長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

達磨の高橋さんがサミットで蕎麦を打つ。

2008-06-30 07:12:42 | Weblog
昨日は梅雨らしい天気だった。
元気も雨の中の散歩は苦手で、十間川ぞいの桜並木で、
桜の木を傘にしながら、なんとかウンチをしてくれた。

今日で6月が終わり。7月から天気のいい週末にカキ氷を
やる予定。カキ氷を担当するあいちゃんがいろいろ忙しい
ので、毎週やるとはかぎらない。やる予定の日をブログで
案内します。ちなみに来週の週末は、なしです。(なしのカキ氷では
ない。カキ氷をやらない、という意味。

来月はサミット。ぼくの蕎麦の師匠の達磨の高橋さんが、世界のVIPの
前で、蕎麦打ちをやることになった。

フリーペーパー

2008-06-29 07:28:33 | Weblog
昨日の新聞に「新しいタワーの名前が決定した」・・・
みたいなフリーペーパーが入っていて、そこにエリザベスなんとか
さんという人と、表参道ヒルズのロゴマークをつくった有名なデザイナー
のかんとかさんの対談が大きく掲載されていた。一ヶ月くらい前に、
天真庵の2階で行われた対談。いよいよ新しい東京タワー(東京スカイツリー)
も着工になるらしく、この界隈もかしましくなりそうだ。

今日は甥っ子、航太君の結婚式。お台場のとあるホテルである。
お店があるので、欠席だけど、昨日航太君の母親とその母親、
つまり妹と母親がやってきて、いっしょにSPICE CAFEで食事を
した。妹が妊娠していた26年前、自分は京都の病院で、生死をさまよう
ような病気をしていた。ので、当時彼女には自分の病気は内緒にしていた。
自分も覚悟していたので、それから先の人生、26年は付録?余白?オマケ?
みたいなものだと思っている。
「生かされている」と思って、謙虚に流れにしたがっていると、力が抜けて
いい景色が見えたり、いいものと出会えたりするもんだ、と最近思う。
昨日、「ほれぼれウンコの素」のSさんがお花にきていたけど、ウンコだって
きばってするより、力がぬけてするほうが、気持ちがいい。

ゴルフも、いろいろなスポーツも書も花も、蕎麦打ちも、コーヒー、煎茶に
いたるまで、「力が抜ける」というのが、とても大切なことだ。




花を生ける日

2008-06-28 06:18:27 | Weblog
今日は花の日。
月に一度山口から原田先生がやってくる日。
今日も先月と同じく杜若(かきつばた)をやる予定。
習いごとは、すべて、修・破・離(しゅはり)といって、
修・基本を学ぶ
破・一度基本をこわしてみる
離・自分のものをつくる

という階段をのぼっていくもんだけど、お花の場合はまだまだ五里霧中だ。
来月は第4土曜日にお花。その夜は「花火大会」
お花のダブルヘッダー。何か今年も、イベントを企画中。


ボクシング

2008-06-27 06:59:10 | Weblog
とある日、目白の「ヨネクラジム」に遊びにいった。米倉会長が
「何歳ですか?」と聞くので「43歳です」と答えた。ら、
「まだ世界がねらえるな・・」というので、その気になって(ボクシング
のライセンスは30歳までしかとれない)、入門した。
最初の1年で11k減量した。毎週2回通っていたら、自然に落ちた。

この1年はさすがに、ジムに通うことがめっきり少なくなった。
昨日青山の本屋で、ボクシングマガジンを買った。
表紙に、金星で世界ライト級チャンピオンになった小堀君(角海老)
が載っている。続いて長谷川の防衛。そしてバレロという24戦全勝全KO
のチャンプの防衛の記事。そのバレロの相手が、ヨネクラでいっしょに
トレーニングをした島田雄大君。
今はどの世界でも「結果」がすべてだし、とくにボクシングは、
世界チャンピョンにならないと評価されない世界。

ヨネクラジムのボクサーは、新聞配達しながらボクシング、という人
が多い。しかし、現実は厳しく、「新聞配達しながらチャンピオンになる
人はいない」というジンクスがある。でも島田君は、そのジンクスを
やぶり、日本チャンピオンになった。それを返上して3年、36歳までチャンス
がなく、人間ばなれした稀有なハードパンチャーに
挑戦して、善戦むなしく世界の夢はかなわなかった。

最近何人も世界チャンピオンになったけど、ぼくがふれあったバクサーの
中では、島田君が一番の男だった。

今日明日連休

2008-06-25 09:39:28 | Weblog
第四水曜日は休むことにしているので、今日明日は休み。
でも今日は「かっぽれ」があるので、さきほどお店にいって、
少し準備をしてきた。お休みの日の下町の風情もまたいい。
家のまわりの鉢に水をあげたり、掃除をしながら、街行く人
に挨拶している様子がいい。「この街に住んでいる人が歩いている街」
ならではの風景。「霧下蕎麦」の女性社長も会社の前であって挨拶。
東京の老舗に蕎麦粉を提供している会社。うちは、ときどき、おもしろい
蕎麦を打ちたいときにお邪魔している。

昨日は「英語で蕎麦会」だった。近くに住む女性が、入門。
生まれた時からお酒が飲めた?のではないかというように強い。
岩本先生も、はじめたころは下戸だったけど、最近は強くなった。
昨日は、久保さんの黄瀬戸のぐいのみを「まいぐいのみとして使いたい」
といって、それで、「雨後の月」を飲んだ。


英語で蕎麦会

2008-06-24 06:54:21 | Weblog
今日は「英語で蕎麦会」。
先日遊びにきた女性カメラマンのsさんは、イタリア語と英語と
日本語を流暢に話す。
外国にいって帰ってきたとき、成田空港で、「英語がもっとうまければ、
もっと旅行が楽しいはずだ」なんて思いながら、なんども
「今年こそは英語を」なんて思うことしきりの方も多いのではなかろうか?

