五月の音楽祭は、クラシックをやった。
その時に、お客さんが、捨て猫を見つけた。
音楽祭を企画したオーボエのかよちゃんが
「私が飼う」といって、白地に♪みたいな黒の模様から「音符」と命名され、
毎日クラリネットやオーボエを聴きながら幸せに暮らしている。
池袋時代に、近くの公園で捨てられていた犬が、公園の前の
老舗ののりやさんに拾われた。のりを買うお客さんが「あんたはラッキーな犬ね」
というもので、いつのまにか「ラッキー」になった柴犬を思い出した。
先月久しぶりに、その老舗をのぞいたら、ラッキーは元気にしていた。
天真庵に喫煙スペースがある。そこには、屋久杉のイスとテーブルが置いて
ある。蕎麦の出汁をとった後に、かつおぶしを干していると(卵かけごはんの
ふりかけになる)、一匹の野良猫が「これ食べたい」というような顔をして、
座っていた。音符によく似たねこだ。ちょっと企業秘密だけど、蕎麦の出汁には、「あご」も使っている。ので、その「あご」をあげたら、「あごが落ちるくらいうまかった」みたいな満足顔で、帰っていった。(帰る場所がどこかは定かではないが・・)
そんなことが何回かあり、ある日、朝店をあけようとすると、その野良猫が
近づいてきて「おはよう」といった。だいぶ警戒心がなくなり、距離感が
近くなってきた。名無しの権兵衛ではかわいそうなので、考えた。
「音符の兄弟で、ときどき天真庵に休みにくる・・・」
これしかない「休符」。
ちょっと発音しにくいが「きゅーふ」と呼んでいる今日このごろ。
よくくる獣医の先生が「きゅーふ、きゅーふというと、年金の給付の
ことが頭に浮かぶよ」といった。確かに、そちらはみな気にかかる。
年金の行方も気になるけど、世界中の経済や政治も、ますます混沌
として、「戦国時代」の入り口みたいな場所にいるような気分。
「ちょっと、休憩」昔から日本人はそんな刹那な幸福に「喫茶去」(きっさこ)
という言霊をつけた。大事にしたいものだ。
明日から12月。押上文庫と共同で音楽祭をすることになった。
文庫マスターの後輩にあたる「グリンピース」や「りんちゃん」
たち(東京音大)は、なんども天真庵でコンサートをやってくれた。
こんどは、3日(土)(天真庵)、4日(日)、9日(金)、10日(土)((文庫)
で、クラシック音楽会をやることになった。すばらしい音楽家たちの共演・響宴を
喫茶去してもらいたい。
3日(土) ぐりんぴーす 薩摩琵琶とピアノの音色
演奏:榎本百香 (薩摩琵琶)・伊東麻奈 (ピアノ)
19時開場 19時半開演 ¥2,000(蕎麦・珈琲 付き)
4日(土)は押上文庫でぐりぴーす。ぽろろときこうぷ。
9日(金)全グループ集合in 押上文庫
10日(土)Schoenspiel・あやとももかin 押上文庫
16日(金)
ギター じんじん フルート 坂上領
19時開場 19時半開演 4,000円(蕎麦会つき)
花火大会のライブをずっとおこなってくれている「じんじん」さんが
フルートと共演。とても楽しみな、天真庵の忘年会みたいなコンサート。
18日(日)は赤松林太郎くんのクラシック寺子屋「クリスマス・ピアノ・ライブ」
3000円(軽い蕎麦会つき)
その時に、お客さんが、捨て猫を見つけた。
音楽祭を企画したオーボエのかよちゃんが
「私が飼う」といって、白地に♪みたいな黒の模様から「音符」と命名され、
毎日クラリネットやオーボエを聴きながら幸せに暮らしている。
池袋時代に、近くの公園で捨てられていた犬が、公園の前の
老舗ののりやさんに拾われた。のりを買うお客さんが「あんたはラッキーな犬ね」
というもので、いつのまにか「ラッキー」になった柴犬を思い出した。
先月久しぶりに、その老舗をのぞいたら、ラッキーは元気にしていた。
天真庵に喫煙スペースがある。そこには、屋久杉のイスとテーブルが置いて
ある。蕎麦の出汁をとった後に、かつおぶしを干していると(卵かけごはんの
ふりかけになる)、一匹の野良猫が「これ食べたい」というような顔をして、
座っていた。音符によく似たねこだ。ちょっと企業秘密だけど、蕎麦の出汁には、「あご」も使っている。ので、その「あご」をあげたら、「あごが落ちるくらいうまかった」みたいな満足顔で、帰っていった。(帰る場所がどこかは定かではないが・・)
そんなことが何回かあり、ある日、朝店をあけようとすると、その野良猫が
近づいてきて「おはよう」といった。だいぶ警戒心がなくなり、距離感が
近くなってきた。名無しの権兵衛ではかわいそうなので、考えた。
「音符の兄弟で、ときどき天真庵に休みにくる・・・」
これしかない「休符」。
ちょっと発音しにくいが「きゅーふ」と呼んでいる今日このごろ。
よくくる獣医の先生が「きゅーふ、きゅーふというと、年金の給付の
ことが頭に浮かぶよ」といった。確かに、そちらはみな気にかかる。
年金の行方も気になるけど、世界中の経済や政治も、ますます混沌
として、「戦国時代」の入り口みたいな場所にいるような気分。
「ちょっと、休憩」昔から日本人はそんな刹那な幸福に「喫茶去」(きっさこ)
という言霊をつけた。大事にしたいものだ。
明日から12月。押上文庫と共同で音楽祭をすることになった。
文庫マスターの後輩にあたる「グリンピース」や「りんちゃん」
たち(東京音大)は、なんども天真庵でコンサートをやってくれた。
こんどは、3日(土)(天真庵)、4日(日)、9日(金)、10日(土)((文庫)
で、クラシック音楽会をやることになった。すばらしい音楽家たちの共演・響宴を
喫茶去してもらいたい。
3日(土) ぐりんぴーす 薩摩琵琶とピアノの音色
演奏:榎本百香 (薩摩琵琶)・伊東麻奈 (ピアノ)
19時開場 19時半開演 ¥2,000(蕎麦・珈琲 付き)
4日(土)は押上文庫でぐりぴーす。ぽろろときこうぷ。
9日(金)全グループ集合in 押上文庫
10日(土)Schoenspiel・あやとももかin 押上文庫
16日(金)
ギター じんじん フルート 坂上領
19時開場 19時半開演 4,000円(蕎麦会つき)
花火大会のライブをずっとおこなってくれている「じんじん」さんが
フルートと共演。とても楽しみな、天真庵の忘年会みたいなコンサート。
18日(日)は赤松林太郎くんのクラシック寺子屋「クリスマス・ピアノ・ライブ」
3000円(軽い蕎麦会つき)