目指せ華麗な七十代!

旧mandalaflowerからタイトルを替えました。今から始まる七十代をより華麗に生きる覚悟です。

迫られる決断☆命をかけて

2015-04-03 | 日記

朝から雨降りです。

花散らしの雨になっているようですね。


桜が満開の地では残念な雨です。


週末なのにね。

ガッカリの方も多いでしょう。


私の地方はやっと咲き始めたばかりなので何とか持ちこたえてくれるでしょうか?


我が家の周りには4本の桜の木があります。

山桜が3本、ソメイヨシノと思われるピンクっぽいのが一本。


家にいながらお花見が出来るのはラッキーです。


でも、桜並木や何十本も植わっている公園などに出かける楽しみも格別ですよね。


お天気が気になる所です。


我が家は昨日、また来客がありました。

昨日のお客は若くしてガンを発症した人です。

去年の夏の終わりに大腸のがんが肝臓にも転移していると判り、その後抗がん剤治療を始めています。

もう14回目のその治療を昨日終えて来た所だと云っていました。




14回目って凄くないですか?

え、そんなにやってんの?

凄いねって驚きの声を上げたら、

そうですねって。

自分でもビックリしているようです。


ただ、そこまでやっても彼のガンは小さくならないみたい。


最初は抗がん剤治療で大腸のガンを小さく出来れば手術で切り取ると云う話でしたが、


それが思うようにいかず、

幸運にも抗がん剤治療の副作用が他の一に比べると格段に軽い所から、

次から次へと半年間も続けて来たらしいです。


普通この治療で毛髪が無くなってしまう人も居るのに、昨日の彼の場合一度減り始めたあとまた生えて来たと言いました。

実際に帽子を脱いで頭を見せてくれましたが言った通りでした。

若いしスタミナが有るんですね。



しかし今の彼が自分に決断を迫られているのは、このまま抗がん剤治療を続けるのか、

それとも止めるかと云う問題です。


髪の毛もそうですが、見た所末期ガンの人とは思えないくらいなのだけれど、


それは抗がん剤のおかげなのかもしれません。


抗がん剤を止めれば一気に悪化する事も考えらるし、

またそのまま回復出来るのかもしれないというのです。

けれどもスタミナのある若者の彼でさえ抗がん剤の副作用の強さは尋常ではないらしいです。

出来れば止めたいと云ってました。


けれども、抗がん剤のおかげで今そこそこ元気でいられると云うのが医者の意見で、


体力が有るのだからこそこのまま治療を続けた方が良いというらしいです。


「ただ、最後に決めるのはあくまでもあなた自身です。」

とは云われてますって話していました。



ガンが発症してから彼の生活の中での全てのチョイスが命をかけた問題となっているようです。


人はいつもどちらかを選んでいきて行かなければなりませんよね。

健康でいる時にはその選択をつい無意識に行っていますが、ガンなどの病気にかかると

その選択に自分の命が関わって来るのですね。


彼と話していてその大変さを感じました。


自分の前に開かれた選択肢を常に意識的に選んでいかなければならないって、


かなり重圧を感じます。


選ぶ事が苦手だからかもしれません。

そこに命がかかっているのですから生半可な決断は出来ない事になります。

速やかに後悔しないような決断を下していかなければならないのです。


大変だね。


私に出来るだろうか?


考えただけで怖くなりました。


が、今の私には決断出来る強い心を育てる事よりも、

そんな決断を迫られる事無き様にますます健康に留意し、

身体機能を維持する努力にエネルギーを向ける方が良いでしょう。


と云いながら座ったままでPC中毒の気もなきにしもあらず。


家人には時々怒られます。


座ったままでいる事が健康に一番悪いんだと云う説も聞きますので、

10分15分で一度立つクセをつけようと思ってます。


これが案外難しいンだよね


それにしても決断って難しい事だなって

五分咲きの山桜の下でつくづく考えさせられましたわ。









































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コメント
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