チビクロの美術さんぽ

ぬいぐるみの黒猫チビクロがお出かけしますにゃ。休みの日に美術館へ行って、絵を見るのが
楽しみなのですにゃ。

「めちゃくちゃわかるよ!印象派」山田五郎

2025-02-28 20:00:00 | 2025 読書
チビクロわ、読書しましたにゃ。

山田五郎さんつながりで
図書館で借りましたにゃ。

「めちゃくちゃわかるよ!印象派
山田五郎オトナの教養講座」
ダイヤモンド社2024年刊


YouTubeチャンネル「山田五郎オトナの教養講座」で印象派について紹介したものを文書にしたもので、アシスタントさんとの対話形式になっているので、分かりやすく、説明していますにゃ。

鈍器のような厚さの本だけど
山田五郎さん的解説で
さらっと読んでいけるので、絵が好きな人でも、初心者さんにもおすすめですにゃ。山田五郎さんって、こういう芸術も強いし、オタクものも解説できるし、
守備範囲広いお方ですにゃ。

おわかり頂けただろうか?
鈍器のような厚さ📚

絵を見て楽しむのも良いけど、絵が描かれた時代背景や画家の人柄とか知るのもおもしろいと思ったチビクロでしたにゃ。

今日もチビクロのブログをお読み頂き
ありがとうございますにゃ。


「闇の西洋絵画史⑥天使」山田五郎 

2025-02-26 20:00:00 | 2025 読書
チビクロわ、読書しましたにゃ。

今日わぶらりと図書館の棚をめぐり、
選んでみましたにゃ。

「アルケミスト双書 
闇の西洋絵画史⑥天使」
山田五郎 創元社
2022年刊

表紙の天使様に惹かれて選びましたにゃ。「受胎告知」レオナルド・ダ・ヴィンチの作品ですにゃ。

独自の視点で山田五郎氏わ、解説してくれます。山田氏的にわ、「キリスト教の神様は、人々を守り導いてくださるだけではなく、時には理不尽なまでの試練と罰をお与えになります。それを遂行するのが天使の役目。彼らは神の御心を地に行う、いわば警察官であり兵士です。⋯」ええっ、天使ってそうだったのですにゃ。知らなかったにゃ。

ヘラルド・ダーフィット「受胎告知」

約15センチ×20センチの美しい絵画の本です。絵のセレクトがチビクロの❤️をズキュンと貫きましたにゃ。
シリーズものなので他も読んでみたいですにゃ。ヨーロッパ絵画、キリスト教絵画に興味のある方にぜひおすすめですにゃ。

今日もチビクロのブログをお読み頂き
ありがとうございますにゃ。

備忘録
チビクロ気になった絵画
ヘラルド・ダーフィット「受胎告知」1506メトロポリタン美術館
水色の衣の天使

ジョヴァンニ・ディ・パオロ・グラッツィア「天地創造と楽園追放」1445
メトロポリタン美術館シエナ派

フラ・アンジェリコ「受胎告知」1426
プラド美術館色がキレイで表情がやさしくて好き。左側わ、楽園追放

ヤン・ファン・エイク「受胎告知」1434〜36頃ワシントンナショナルギャラリー驚異の細密描写

レオナルド・ダ・ヴィンチ「受胎告知」1472 ウフィツィ美術館
左側の天使と庭わダ・ヴィンチが描いた
右側わ工房かも。

カルロス・シュヴァーベ「墓掘り人の死」1885ルーヴル美術館
(死の天使黒羽)ドイツ象徴主義

ディルク・ボウツ「砂漠で天使に力づけられるエリヤ」1464-67 M・ルーヴェン美術館ベルギー(パンが焼けている)

ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ「聖マタイと天使」1602
サン・ルイジ・デイ・フランチェージ聖堂 コンタレッリ礼拝堂 (ダメ出しで書き直し)



「円空巡礼」とんぼの本 新潮社

2025-02-20 20:00:00 | 2025 読書
チビクロわ、読書しましたにゃ。

「円空巡礼」
後藤英夫 長谷川公茂 三山進
新潮社 1986年刊
これわ、「大般若経」に円空が添えた絵ですにゃ。円空の展覧会に行くし、またとない機会だから、図書館で本を借りて、予習用。お写真が豊富ですにゃ。
たくさんの円空仏ををつくったことで、円空わ法悦(ほうえつ)をうけたのでわないかと、想像するチビクロですにゃ。キリスト教の絵画とかでマグダラのマリアがよく主題に描かれているですにゃ。

今日もチビクロのブログをお読み頂き
ありがとうございますにゃ。


「超新星爆発主義者」佐藤究 

2025-02-05 20:00:00 | 2025 読書
チビクロわ、読書しましたにゃ。

「真藤順丈リクエスト
絶滅のアンソロジー」 光文社
2021年刊

短編集の中の一編。
最近チビクロがハマっている佐藤究さん「超新星爆発主義者」という作品が
カッコよさが際立っているですにゃ。
アメリカ×犯罪捜査×FBI捜査官×
ディープフェイクな作品ですにゃ。

本物と見間違えていたフェイクが一瞬にしてスイッチオフされる、
その瞬間のブラックアウトからの
浮遊感がたまらないでスにゃ。

今日もチビクロのブログをお読み頂き
ありがとうございますにゃ。

備忘録
桜を見るかい? 平山夢明 
灰色の空に消える龍 恒川光太郎



「アフガニスタンの診療所から」中村哲 ちくま文庫

2025-01-29 20:00:00 | 2025 読書
お久しぶりの投稿になりますが、みなさまお元気でいらっしゃることと思いますにゃ。ちょっと長いお休みであたまがデジタルデトックス、そして文を書くのもはかどらないぬいぐるみの
黒猫チビクロですにゃ。
今年もどうぞボクとおつきあい
よろしくお願いいたしますにゃ。

チビクロわ、読書しましたにゃ。
お正月の読書にとSF系エンタメ本を
リストアップしていたけど、年末図書館に行けず。長年の積読の一冊を完読することにしましたにゃ。

「アフガニスタンの診療所から」
ちくま文庫 初刊1993年

アフガニスタンという国が大国に翻弄されてきた歴史わ、パレスチナの人々と重なりますにゃ。植民地主義、帝国主義によって、搾取され、世界の中で富が偏在しているのわ、確かで、今先進国が享受している豊かさわ、後進国の人たちから奪い取ったものなのでわと思いますにゃ。文庫ながらも言葉1つ1つが重く、読み進めるのに時間がかかってしまいましたにゃ。中村哲さんわ、「一隅を照らす」という言葉が信条だったようですにゃ。ボクもこの1年この言葉を忘れずに過ごしてみようと思いましたにゃ。

左から2番目が中村哲さんです。


2019年中村哲さんが凶弾に倒れ、帰国する時、大統領自ら棺をかつぎ、よくわからないけど軍の式典のような見送りが重厚で、他国の方からこのような見送りをうける人物が日本人にいるということに驚きました。
世界の人が幸せに毎日を過ごせますように🍀

今日もチビクロのブログをお読み頂き
ありがとうございますにゃ。