ぼっちのクリスマスが一転 素敵なクリスマスに・・

昨日の夕方、知り合いの美人ふたりが「文膳」をやりにこられた。
別名「おひとりさま昼酒膳」。でも最近は「おひとりさま」というより
「ぼっち」というほうが多いみたい。「ぼっち」は、少し寒々しいイメージがある。
「おひとりさま」というのは、故・岩下久美子さんが提唱したのが原点。
彼女には、ねっと２１時代に講演をしてもらったりして、よく飲んだ。
突然海の事故で亡くなって、彼女の仕事場を片付ける手伝いをしたした縁
で、シナリオライターのＹさんに出会い、彼女のはからいで、２９日の
「おいしいＳＴＯＲＹ」にでることになった。縁とは不思議なものだ。

夜は「夜話膳」を池袋時代の友人の縁で、やってくれる人がきた。
文膳にくらべ、「そばがき」が加わるのが大きな特徴で、先に文膳を
やっている女子たちには、「ひいきをしているわけではない」説明を
しながら、そばがきをつくった。
そばがきに小豆をいれたもので「そばがきぜんざい」というのがある。
あまり大きな声でいいたくないが、これが天真庵一うまいのではないかと
思う。でも忙しい時に注文が入ると、店主のきげんがななめになる、みたい？

池袋時代には、クリスマスはにぎやかだった。家にかえりたくても、いろいろな事情があって帰れない
人。その人たちの友人の多国籍の女性、おひとりさま、なんとなく今年
のクリスマスはひとりの人・・・いろいろな人が集まって、ワイワイ
やっていた。通称「難民キャンプみたいなクリスマス」
今年は２３日に「シャンソンでクリスマス」をやる。上原英里さんがギターの弾き語りで
シャンソンとタンゴをやってくれる。今までにない素敵なクリスマスになりそうだ。


明日は「卵かけごはん」
夜は「順受の会」

火曜日は「英語で蕎麦会」

金曜日は
14日(金) ＭＵＳＩＣＡ ＬＩＢＥＲＡ ＴＯＫＹＯ

演奏：フレッド・ヴァン・ホーフ（ピアノ）・山根孝司（クラリネット）

19時開場 19時半開演 ￥５,０００(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)

ぐらぐらくる

九州では頭にきたら「ぐらぐらする」という。

昨日の夕方は大地がぐらぐらきた。ひさしぶりに、３１１の悪夢がよみがえる。
ガスの元栓を締め、炭火の火を灰でけし、リュックをかつぎ、うな帽をかぶり、
まほまふをまいて、「いざ」に備えた。
ラジオは、「津波警報です。３１１を思い出して、すぐに避難してください」
と叫んでいた。

リュックの中には、簡単なお茶道具を偲ばせ、そばがき用の粉を入れ、ペットボトル
など必需品を入れる。比叡山の千日苦行の最後の断食に入る前に、僧たちはそばがきを
食べ、仲間たちと今生の別れをするらしい。
もしも、この世が終わる最後の晩餐の時がきたら、そばがきざんざいを食べ、星野村の玉露を
一煎飲み、体の細胞の毛細血管の先まで、甘露な甘みを感じ、次に少し濃いめのほぼぶらじるを
入れ、人生のほろにがさや、人間味などを味わいながら死んでいきたい。

今日の夜は常連さんが「夜話膳」を食べにくる。
最後の晩餐には、「夜話膳」もいいかも。そばがきもあるし、そばと酒を飲み、
最後は「ほぼぶらじる」。懐に石をかかえ、飢えにたえた。そんな簡素な食事のことを懐石料理という。
いつのまにか、山海の珍味やテンプラやすし・・、派手な飲食になりさがってしまった。
そばそのものが、土を喰らうような懐石料理やと思う。

１２月はまだまだイベントがもりだくさん。

14日(金) ＭＵＳＩＣＡ ＬＩＢＥＲＡ ＴＯＫＹＯ

演奏：フレッド・ヴァン・ホーフ（ピアノ）・山根孝司（クラリネット）

19時開場 19時半開演 ￥５,０００(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)



２１日（金）大石学＆ＬＵＮＡ　ジャズライブ

19時開場 19時半開演 ￥５,０００(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)

２３日（日）「シャンソンでクリスマス」　上原英里（ギター弾き語り）
19時開場 19時半開演 ￥４，０００(お酒・肴・蕎麦・珈琲付き)


28日(金) ＭＵＳＩＣＡ ＬＩＢＥＲＡ ＴＯＫＹＯ

演奏：山根孝司（クラリネット）・大宅裕（ピアノ）・宮坂拡志(チェロ)

19時開場 19時半開演 ￥５,０００(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)

かわすじもん蕎麦

２９日の５分の番組「おいしいＳＴＯＲＹ」（日テレビ）の収録を
６時間かけてやった。最新のテレビカメラで蕎麦打ちを撮影した。
どんな具合に映るのか？大変興味がある。生放送ではないけど、
「本番」の気持ちで毎日、お茶や、お花や、蕎麦打ちに精進を重ねて
いきたいものだ。二階のテーブルの上においた蕎麦の映像にはびっくり。


