かっぽれなど、座敷芸のことを幇間芸(ほうかんげい)という。
カラオケやキャバクラもない時代、旦那衆は三味とか小唄やかっぽれ
などを勉強しながら、座敷遊びに興じた。そこで、間をもたせる芸、招かざる客
でありながら、その場を盛り上げる「たいこもち」なる役割を果たしたのが幇間芸
である。「たまちゃん」こと悠玄亭玉さんは、最後の幇間といわれた悠玄亭玉介さんの弟子
で、85歳になる今でも現役で、浅草界隈の座敷に招かれると、三味線かかえて参上つかまつる。
そばと珈琲が大好物で、ほぼ毎日のごとく天真庵ののれんを、トレンドマークの赤く染めた頭を
にじり入るごとくくぐり、蕎麦を手繰り、珈琲を飲みながら風雅な道を歩いているかっこいいばあちゃん。
水曜日に蕎麦会をやった草庵に住むことになった若くて綺麗なTさんも、「三味線を習いたい」
という。たまちゃん昨日話したら「ウェルカムよ・・」と笑顔で答えてくれた。
そのたまちゃんの天真庵デビューライブがきまった。6月18日(水)。19時 2000円(蕎麦&珈琲つき)
本日が「インヨガ」で、5月が終わる。
6月1日(日)は「蕎麦打ちの会」&「普茶料理を楽しむ会」
6月2日(月)「長屋で女史会」
6月3日(火)「英語で蕎麦会」
6月4日(水)「かっぽれ」
6月7日(土)はももちゃんの「薩摩琵琶のコンサート」
薩摩琵琶とか三味線の音が、長屋に鳴り響く。
6月18日(水)は座敷芸のたまちゃんライブ。