当時の私は一度目の結婚に破れ、
一人で新しい人生を模索し始めた時期でした。
ちょうどその頃に出会った人に感化され、ある本に出会ったのです。
それがインドへ行こうと思ったきっかけの一つでもありました。
今思えば、いろんな方面から私をインドへと引き付ける力が働いていたような気がします。
そこでまた様々な経験をさせてもらいました。
第二の故郷と断言してもいいほど彼の国に惚れこんでしまったのです。
素晴らしい国民性を持った素敵な国インド。
でもね、みんな左手を持っています。
前回インドのトイレの話を書きました。
みなさんご存知かどうか知りませんが、
インド人はトイレで紙を使いません。
インドのトイレには低い位置に水道の蛇口がついていて
そこにプラスチックの小さな手桶があります。
その手桶を使って右手で水を流しながら左手でお尻を洗うのです。
これはやってみると非常に気持ちの良いものです。
なぜなら自分の手で確実にそこが綺麗になっていることが確認できるからです。
それからあとは石鹸で手を洗います。
さて、そのあと食事の時間ともなると
インドの人々は食事にナイフもフォークももちろん橋も使いません。
全部、手で食べます。
それも右手だけで上手にチャパティやナンをちぎって食べるのです。
左手をテーブルの下に置くのはあちらの食事のマナーです。
我が家では食事中手を下に置くことは禁じられていたから
真逆です。
所変わればマナーも変わるってことですね。
左手は不浄の手ですからねテーブルの上には置かないようです。
だってトイレでお尻を拭く手でしょ。
だから基本的に食事は右手だけ。
インドのことわざの中には
どんなに良い人も左手を持っている、
というのがあると聞いたことがあります。
これは左手を不浄とすることから否定的なこと、良くないところ、が
誰の心にもあるという意味なのだそうです。
そんなわけでせっかく日本から持参したトイレットペーパーが
無事手元に戻ってからもそれをトイレで使うことはありませんでした。
カルカッタについて五日目、トイレットペーパーだけでなく寝袋も
着替えも戻ってきました。
いよいよ、明日の夜汽車でカルカッタを去ることになったのです。
すっかり顔なじみになったレストランのウエイターやホテルのスタッフに別れを告げ
すっかり馴染んだサダルストリートを後にしたのは午後をだいぶと過ぎてからでした。。
向かう先はカルカッタのハスラー駅。
ここで私は今まで目にしたことのない驚くような光景を
まなこに焼き付けることになるのです。
いよいよ重いリュックを背負って移動することになりました。
一人で新しい人生を模索し始めた時期でした。
ちょうどその頃に出会った人に感化され、ある本に出会ったのです。
それがインドへ行こうと思ったきっかけの一つでもありました。
今思えば、いろんな方面から私をインドへと引き付ける力が働いていたような気がします。
そこでまた様々な経験をさせてもらいました。
第二の故郷と断言してもいいほど彼の国に惚れこんでしまったのです。
素晴らしい国民性を持った素敵な国インド。
でもね、みんな左手を持っています。
前回インドのトイレの話を書きました。
みなさんご存知かどうか知りませんが、
インド人はトイレで紙を使いません。
インドのトイレには低い位置に水道の蛇口がついていて
そこにプラスチックの小さな手桶があります。
その手桶を使って右手で水を流しながら左手でお尻を洗うのです。
これはやってみると非常に気持ちの良いものです。
なぜなら自分の手で確実にそこが綺麗になっていることが確認できるからです。
それからあとは石鹸で手を洗います。
さて、そのあと食事の時間ともなると
インドの人々は食事にナイフもフォークももちろん橋も使いません。
全部、手で食べます。
それも右手だけで上手にチャパティやナンをちぎって食べるのです。
左手をテーブルの下に置くのはあちらの食事のマナーです。
我が家では食事中手を下に置くことは禁じられていたから
真逆です。
所変わればマナーも変わるってことですね。
左手は不浄の手ですからねテーブルの上には置かないようです。
だってトイレでお尻を拭く手でしょ。
だから基本的に食事は右手だけ。
インドのことわざの中には
どんなに良い人も左手を持っている、
というのがあると聞いたことがあります。
これは左手を不浄とすることから否定的なこと、良くないところ、が
誰の心にもあるという意味なのだそうです。
そんなわけでせっかく日本から持参したトイレットペーパーが
無事手元に戻ってからもそれをトイレで使うことはありませんでした。
カルカッタについて五日目、トイレットペーパーだけでなく寝袋も
着替えも戻ってきました。
いよいよ、明日の夜汽車でカルカッタを去ることになったのです。
すっかり顔なじみになったレストランのウエイターやホテルのスタッフに別れを告げ
すっかり馴染んだサダルストリートを後にしたのは午後をだいぶと過ぎてからでした。。
向かう先はカルカッタのハスラー駅。
ここで私は今まで目にしたことのない驚くような光景を
まなこに焼き付けることになるのです。
いよいよ重いリュックを背負って移動することになりました。