今日は「ねんどの日」。
小学生のみくちゃんや、社会人一年生のゆきちゃんやら年齢層に幅
があって、おもしろい。昔はあたり前の、じいちゃんから孫までいる大家族
は、こんな風だったろうという雰囲気がある。学ぶこと多し会だ。

この会では、いつも新しいこころみをしたくなる。今日は川筋者（かわすじもん）蕎麦
をつくってみたいと思う。
川筋者とは、ひよこのお菓子が生まれた飯塚あたりで生まれた言葉。
炭鉱町だったので、石炭を運ぶ遠賀川界隈にいた「少し怖いけど男らしい」、
喧嘩早く侠気に富む、悪く言えば粗野な、よく言えば気骨がある連中でのことを「かわすじもん」という。
やくざ嗜好の男たちにとっては、あこがれの総称だった。筋金入りの気骨ある蕎麦になりそうだ。

１２月はまだまだイベントがもりだくさん。

14日(金) ＭＵＳＩＣＡ ＬＩＢＥＲＡ ＴＯＫＹＯ

演奏：フレッド・ヴァン・ホーフ（ピアノ）・山根孝司（クラリネット）

19時開場 19時半開演 ￥５,０００(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)



２１日（金）大石学＆ＬＵＮＡ　ジャズライブ

19時開場 19時半開演 ￥５,０００(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)

２３日（日）「シャンソンでクリスマス」　上原英里（ギター弾き語り）
19時開場 19時半開演 ￥４，０００(お酒・肴・蕎麦・珈琲付き)


28日(金) ＭＵＳＩＣＡ ＬＩＢＥＲＡ ＴＯＫＹＯ

演奏：山根孝司（クラリネット）・大宅裕（ピアノ）・宮坂拡志(チェロ)

19時開場 19時半開演 ￥５,０００(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)

年越しそば

今年も「年越しそば」の予約がぽちぽち入り始めた。
平常営業は、２９日まで。３０日は午前中に年越しそばを受け渡して
今年の営業はおしまい。

昨日は、いつものように、八郷にそばを食べにいく。朝日トンネルが開通
したので、ずいぶんと時間が短縮されていくことが可能になった。
筑波山を眺めながら、ゆっくりと露天風呂に入り、湯上りのビールを
飲んでいたら、勘三郎の訃報をテレビが伝えた。残ったビールを飲みほし、
日本酒を頼んで献杯。同世代の人の死は身に染みる。一昨年の正月の浅草の
歌舞伎で寄寓にも、近くの席で、息子さんたちの歌舞伎を見たことがある。
人生にはやいもおそいもないのかもしれないが、さみしい緞帳の下げだ。

そのあと気をとりなおして、蕎麦屋にいく。
冬枯れの里山をみながら、蕎麦前を２合。昼間から４合飲んだ。
ほんとうは、もう３合ぐらい飲みたい気分だったけど、かっぽれ
のお稽古があるので、蕎麦を手繰って東京にもどる。
酔って体がやわらかくなったのか？昨日のかっぽれはいい感じのできだった。
歌舞伎座デビューはかなわないが、来年はどこかの座敷で披露したいと思う。

今日は休みだけど、これからテレビ局がきて、蕎麦打ちの撮影がある。
２９日の「おいしいＳＴＯＲＹ」（日本テレビ）で紹介されるらしい。
うまく撮影ができおたら、煎茶のお稽古にいく予定。

子猫が、突然・・

昨日の昼に、残っていたちびちびの一匹が
嫁いでいった。若くてやさしそうな夫婦がゲージを
もって、もらっていった。残った母親のちびや、お父さん
役の休符も、一抹のさみしさをかくさなかったけど、
子供たちの未来を幸多かれと思っているような顔だった。
猫たちのエンゲル係数は、さがりそうだけど、別れは
つらいものがある。

今日の夜は「タイムドメイン」
明日のかっぽれのあいかたのイワジーが、yoshii９
をブルーシートに包んで、ホームレスよろしく元気
にやってくる。
聴きたいＣＤ、飲みたい酒（飲ませたい酒）、食べたい酒
肴（食べさせたい酒肴）を持ち寄って、「今を語る会」だ。
「おいしいものを食べる（飲む）」から「おいしく食べる（飲む）」
にシフトしてきた。おいしく食べる（飲む）には、いい友達、気のおけない友達
と飲む」のがコツ。いい友達を持つには、まず自分がいい友達になる、にかぎる。
過去や人は変えることができないけど、自分をかえれば、未来は変わる。

nobieとひよこは同郷 福岡バイ

１００歳を迎えた「ひよこ」と同じ福岡の飯塚で産声を
あげたnobieが、３月１７日（日）に、天真庵でライブをやってくれる
ことになった。
今回は、片倉真由子ちゃん(p)と太田朱美ちゃん(fl）で、グループ名がle KOMATI
アキバ系ではないけど、なんとなくひかれる名前だ。
nobieは、昨年海にお事故で亡くなったジャズドラマーのセシルも買っていて、
「彼女は天才ね」と流ちょうな日本語で語っていたのを、覚えている。
セシルとコンビを組んでいて浅川マキさんも、nobieのライブにはよくいっていたそうだ。
天才nobieの新天地なワールドを、ぜひ多くの人に聴いてもらいたいと思う。
いつも彼女とメールをやりとりすると、博多弁になる。最後は「よかろうもん」「よかよか」
で終わる。

