長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

2月がいく・・・

2008-02-29 07:30:37 | Weblog
1月が行く、2月が逃げる・・・明日から3月。

魚を焼いたり、パンを焼いたり、約束の時間を待ったりする時って、
時間がなかなか進まないけど、月日の流れは、あっという間だ。

一昨日の「リフレ」のお陰で、電車の中でも、煎茶の最中でも?
よく寝れた。体の新陳代謝がよくなって、悪いところがぜんぶでて、
いい感じの疲労感で満たされる、そんな感じ。
ふだん気がはって、でていない悪いとこが、素になって、啓蟄みたいに
ぞろぞろでてくるみたい。

明日は「一雫の会」。月に一度のお花のお稽古。
桃の花をいける練習をする。
リフレをやると、足の裏の神経が、全身にくまなく繋がっていることが
わかるように、お花の勉強をやると、日本の伝統文化が、四季や自然や宇宙
と繋がっていることが、理屈ではなくわかる。



銀ブラ

2008-02-28 11:29:04 | Weblog
昨日は、西葛西の駅前にある「リフレクソロジー」にいって、足湯と足裏マッサージをやってもらった。ここの店主は、ときどき天真庵に遊びにきてくれる。
人をリフレッシュさせたり、癒したり、元気にしてくれる人に共通するオーラを
はなっている素敵な美人だ。
3月7日の夜に「セルフエステ」をやってくれるみずえさんも、天真庵では人気ものだけど、負けないくらい素敵だ。
おかげで、今日はぐっすり眠れ、朝焙煎をして、これから「銀ブラ」をして、
煎茶にいく予定・・・・いつもどこかで寄り道をして、お茶の時間に遅れげち。

銀ブラ・・・銀座をブラブラする、みたいな意味で使われることが多いけど、
本来は「銀座でブラジルを飲む」が語源。
さきほど「ぶんぶら」(文化でほぼブラジルを飲む)をしてので、三越にいって、
秋友美穂ちゃんの「銀・遊・花・人」(銀座三越7f 3月3日(月)まで)を見てこよう。彼女は般若君の金沢美大の後輩。金沢は金箔で有名だけど、銀のジュエリーもいい。会期中は、彼女がいるので、気楽に話かけてほしい。

連休

2008-02-27 10:56:36 | Weblog
今日と明日は連休です。

朝はまだ風が強かったけど、ジョッギングしながらお店にいった。
今日は、ビン・カン・資源ごみの日。
池袋で、お店でなくギャラリーをやっていたころから、ワイン会、勉強会、
個展のオープニング、など酒びんやワインの空き瓶のでる数が多かった。
でも、お店をやり始めてからは、そのころと比べようもないくらい空き瓶がでる。
ビールはハートランドで、空き瓶はお店の人がひきとってくれる。お酒も四つ木の
杉浦さんがひきとってくれる。でも数が多いので、今日も「死神」「上喜元」「不動」「鍋島」などのビンをだした。

昨日は、山で知り合ったメンバーが「蕎麦会」にきてくれた。
みんな登山、山菜とりや、釣り、料理の達人たちだ。
山菜やきのこの季節になると、蕎麦を打って、彼らのキャンプ地で、蕎麦
を川の水を沸かして、ゆでて「山の蕎麦会」みたいな宴で、鍛えられた。
ぼくの蕎麦に「土」の味がするとすれば、きっとそれは、彼らが教えて
くれたものだ。
友だちの登山家、岩崎さんが「山は哲」と、名言をはいたけど、これからの
世の中は、「土や自然にふれて、そこから人間らしく生きていく」みたいなことが
、とても大事になるんではなかろうか?

英語で蕎麦会

2008-02-26 07:15:54 | Weblog
昨日は「順受の会」だった。
ルノアールの創業者がおじいちゃんのK君も、
ひさしぶりにきた。「ほぼぶらじる」とチーズケーキの味
を、チェックするところが、彼らしい!

昨日は、蕎麦湯で「佐久の花」という蕎麦焼酎をわって飲んだ。
天真庵のメニューに唯一ある「焼酎」。
その後は、同じ名前の日本酒。ラベルも同じなのが「家庭的?」
でいい。少し酸がある日本酒だけど、まったくじゃまにならないし、
開けて時間がたつと、おいしくなる。

今日は「英語で蕎麦会」
その前に、山の仲間たちが蕎麦会にくる。



順受の会

2008-02-25 07:04:53 | Weblog
昨日は、味噌が仕込めた。
昼間、ストーブでコトコトと長時間大豆を煮込み、
夕方に、それをつぶして、麹と塩をいれ、陶器の甕に、
焼酎を塗って、そこに入れて、ビニールをかけて、出来上がり。
あとは、秋まで、じっと待つだけ。

ゆっくり、ことこと、じっと待つ、菌の力を借りる・・・
あわてなくて、時間をたっぷりかけて・・・
これからの日本人の生き方のコツを教えてくれる。

最近、「黒豆茶とそばがきぜんざい」のセットが好評。
黒豆茶は、三杯くらい「つぎ湯」をして、最後はふやけた豆を食べる。
まるで、禅僧の食事みたい。

今日は「順受の会」。大塩平八郎を勉強中。
彼は「大塩平八郎の乱」しか教科書にかかれてないけど、
陽明学と煎茶をやっていた。いわゆる「文人」だった。

南米の風

2008-02-24 07:26:26 | Weblog
夕べは夜中中、風がビュービュー吹いていた。
昨日の「黄土を含んだみたいな春一番」は初体験。
だいたい春一番が吹くときは、女性がスカートを抑えながら
歩いたりするもんだけど、昨日は、口や花をおさえていた・笑

