姪からやさしい農薬ゼミのチケットが当たったのでいきましょうとお誘いを受けました。台風接近中ですがポートアイランド、アリストンホテルまで行きました。
。
農薬の知らないことばかりで、ビックリ。
京都大学の農学博士宮川恒先生、東京大学の農薬博士眞鍋昇先生の「農薬とは何か」と「農薬の安全性」の講義です。
農薬に関してはあまりいい印象がないのは勉強不足。
植物も病気になります。だから農薬がいる。農薬を使用しない米は収穫が二割減り、リンゴでは農薬を使わないと収穫は9割減るそうです。
農作物を害する病害虫、雑草などを駆除して成長を調整して生産性を高めるのに必要。
農薬使用基準はとても厳しい。新薬を開発するのに120ー150億かかり、環境への安全性に50ー80億必要だそうです。人間に使用する薬は飲む人だけの安全性でいいですが、農薬の場合使用者、消費者、鳥や動物の安全も要ります。
野菜そのものにも毒があります。エグ味や苦みなど野菜そのものが持つ毒も、例えばワラビの毒は影響が出るのには12トン食べないといけない様です。残留農薬は日光に当たり減少、体内で分解、排泄されるので心配ないそうです。
まだまだ有意義なお話が聞けました。帰宅どきは結構な雨でした。