昨日の林太郎組のピアソラ祭りは、凍てつく東京の冬をブエノスアイレスにするくらい
ホットなコンサートだった。あまりの熱演で、チェロの弦が切れるというハプニング付き。
ピアノも危ない?くらいだったけど、聴いているほうも熱くなって脳内革命が起きそうな
くらい興奮した。
日本テレビの年末２９日１０時５４分の「おいしいＳＴＯＲＹ」で、紹介される予定。
ぼくのまずいそばが、ピアソラを聴きがら食べるとうまくなる。さながら「ぴあそば」。

こんな冗談をいっている場合ではない。
今日は月曜日。月曜日の朝８時から１０時までは、「卵かけごはん」
今日の夜は「易の勉強会」
１２月は、ホノルルマラソンみたいに、毎日が師走。

ひよこのお菓子が１００歳の誕生日を迎えた。

というニュース。
千鳥屋といっしょで、「東京の顔」をしているけど、もともとは
福岡が発祥の地。「とらや」もしかり。
お茶の文化が大陸からきた玄関だから、お菓子もいっしょについてきた。
三大銘菓といえば、「越の雪」（新潟）「長生殿」（金沢）「山川」（松江）。
北九州から北前船がたどったコースで、今でもお茶が盛んなところだ。
山川のかわりに福岡の「鶏卵素麺」をあげる場合もある。
そういえば京都の友人が新婚旅行に博多にいって、鶏卵素麺を買った時に、
「すぐに食べたいので、汁もください」といった人がいた。

昨日は今治から素敵なおばあちゃんが遊びにこられた。二階に飾ってある
南條先生の「寒山拾得」を食い入るように見ていたので、「彼の作品は、
今治西高の近くの城山画廊から個展を始めた」話をしたら、そのおばあちゃん
は、今治西の出身だった。縁とは妙なものだ。おまごさんたちは、ぶらり音楽祭
などのボランティアでこの街を盛り上げてもらっている。
愛媛もまたお茶の盛んなところだ。えらい人をたくさん排出する土地には、必ず
といっていいほど、「お茶」の文化がある。

今日はコンサートがあるので１６時閉店。

１２月の予定

すごいメンバーがあまた走ってやってくる師走！



本日(日) ピアソラヴェノス

演奏：平山伸一郎（ヴァイオリン）・赤松林太郎（ピアノ）

19時開場 19時半開演 ￥４，０００(お酒・肴・蕎麦・珈琲付き)



14日(金) ＭＵＳＩＣＡ ＬＩＢＥＲＡ ＴＯＫＹＯ

演奏：フレッド・ヴァン・ホーフ（ピアノ）・山根孝司（クラリネット）

19時開場 19時半開演 ￥５,０００(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)



２１日（金）大石学＆ＬＵＮＡ　ジャズライブ

19時開場 19時半開演 ￥５,０００(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)

２３日（日）「シャンソンでクリスマス」　上原英里（ギター弾き語り）
19時開場 19時半開演 ￥４，０００(お酒・肴・蕎麦・珈琲付き)


28日(金) ＭＵＳＩＣＡ ＬＩＢＥＲＡ ＴＯＫＹＯ

演奏：山根孝司（クラリネット）・大宅裕（ピアノ）・宮坂拡志(チェロ)

19時開場 19時半開演 ￥５,０００(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)

壁のカレンダーがあと一枚になった。

家の壁に飾ってあるカレンダーは、毎月いろいろな犬の
かわいらしいショットが１２枚。スケジュールも書きやすい
ので重宝している。今年の最後のカレンダーが、ミニチュアダックス
の赤ちゃんが、三丁目の夕日よろしく、真っ赤な夕日を背にたたずんで
いる写真。いよいよ師も走る一か月を残すのみだ。

今月は明日の赤松林太郎組をかわきりに２８日のＮ響くみまで、多士済々の
アーティストたちのコンサートがある。

来年のカレンダーも同じく犬シリーズを順受の会のオールドメンバー
の友達にいただいた。柴犬が富士山を眺めている写真がかわいらしい。
選挙が終わって、すぐに日本が変わるはずはないけど、来年はもっと
もっと夢がもてるような国にしていきたいものだ。
政治や国に頼らず、そんな思いをみんなで持つことが肝心かも。

昨日はダメ中。３月は３日、ひなまつりにやることがきまった。
朝メールをみたら「天才ノビ」が、「ひなまつりにライブしたい」
とのこと。少しおそかったけど、３月にnobieがやってくれそうだ。