チビクロわ、読書しましたにゃ。
「まず牛を球とします。」
(まずうしをきゅうとします。)
柞刈湯葉(イスカリユバと読みます。)
河出書房新社 2022年刊
13の短編集であるこの本の表題作の
「まず牛を球とします。」わ、
どんなはなしかというと、
遺伝子組み換え×宇宙人の侵略×食料問題×多様性な感じですにゃ。それに、
「物理学者わ、過剰な単純化を好む、
例えば彼らは牛を球体と仮定する」という理系のジョークが含まれているらしいですにゃ。
「石油玉になりたい」わ、ラストが好きですにゃ。未来SFでも変わらない大切な人を思う気持ちをお花畑があらわしてると思ったですにゃ。宇宙時代のお墓参りですにゃ。
作品によって感じがだいぶ違うのだけど、作者わ生物学者さんだし、理系への憧れとともにきっと頭の良い人なんだろうにゃと思うチビクロでしたにゃ。ボクわ、脳が綿か、化繊だからかも。ちょっと読むのがむずかし時もあるけど、今わSFの気分なのかもですにゃ。
今日もチビクロのブログをお読み頂き
ありがとうございますにゃ。