九龍城へ行ったときのことです。
昔は九龍城といえば、「あらゆる犯罪の巣窟」だとか「完全な無法地帯」とか呼ばれていたらしいですが
、九龍城砦の跡地は、今では九龍寨城公園という観光名所になっているそうです。
ワタシたちは、九龍城といっても、下町商店街みたいなところにある、タイ料理店に行きたいだけだったので、そういった歴史的なことには興味がなく、ワーイワーイと目的地に向かいました。
尖沙咀駅までMTRを乗り継ぎ、そこからはバスです。
尖沙咀のバス停は、ネイザンロード沿い、カオルーンホテルから程近いところにありました。
友人(夫)によると、1Aのバスに乗って、停留所を16個目、 リーガル オリエンタル ホテル (富豪東方酒店)で下車すればよいとのこと。
バス後方の、向かい合った4人がけの席に落ち着いて、いざ出発。
ちゃんと掲示板もあり、16個数えなくても、「富豪東方酒店」の文字が出たら、ベルを押せばよいのです。
掲示板を見る役目は友人(夫)に任せて、ワイワイ言いながら、バスの旅を楽しんでいました。
ところか、相当数のバス停を過ぎても、一向に「富豪東方酒店」の表示がないのです
バスは間違えてないはず。
4人でキョロキョロ
していたら、親切なご婦人がその様子に気づいて、「どこで降りたいのか」を聞いてくれました。
持っていたガイドブックを指し示すと、困った顔で、進行方向とは逆の方向を指していました。
慌てて、バスの運転手に訪ねると、やはり逆方向を指しています。
そこで、次のバス停で降りましたが、ここがどこであるのかもわかりません。
4人で「ここはどこ?」とキョロキョロしていると、ここでもまた親切な香港人(子供2人を連れたお父さん)が近寄ってきて聞いてくれました。
ワタシたちが持っているガイドブックを見て、片言の英語で、
「この目の前にある橋を渡って、まっすぐ行きなさい。そうすれば1Aのバス停があるので、そこから乗れば大丈夫だよ」
って、教えてくれました。
めちゃたくさんのバス停と行き先を書いた表示が、乱立していましたが、お父さんの言うとおり、まっすぐ進んでいったら、1Aのバス停がありました
。
バス停の表示を見て初めて、どうして乗り過ごしてしまったかがわかりました。
1Aのバスは、尖沙咀から乗ると、「富豪東方酒店」を通過してしますのです。
反対の尖沙咀方面行きしか、そのバス停に停まらないというのだ。
こんなこと、日本ではあまり考えられないけど、ここは香港。
なんでもありなのだ。
バス停で待つことと5分。1Aのバスが来て、「富豪東方酒店」で無事降りることができました
バスに乗るときは、運転手に「富豪東方酒店」は停まるかをしつこいくらい確認。
バス停に近づくと、運転手が「ここだよ」と身振り手振りも加えて教えてくれました。
しかし、バスを降りるも、ホテルらしき建物もなく、立体交差する道路のはるか向こうには、商店街やマンションみたいなものも見えるけど、バスを降りた側には何もなく、荒涼とした工事現場みたいなところ。
そこで、バスを待っていた若い女性に道を尋ねると、一生懸命考えてくれたけど、わからない様子。
彼女が乗るバスが来てもなお、考えてくれている様子なので、「もう乗ってください」と、お願いしちゃったくらい、必死に教えてくれようとしてました。
その彼女もバスに乗ってしまったので、また途方にくれてしまった4人。
とりあえず、商店街のある側に道をわたりたいのだけれど、横断歩道、信号など、人が渡れるようなところが、見渡しても見当たらない。
そこへ、たまたまバス停に歩いてきた夫婦連れを発見し、尋ねると、
「その先に地下道があるので、一度地上に出て、もう一度地下道を通ったら、向こう側に行けるよ」と教えてくれました。
ところが、どこで間違えたか、行きたいと思っていたところには出てこれません。
また地下道へ戻って、違う出口を探して、ようやく商店街らしきところに出てこれました。
いぜんとして、タイ料理のお店が見つからず、そばにいた女性に尋ねたところ、
「たぶん、この辺」
という感じで、一緒に行ってくれました。
「地図からすると、この道を行ったところにあるはず」というので、
お礼を言って、そこでサヨナラしました。
まっすぐ歩いていくと、なんと、その女性が後ろからついてきているのです。
目的のお店をみつけるまでずっと、心配して後ろからついてきてくれました。
おかげでお店を見つけることができ、彼女も一緒に喜んでくれました。
感謝感激でした。お店をみつけたことより、香港人の親切に。
香港人って、ホントに親切なんです
この日、何人もの親切な香港人にめぐりあいました。
この日以外にも、香港人の親切に接して、さらに香港LOVERの小寅です



