今日は、19時から、「3丁目のジャズ」があるので、
16時に閉店します。
ピアノ KAZUKO BABA ギター 井上智、
ふたりともニューヨークのブルーノートでも演奏したくらいの
実力の持ち主。今日は、また素晴らしい夜になる。
おかげさまで、ひとりキャンセルがでたけど、どたさん、があり満席御礼。
昨日は、渋谷のオーチャードホールで、N響のコンサートがあった。
当たり前だけど、先週の日曜日に天真庵でやってくれたクラリネットの
山根さんと、ヴィオラの中竹さんの顔も見えた。昨年やってくれたチェロの
宮坂さんも元気に楽しそうに演奏している。
へんなたとえだけど、後楽園ホールで知り合いのボクサーが、リングに
あがるくらいに興奮した。やはりボクシングもクラシックも、もちろん
ジャズも「生」がいい。ビールは生よりビンが好きだけど・・
前半はモーツァルトのピアノ協奏曲第24番。
テレビで見たことがある、ダルビッシュみたいなイケメンの指揮者と、
ピアノの河村尚子さんが、風薫るような明るい表情で入場して、演奏
してくれた。アンコールのノクターンは、よかった。前半は、半分が
夢ごこち、というか、眠っていたようだ。
後半は、ワグナーの有名なオペラ、「ニーベルングの指環」。
現在のオペラの中で最大最長で、全部をやると4日間、10時間以上
かかるそうだ。ワグナーがこれを完成させるのに、四半世紀を費やした。
まさに、彼の人生そのもの。N響の100人以上の構成で、この壮大な宇宙みたいな
音楽を演奏した。その中にあの映画「地獄の黙示録」で使われたサビが何箇所か
でてきた。琴線にふれたことある音律というのは、こころの奥底でなっているものだ。
この演奏の時にしか使わない「ワグナーチューバ」と「バストランペット」も
初めて生で聴いた。
終わった後、山根さんと近くの「S」で食事。東一を、唐津の皮くじらのぐいのみ
で飲む。このお店は、渋谷で40年も家族で切り盛りしているいいお店だ。
「有薫」と同じく、有明海の珍味や、がん漬けなどを酒肴に飲む日本酒が
たまらない。締めは「手打ち蕎麦」。
蕎麦屋の蕎麦ではない、自由な感じのそばを手繰っていると、こんなに
幸せなことはない。この蕎麦は、ここを創業した主人が、舞台を茨城に移し、
そこで蕎麦を打って運んでくるものだ。これまた「人生」が、打ち込まれた
慈しみ深い味がする。こんなお店がまだ渋谷の真ん中にあるのが、いい。
16時に閉店します。
ピアノ KAZUKO BABA ギター 井上智、
ふたりともニューヨークのブルーノートでも演奏したくらいの
実力の持ち主。今日は、また素晴らしい夜になる。
おかげさまで、ひとりキャンセルがでたけど、どたさん、があり満席御礼。
昨日は、渋谷のオーチャードホールで、N響のコンサートがあった。
当たり前だけど、先週の日曜日に天真庵でやってくれたクラリネットの
山根さんと、ヴィオラの中竹さんの顔も見えた。昨年やってくれたチェロの
宮坂さんも元気に楽しそうに演奏している。
へんなたとえだけど、後楽園ホールで知り合いのボクサーが、リングに
あがるくらいに興奮した。やはりボクシングもクラシックも、もちろん
ジャズも「生」がいい。ビールは生よりビンが好きだけど・・
前半はモーツァルトのピアノ協奏曲第24番。
テレビで見たことがある、ダルビッシュみたいなイケメンの指揮者と、
ピアノの河村尚子さんが、風薫るような明るい表情で入場して、演奏
してくれた。アンコールのノクターンは、よかった。前半は、半分が
夢ごこち、というか、眠っていたようだ。
後半は、ワグナーの有名なオペラ、「ニーベルングの指環」。
現在のオペラの中で最大最長で、全部をやると4日間、10時間以上
かかるそうだ。ワグナーがこれを完成させるのに、四半世紀を費やした。
まさに、彼の人生そのもの。N響の100人以上の構成で、この壮大な宇宙みたいな
音楽を演奏した。その中にあの映画「地獄の黙示録」で使われたサビが何箇所か
でてきた。琴線にふれたことある音律というのは、こころの奥底でなっているものだ。
この演奏の時にしか使わない「ワグナーチューバ」と「バストランペット」も
初めて生で聴いた。
終わった後、山根さんと近くの「S」で食事。東一を、唐津の皮くじらのぐいのみ
で飲む。このお店は、渋谷で40年も家族で切り盛りしているいいお店だ。
「有薫」と同じく、有明海の珍味や、がん漬けなどを酒肴に飲む日本酒が
たまらない。締めは「手打ち蕎麦」。
蕎麦屋の蕎麦ではない、自由な感じのそばを手繰っていると、こんなに
幸せなことはない。この蕎麦は、ここを創業した主人が、舞台を茨城に移し、
そこで蕎麦を打って運んでくるものだ。これまた「人生」が、打ち込まれた
慈しみ深い味がする。こんなお店がまだ渋谷の真ん中にあるのが、いい。