お祝いに、吉田さんがワインを飲む、
といっておられた。昨日富川さんが演奏したギターは、1830年ころにフランス
で作られたもの。桜の木をベースに、ふちどりの文様はくじらのひげなどが使われていて、「おーる天然素材のギター」だ。
クラシックギターの黄金期は1850年くらいらしい。たぶんそのころに油の乗っていたギタリストが、パリの街を闊歩しながら、そのギターを奏でていたのだろう。200年近い歴史の中で、途中ロンドンに渡ったことがあるらしい。
そしてまたいろいろな人に弾かれ、いろいろな人を感動させ、日本にやってきた。
音楽というのは、一瞬で終わってしまうけど、感動とか思い出というのは永遠だ。
そして、僕たちが人生の旅を終えても、まだ楽器たちは、縁が紡がれていき、どこかでまた感動の連鎖の旅をする、というのは素敵なことだ。
一瞬、きらめく刹那、というのは永遠のものだと思う。
今日は「お花のお稽古」。山口から月に一度原田先生がやってくる。
今日は桃を生ける予定。
お茶の世界では「一期一会」という。もちろんお花というのも
まさに、刹那の美学、みたいなもの。
滅んでいく刹那、その中に美しいものは発見するところに、わびだったり、
さびだったりするものがある。
1月はいく、2月が逃げる、そして明日から「さってきく3月」。
あっという間に時が流れていくけど、よくよく考えていくと、毎日の中に
春夏秋冬があったり、一生があったりする。
人生は生・滅・生・滅を繰り返しながら旅していくようなものだ。 合掌。