ま、あまり肩肘はらずに、気楽に英語を続けていきたいと思う。
外国にいったとき、いざ、という時に、「きらり」とひらめく、
そんな程度のことがあればいいや、みたいな。

昨日の昼間は、また大阪弁のおねえさまたちが、こてこての大阪弁で
珈琲タイムを満喫していた。知らず知らずのうちに、こちらも感染して、
帰られるときに、「おおきに」なんて、いってまう。ほんま、言葉いうのは、
おもろいもんでんな・・

最初の英語の先生は「ビル・スメール」だった。「ぼく、ビール・スルメ。お酒のみながら楽しく英語を勉強しようね」なんていう感じだった。彼が元気のことを
いつも「グッドボーイ」なんていいながら、かわいがっていた。

カキ氷

2008-06-23 06:46:18 | Weblog
最近、「カキ氷はまだですか?」とよく聞かれる。
はやいもので、今年もそんな季節がくる。

梅雨があけ、7月になったら、週末のみ、こんな具合で、カキ氷を
や予定。ステンドグラス作家のあいちゃんとけいちゃんが昨年やったんだけど、
けいちゃんはスペインにいったので、今年は、また新しい女性がスケット
にくる予定。

昨年は、パッションフルーツや、桃まるごと入り、なんかで度肝を抜かれたけど、
今年も、新作に挑戦するみたい。

今日は「順受の会」。大塩平八郎も佳境になる。
明日で「英語で蕎麦会」。明後日は「かっぽれ」。

カメラマン

2008-06-22 06:51:01 | Weblog
昨日は、イタリアに住むカメラマンのSさんがお店の撮影にきた。
彼女はイタリア人と結婚して、ベネチアに住んでいる。時々帰国
すると天真庵にきてくれて、日本酒を飲み、少し酩酊してくると、
元気の写真なんかをとってくれる。酔ってとる写真がまたいい。
カメラはニコンとキャノンのカメラを持ってきた。どちらもアナログだ。
時代はデジタルになって、コダックも、フィルムはつくらない、と
宣言しているような今日このごろ、にあっては気骨があっていい。

どんな時代になっても、地球や自然はアナログだし、人間ももちろん
あなろぐ。あなろぐを撮るのは、やはりあなろぐのほうがいいのでは、
と頑固にそう思う。

はらみかのご主人もモデルみたいな顔しているけど、カメラマン。
世界中の子供・・・貧困で、学校にいけず、働かないと生きていけない
「ワーキングチルドレン」の写真を撮っている。
もちろんカメラは、アナログだ。

明日は「順受の会」。
お店のボードを見て「ジュンアイの会って何ですか?」
とよく質問される。これもデジタルの影響だろうか?

2008-06-21 07:25:04 | Weblog
空梅雨みたいな天気が続いたけど、今日は雨。
やっと紫陽花が似合うような、めぐみの雨。

昨日は友だちがおいしいチーズを持ってきてくれたので、赤ワインを
あけた。おいしいチーズには赤ワインがいい。
「富士山には、ぺんぺん草がよく似合う」と太宰がいったけど、
「赤ワインには、野さし草(自パン)もよく似合う」と思う。

暑くなってくると、ビールが飲みたくなる。ビールを飲みたく
なるときは、きまってから揚げが食べたくなる。軟骨が入ったり
するといっそういい。

さっぱりした日本酒には、白味の魚が食べたくなる。
「死神」みたいな個性的でガツンとくる日本酒には、ガレットがいい、
と先週きた大学の後輩で、日本酒党の貴兄がのたまっていた。
「!」とがてん。

では焼酎には・・・
地味だけど、ちくわにわさび漬けをいれたものが、一番いい。

暑くなってくると、元気はコンクリの上でウタウタすることが多い。
11年も変らず、こんな寝顔で、幸せそうにしている・・

カッパ橋

2008-06-20 07:29:12 | Weblog
昨日、織部の土瓶の取っ手を買いにカッパ橋にいった。
浅草は平日なのに、自国や外国の観光客や修学旅行生たちでにぎわっていた。
かっぱ橋は、以前に比べると、人は少なくなったような気がする。
でもこの街をぶらぶら歩いていると、飲食業界の「今」が見える。
取っ手と、もんじゃのへらを買った。後者は、「そば豆腐」をとるにに
便利そうに見えた。

久保さんの織部は、ある老舗の料理屋の備長炭の灰をつかっている。
その料理屋の主人が、久保さんの器のファン。昔から料理屋の備長炭
の灰は、陶芸家の釉薬や、着物の染料になった。
だから、そのお店の料理を盛る器や女将たちがきる着物は、
今風にいえば、エコ的な循環をしていたのだ。

「織部を見ると、赤身の刺身が食べたい、と、名言があったが、
ぼくの場合は、その老舗の料理が食べたくなる。

昨日の昼は、「こたつねこ」さんに教えてもらった浅草のタイ料理の店で
食べた。バケツ1杯くらい汗がでそうなくらい、辛くて、クセに
なりそうなお店。暑い時にあたたかく辛い料理を食べるのも、いい。