てつまろの気儘な日常

日常生活での出来事や趣味のことなど気儘に書いております。
09年に開設、22年6月にこちらへ引っ越しました。

震災から一ヶ月あまり

2011-04-16 22:15:00 | 日々雑感
あの大震災から一ヶ月あまりが経った。
首都圏は節電が行われているものの、普段通りの姿に戻った感じがする。
地震はそこそこの頻度で発生しているが、揺れに慣れてしまった。

この一ヶ月、感じたことをいろいろと。

【計画停電と節電】
ブラック・アウトを避けるためとはいえ、計画停電は唐突。供給者が電気がどこまで重要なものか判って居なかったんじゃないかしら。
節電であちこち照明が落とされているが、ウチとしてはこれ位の明るさの方が落ち着いていていいと思う。そのうちこの明るさに慣れてしまっちゃうんじゃないかしら。

【買い占め・・・】
西日本から十分なものが供給されるはずなのに、中高年が先を争うように買い占めていた。ふと感じたことであるが、首都圏(特に東京)の住人は、普段自分たちが口にしているものがどこで、どのようにして生産されているか気にしていないのではないかと思う。普段から産地を気にしていたら、そんなに慌てることは無いと思うが・・・。
放射性物質が検出されて大騒ぎした水もそう、いろんな添加物の混じった加工食品を食し、煙草を吸っている人が水を買い占めるのは滑稽でもある。チェルノブイリのあと、土壌汚染されたロシアやヨーロッパから小麦やパスタが輸入され、それらを食していたと思うんだけど。

【福島第一原発】
リスクマネジメント、アクシデントマネジメントが甘すぎ!
記録のある津波高ささえクリアしておけばいいという発想が理解できない。危険性を指摘されていたのに。
最低でも1.5倍位は安全率をとるべきではないのか? まぁ、建設当時の技術力(経済力?)ではそこまで対策が取れないから、できたものに対してもっともらしい災害想定をおこなったのが事実ではないかと勘ぐってしまった。
全くもって安全でないことが明らかになったことから、今後は原子力発電を進めるべきではないと思う。生物が生きていく環境としては、放射性物質汚染よりも温暖化の方がまだマシである。
この際、復旧ついでに東電エリアも60Hzにしてくれたらありがたいのだが。

夏場、どうやって乗り切ろうかなぁ。