チビクロわ、読書しましたにゃ。
「死蝋の匣」櫛木理宇 角川書店
2024年刊
暴力、猟奇的な犯罪描写があるので
ご注意くださいですにゃ。
元家裁調査官白石洛シリーズの2作目ですにゃ。児童のぎゃくたいが子供の成長にどのように悪い影響があって人間性を失わせることを描いたフィクションですにゃ。作者わ、シリアルキラーのマニアックな知識を散りばめつつ、エンターテインメントを完成させましたにゃ。
人として育てられることのなかった彼女の家族論がカナシカッタですにゃ。
未完成の人間性。歪んだ人間性。だけど完璧な人間など存在するだろうか。
ひさんなはんざいと主夫である兄が作る手の込んだ家庭料理を交互に読むことになるので、そこわ、結構シンドイですにゃ。
ひさんなはんざいをえがいているけど、ボクわ櫛木理宇の作品が好きなんですにゃ。真っ暗闇に小さく光るなにかがあるから。
今日もチビクロのブログをお読み頂き
ありがとうございますにゃ。