に、昨日は9人の人がきた。
手本を自分で打ったりするので、一日がかり。
年越しそばを発送したり、取りにくる人の対応をやったり、
知人が「よいお年を」をいいにきたりしていると、座る暇もなかった。
夕方に若くてきれいな看護婦さんふたりがそばを打った。
最後は「bunkan」のなつき君と、木曜日の日替わり店長が
やってきて蕎麦を打った。なつきくんは二年前の30日に初めて
蕎麦を打った。その時は、4人が夜にきて、終わったのがあくる日の
一時半だった。寒い日で、それから冷凍していた鹿肉をつかって
鍋をみんなでつついた。それからbunkanまわりで、蕎麦打ちが流行り、
店には「そばもん」が並んでいる。昨日の新人くんは24歳。平成生まれの子
に蕎麦打ちを教えるのは初めてだ。
正月には締め飾りや、鏡餅を飾る。その時に使う青い葉っぱを「ゆづりは」
という。古い葉っぱが枯れてから新しい葉っぱがでるところから、新旧の入れ替え
の縁起をはかって、昔から正月に大活躍する植物。これからいろんな分野で
平成生まれの人たちが活躍していく時代だと痛感する。
昨日ぼくのお茶のお弟子様で、bunkanの水曜日担当の店長から
万両(千両?)と松と水仙が届いた。それらを久保さんの花器に投げ入れると
いっきに「正月」になった。花のある人というのは、いるだけでまわりの
空気を明るくし、あたたかい気持ちになる。「花のある人」
というのはいいね。花のようなやさしさを伝える人が活躍する時代が
そこまできている。感謝。