長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

順受の会

2009-05-26 06:23:11 | Weblog
昨日は「順受の会」だった。佐藤一斉を勉強中。
ぼくは「奇人」が大好きだけど、この会は、先生をはじめ
生徒も奇人が多い。(変人もいるか?)
奇人変人というけど、奇人というのは、昔から
「奇人列伝」といった本があるほど、おもしろい。
仙崖和尚みたいな「奇僧」といった人たちもおもしろいが、
やはり文人墨客たちの「奇人」は、奥深いものがある。
池大雅・玉蘭夫婦の逸話などは、その作品とは対照的に
笑えるものがある。ふたりの掛軸をついにして、将来は煎茶でも
飲みたいものだ。

今日は「英語で蕎麦会」
明日から6月4日までは夏休。
最近、京都や広島や、先日は上田の有名なカフェのオーナー
さんたちが、遊びにきてくれるので、今回は、陶芸家の友だち
のアトリエをまわるかたわら、できるかぎり、縁あるカフェや
レストランをまわってきたい、と思っている。 感謝。

中華

2009-05-25 06:22:29 | Weblog
十間橋通りに昨日「中華や」さんが開店した。
開店三日間は半額セールらしい。王さんのお父様が
やっていた中華「52番」というのも、押上の駅近くに
あったし、この辺りは中華が多い。
もうすぐ近くに素敵な「ワインバー」もできる。
少しづつ町が動いている感じ。夕方はタワーをつくっている
「大林組」の人がコーヒーを飲みにきた。

今日は「順受の会」。別名「論語の会」だ。
天真庵でやっている勉強会としては一番長くやっている会。

明日は「英語で蕎麦会」。岩本先生が近くの長屋へ越してきて
初めての会。盛り上がりそうだ。
あさってから夏休。(6月4日まで)

あけて5日は「19世紀ギターの夕べ」(19時開場 19時半開演 4000円)
じゃっかん空席があるが、電話の予約は明日まで。




ゆかた時間

2009-05-24 06:23:09 | Weblog
うちの近所には、本屋がないので、並んでいるのを
見たことがないけど、「ゆかた時間」(成美堂出版)という
雑誌が出版された。
サブタイトルに「大人かわいいコーデのコツから着付けまで、丁寧に教えます」
となっている。
撮影は天真庵を使ってもらった。朝はやく、この写真のモデルさんが
やってきた。眠そうな顔してたので、コーヒーを飲んでもらったけど、
もともと「眠そう顔」のこみたい。でもカメラを向けると、戦闘モード
になる。できあがって、雑誌の中のこの見開きの写真を見て、ビックリした。
これからゆかたを着たい、という人には必見の本だと思う。

昨日の夕方、ゆかた美人が蕎麦を手繰りにきた。
華やかな感じの子たちなので「花」という長野の酒を出したら、
調子がでてきて、「澤の花」「鉄砲隊」「陸奥八仙」などを
次々に飲み干していかれた。
♪ゆかたの君は すすきのかんざし 熱燗徳利の首 つまんで
そんな拓郎の歌を思い出すくらい風流な夕方。

今日は雨が降るらしい。恵みの雨。感謝。


金曜日の犬

2009-05-23 06:13:23 | Weblog
升たかさんの、そんな個展が春にあった。
表現は違うけど、昨日は元気に蕎麦を「喰らう」ような人たちの
蕎麦会をやった。20年以上も前からつきあっているIT企業の
人たちの4人の蕎麦会だ。「喰らいつく」という表現もあるけど、
やはりこんな時代は、「食べる」よりも「喰らいつく」くらいの
ほうが、元気があっていい。その中のひとりの女性が、7月3日が
誕生日らしく、その日に予定している「ジャズライブ」にくることに
なった。「縁」とはいろいろな絡みかたをして紡がれていくもんだ。

かたわらで、「スケッチの会」をやっていた。みんな先日の
「墨田ぶらり下町音楽祭」で、ボランティアをやってくれたり、
演奏してくれたり、聴きにきてくれたメンバーだ。昨日は「ひと」
をテーマにスケッチをしていた。
だれでも携帯やデジカメで「ひと」を簡単に撮れるけど、
スケッチで「ひと」を描くと、描く「ひと」の「ひと」がでる。
不思議なものだ。
月曜日は「順受の会」。いろいろな「ひと」を勉強する会。
今年は佐藤一斉を勉強中。いろいろな「ひと」が参加される。

インフルエンザ

2009-05-22 06:07:09 | Weblog
昨日は一週間ぶりに、逆川向にいった。
毎週半蔵門線で表参道にいく。表参道ヒルズの後ろの不思議な場所に
煎茶の教室がある。以前は、表参道ヒルズの場所にあった。つまり、
同潤会アパートの中で、教室をやっていた。なんとかいう有名な建築家が
ヒルズをつくったのだが、やはり、同潤会アパートには勝てない。
住宅展示会のモデルハウスにいったりすると、きれいだけど、人間のにおい
がしない。新しく作られた「なんとか学園都市」みたいなところも、同じにおい
がする。

押上も東京スカイツリーができると、たくさんの人がくるのだろう。
でもやはり「観光」、つまり光を観るのは、人間が住んでいる場所だと
思う。

季語がなくなりつつある東京では、衣替えの時にかろうじて、季節を
感じたりするけど、人間が住んでいる気配のない町に、マスク姿が目立ち、
それが、「生きている」を感じさせる、のは皮肉なものだ。
今週末に京都の黄檗山でお茶会が開催される予定だったけど、インフルエンザ
のお陰で中止になった。