夕方、近所のやさしいおじさんが、CD持参で飲みにきた。
こないだまで2週間、南米を旅して、真っ黒な顔してかえってこられた。
「佐久の花」「うら霧島」「死神」の順に、ケーナやサンポーニの軽快な
音楽を聴いていると、店の中から、コンドルが飛んでいくのが、見える
ような、そんな気がした。

今日は、年に一度の「味噌の仕込み」をやる。
市販の味噌は、ほとんどが外国産の大豆を使っている。
ので、4年前から自家製にしている。豆をつぶすのが大変だけど、
けっこう楽しいものだ。

小春日和

2008-02-23 08:10:49 | Weblog
ミクシーのコミュニティーに「長屋茶房天真庵」ができたらしい。
年末に能登から遊びにこられた素敵な女性が作ってくれた。感謝。

能登といえば、ときどき珠洲の近くの「真脇遺跡」にいく。縄文人が、4000年?
以上、定住した場所。その場所にいって、心を精妙にして、呼吸をととのていると、日本人の原点みたいなDNAと波動があってくる、ような、そんな気の
する場所だ。

「コの字型人生」・・・毎日朝はやく、地下鉄にもぐり通勤し、会社のある場所
で地上にでる。帰りはその逆。まさに、コの字。
お昼はブロイラーみたいに、満席の食堂で、にわとりよろしく、出来合いのものを
つつき、夜も冷凍のぎょうざで、腹を満たす・・

真脇で長く日本人が生活できたのは、海で貝や魚、イルカなどを採り、
山できのこや山菜を取り、みんなで役割分担しながら、仲良く共同生活を
やっていったからだと思う。

春になったら、また真脇にいってみよう!

下町時間

2008-02-22 07:30:24 | Weblog
「東京カフェじかん」(成美堂出版)に、天真庵が紹介された。
きのう「あちゃーる」の店主に聞いて、煎茶のお稽古の前に、
青山ブックセンターで購入した。
木曜日は、半蔵門線で押上から表参道にいく。わずか20分ちょっと
で繋がっている。けど、同じ東京とは思えないくらい、空気も、
時間も違っている。まさに、「都会時間」と「下町時間」がある。

煎茶が終わったあと、原宿からJRをつかって、ひさしぶりに
「板橋」でおりて、蜃気楼にいった。ら、りんたろう君が
いた。お互い、関西弁をしゃべりながら、日本一の四川料理と
マスターがブレンドした紹興酒を堪能。
この店は、まるで通天閣商店街にでもあればいいようなディープなお店。

3月7日(金)の夜に「男のセルフエステ」をすることになった。


三丁目の夕日

2008-02-21 08:41:13 | Weblog
天真庵の入り口には、石のかえるが飾ってある。
板橋に天真庵があったころ、一度、灯篭がどろぼうにあったことがあった。
その時に、灯篭の脇においてあったかえるだけが、残っていた。それが今、
玄関でお客さまをでむかえている。

きのうは「かえるちゃん」が、きれいな友達を連れて蕎麦会にきた。
残念ながら、蕎麦は開店一時間くらいで売り切れていたので、
おまかせの「蕎麦屋のおまかせ酒膳」みたいな感じになった。
でも、「鳳凰美田」の生酒とか、「うら鍋島」とか・・・日本酒党には
たまらない酒があったので、楽しい会になった。

かえるちゃんは、大学の後輩。「三丁目の夕日見ましたか?」
と2年前くらいにいわれ、見に行って、その縁の延長に「押上」があったような、
そんな気がする。

この写真の路地は「たぬき通り」。今はさびれているが、その昔は、
「玉ノ井」という花町が近くにあって、栄えた商店街。
「つわものどもの夢の後」ではないけど、不思議な風が吹いている街。
写真のおばちゃんのひとりは、右の古色蒼然な建物のおかみさん。
昔「さかなや」だったらしい。通りの写真を撮っていたら、勝手に
この街の昔を説明してくれた。通りの向こうに「たぬき湯」
という銭湯がある。きつねやたぬきや魑魅魍魎がいる都会はちがって、
下町人情のあふれる通り。

今日は、煎茶のあと、板橋の「蜃気楼」で、ピアニストのりんたろう君たちと、
ディープな宴会。


さわやかおじさん倶楽部

2008-02-20 07:23:15 | Weblog
昨日は、そんな不思議な蕎麦会があった。
骨董仲間であり、南條先生のファンでもある人たちが、
7人あつまって、「昼そば」を楽しんだ。
最初は「死神」、次に「うら福小町」、最後が「上喜元」の「押切」

その中のひとりが「死神をお燗にしたら、おいしいの?」と質問。
すると、友人の元石油会社社長のNさんが
「死神がオカン(お棺)にはいったら、うまくないだろう」(笑)
座布団をあげたくなるようなお話。

日本人は、仕事や社会的に成功する人と、人格を兼ね備えた人が、
両立してない人が多いけど、昨日は、兼ね備えた人ばかりで、楽しかった。

これから、世界的に暗雲がたちこめ、日本も「食」とか「資源」とか、
「高齢化」とか、いろいろ問題があるけど、本来もったDNAを発揮すると、
このまま衰退するはずがない、と思う。

昨日書のかいで、新人の女性が、ひらがなで「おんせん、ろはす」
と書いていた。
温泉でもはいって、ゆっくり先のことを考えるのもいい。
みんなが、力をだし、汗をかいたら、笑顔でお酒が汲みかわせたり、
温泉にはいったり、こころ豊になれる時代がきてほしいものだ。