その日は夕方から強い風が吹いていた。大型台風が二つも同時に接近している。職場の窓を時折激しい突風がたたいていた。みかんの丘は風が強い。大丈夫だろうかと思いながら家に帰った。空は大荒れに荒れていた。
その夜中、10時を回った頃だろうか。おじさんから電話が掛かってきた。みかんの丘の様子がおかしい。見に行きたいが危険で行けないと言う。どうかそのままでと電話を切ったものの気になる。作業着に着替えて片道1時間近い嵐の道を車で飛ばした。
現場について驚いた。大きな杉の枝が天文台を覆っている。何がなんだか分からない。その頃には風も大方やんでいたので次の日の昼間に改めて来る事に。
その夜中、10時を回った頃だろうか。おじさんから電話が掛かってきた。みかんの丘の様子がおかしい。見に行きたいが危険で行けないと言う。どうかそのままでと電話を切ったものの気になる。作業着に着替えて片道1時間近い嵐の道を車で飛ばした。
現場について驚いた。大きな杉の枝が天文台を覆っている。何がなんだか分からない。その頃には風も大方やんでいたので次の日の昼間に改めて来る事に。