今日は「スケッチの会」。
墨田ぶらり下町音楽祭のパンフの表紙を描いてくれたわかなさんが
先生。

休みだけど

2009-05-21 07:06:13 | Weblog
今日は休み。
昨日はかっぽれ。休みの前のかっぽれは、頭の中
が「からっぽ」になるほどリフレッシュする?
でも疲れもたまっていて、翌日、つまり今日の
体は満身創痍なのだ。でもまたそれがいい。

来週から「夏休」をとるので、今日は朝から何かと
計画をたてていたのだが、エアコンの修理が昨日あって、
「もう一箇所なおしておきたい場所がある」と、修理のスタッフ
がいうので、午前中はそれに立ち会うことになった。

今テレビで、東京でも新インフルエンザの患者がでた、といっている。
ほんとうに、人人の生活が追い詰められてくる。
夕方は煎茶のお稽古に表参道にいく。マスクをしないと
電車にのれないのかしらん?

2009-05-20 06:49:40 | Weblog
昨日は書の会。
自習だったけど、ひさしぶりに文人っぽい大阪生まれのにいちゃんが
書にきた。最初から「まい筆」を持ってくるのが、すごい。
いきなり、いい字を書くのだ。聞いてみると、父親が書家だということ。
飲み方も文人みたいな感じで、貞本先生のいとこ?みたいなにいちゃんだ。
昨日長屋にひっこしたばかりの英語の岩本先生もひさしぶりに書に参加。
終わったあとの蕎麦会が、まさしく「引越し蕎麦」になった。
彼の住む長屋は、風呂がついていていい。両隣がまだ空室になっている。
10mくらい先に、升さんのアトリエもある。そういえば、升さんの
個展が新橋の陶彩でもうすぐ始まる。
昨日コーヒーを飲みにきたけど、案内状をもってきてなかった。

今日はかっぽれ。これの魅力は、「やってみなはれ」
としかいいようがない。 感謝。

100冊の本よりも・・

2009-05-19 06:43:34 | Weblog
昔から「100冊の本よりもひとりの人物」とかいう。
本を百冊読むよりも、人格の備わったひとりの人物にふれあう
ほうが、勉強になるし、価値がある、ということだ。「そうだ」と
つくづく思う。
「100枚のCDより、1回のライブ」
昨日の「ブラームスの夕べ ぱーと2」を聴いていたときに痛感した。
クラリネットのやまねさんと、チャロの宮坂さんは、N響で活躍されていて、
ピアノの大宅さんは、ベルギーで大活躍されている。前回のピアノをやってくれた
大宅さんのお兄さん。今日成田からベルギーに帰られる。

後半は、シューマンの「3つのロマンス」とブラームスの「しずめられた憧れ~聖なる子守唄」が演奏された。
生きているのか死んでいるのか、現象世界と実相世界の区別もつかないような世界
に誘っていくようなレベルの音楽だった。
白井晟一先生がヨーロッパから持ち帰ってきた街灯にも灯りがついて、まさに
天真庵の中が「19世紀のヨーロッパ」になった。

6月5日には「19世紀ギターの夕べ」をやる。

今日は「書」。明日は「かっぽれ」

新型インフルエンザ

2009-05-18 06:09:09 | Weblog
昨日夕方に音楽家の方がコーヒーを飲みにきた。
「今日はほんとうは、京都に行く予定だったけど、
インフルエンザのおかげでキャンセルになった」とのこと。
月に一度、京都の生徒さんにバイオリンを教えにいってるらしいけど、
その生徒の通う学校が、休校になったらしい。
リーマンショックの時も「対岸の火事」みたいだったけど、
こんどのインフルエンザも、また身近に迫ってきた感じ。

今日は「ブラームスの夕べ ぱーと2」
やまね軍団がやってくる。カリスマ調律師や、録音の魔術師たちもくる。

明日は「書」。先生が急に出張になったので、自習になります。
あさってはかっぽれ。
かっぽれといえばゆかた。ゆかたといえば、昨日「ゆかた時間」
という新しい雑誌がおくられてきた。
こないだ天真庵で撮影されたものだ。いい感じの雑誌になった。
「浴衣美人」がふえてきそうな、そんな内容。

いい顔した人ら

2009-05-17 06:39:28 | Weblog
今朝かよちゃんからメールがきた。
先週の「墨田ぶらり下町音楽祭」のとき、
近くの町会倉庫で撮影されたボランティアの人たちの笑顔。
初めてのことで、想定外のことがいっぱいあって、いろいろ
大変だったろうけど、がんばってくれた。どんなイベントや仕事
もこんな慈悲深い人たちがいないと、できない。
最近リストラが盛んだけど、大事なものまでリストラしているのでは
なかろうか?
家庭に「母親」が必要なように、会社という家庭にも、母親みたいな
ひとがいないと、家族(社員)がまとまらない。男女機会均等法とか、
聞こえはいいけど、やっぱり男と女は「役割」が違うのではなかろうか?

今回の音楽祭は、予想を超えた反響があり、町の人たちからも
「いい声」とその反対の声もたくさん聞こえてくる。
でも、原点は「いい音楽をたくさんの人に聴いてもらって、元気の
ない人たちも元気になってもらおう」ということなので、来年も
ぜひやってみたいと思う。秋にはジャズ祭りもやる。