昔は九龍城といえば、「あらゆる犯罪の巣窟」だとか「完全な無法地帯」とか呼ばれていたらしいですが

ワタシたちは、九龍城といっても、下町商店街みたいなところにある、タイ料理店に行きたいだけだったので、そういった歴史的なことには興味がなく、ワーイワーイと目的地に向かいました。
尖沙咀駅までMTRを乗り継ぎ、そこからはバスです。
尖沙咀のバス停は、ネイザンロード沿い、カオルーンホテルから程近いところにありました。
友人(夫)によると、1Aのバスに乗って、停留所を16個目、 リーガル オリエンタル ホテル (富豪東方酒店)で下車すればよいとのこと。
バス後方の、向かい合った4人がけの席に落ち着いて、いざ出発。
ちゃんと掲示板もあり、16個数えなくても、「富豪東方酒店」の文字が出たら、ベルを押せばよいのです。
掲示板を見る役目は友人(夫)に任せて、ワイワイ言いながら、バスの旅を楽しんでいました。
ところか、相当数のバス停を過ぎても、一向に「富豪東方酒店」の表示がないのです

バスは間違えてないはず。
4人でキョロキョロ

持っていたガイドブックを指し示すと、困った顔で、進行方向とは逆の方向を指していました。
慌てて、バスの運転手に訪ねると、やはり逆方向を指しています。
そこで、次のバス停で降りましたが、ここがどこであるのかもわかりません。
4人で「ここはどこ?」とキョロキョロしていると、ここでもまた親切な香港人(子供2人を連れたお父さん)が近寄ってきて聞いてくれました。
ワタシたちが持っているガイドブックを見て、片言の英語で、
「この目の前にある橋を渡って、まっすぐ行きなさい。そうすれば1Aのバス停があるので、そこから乗れば大丈夫だよ」
って、教えてくれました。
めちゃたくさんのバス停と行き先を書いた表示が、乱立していましたが、お父さんの言うとおり、まっすぐ進んでいったら、1Aのバス停がありました

バス停の表示を見て初めて、どうして乗り過ごしてしまったかがわかりました。
1Aのバスは、尖沙咀から乗ると、「富豪東方酒店」を通過してしますのです。
反対の尖沙咀方面行きしか、そのバス停に停まらないというのだ。
こんなこと、日本ではあまり考えられないけど、ここは香港。
なんでもありなのだ。
バス停で待つことと5分。1Aのバスが来て、「富豪東方酒店」で無事降りることができました

バスに乗るときは、運転手に「富豪東方酒店」は停まるかをしつこいくらい確認。
バス停に近づくと、運転手が「ここだよ」と身振り手振りも加えて教えてくれました。
しかし、バスを降りるも、ホテルらしき建物もなく、立体交差する道路のはるか向こうには、商店街やマンションみたいなものも見えるけど、バスを降りた側には何もなく、荒涼とした工事現場みたいなところ。
そこで、バスを待っていた若い女性に道を尋ねると、一生懸命考えてくれたけど、わからない様子。
彼女が乗るバスが来てもなお、考えてくれている様子なので、「もう乗ってください」と、お願いしちゃったくらい、必死に教えてくれようとしてました。
その彼女もバスに乗ってしまったので、また途方にくれてしまった4人。
とりあえず、商店街のある側に道をわたりたいのだけれど、横断歩道、信号など、人が渡れるようなところが、見渡しても見当たらない。
そこへ、たまたまバス停に歩いてきた夫婦連れを発見し、尋ねると、
「その先に地下道があるので、一度地上に出て、もう一度地下道を通ったら、向こう側に行けるよ」と教えてくれました。
ところが、どこで間違えたか、行きたいと思っていたところには出てこれません。
また地下道へ戻って、違う出口を探して、ようやく商店街らしきところに出てこれました。
いぜんとして、タイ料理のお店が見つからず、そばにいた女性に尋ねたところ、
「たぶん、この辺」
という感じで、一緒に行ってくれました。
「地図からすると、この道を行ったところにあるはず」というので、
お礼を言って、そこでサヨナラしました。
まっすぐ歩いていくと、なんと、その女性が後ろからついてきているのです。
目的のお店をみつけるまでずっと、心配して後ろからついてきてくれました。
おかげでお店を見つけることができ、彼女も一緒に喜んでくれました。
感謝感激でした。お店をみつけたことより、香港人の親切に。
香港人って、ホントに親切なんです

この日、何人もの親切な香港人にめぐりあいました。
この日以外にも、香港人の親切に接して、さらに香港LOVERの小寅です



