宇宙(そら)に続く丘

プレリュード小学校1年C組のしりとりちーが案内する宇宙への道
みかんの丘は不思議へ通じるワームホール

深まる秋

2009年09月19日 13時49分03秒 | Weblog
今年は夏が無かった。長雨の後曇り空が長く続いて…、そして気付くといつの間にか秋がそばに居る。澄み渡る青空にほぞを噛みながら仕事を続けてきたが、ようやく一息つく事が出来た。今夜みかんの丘に行かなければいつまた行けるか分からない。そんな思いで車に乗る。時計の針は午後9時を回っていた。
それから田舎道を辿って50分。街ではチラホラとしか見えなかった星もここに来ると降るようだ。屋根を開けると目の前に木星が見える。今日はかぐや姫でこれを見よう。そして写真を撮ろう。そう思って筒を振り、カメラを取り付けた。しかし…
光軸がずれている。なぜずれたか分からないが、星の像がシャープでない。あきらめて隣の赤道儀に載っている20センチにカメラを付け替えた。この望遠鏡は視野が広い。その代わり惑星の撮影には不向きだ。では何にしよう。空を見回していると頭の上におぼろな光が見えた。M31、アンドロメダ星雲。
ありきたりかな、そう思いながらも筒を振り、モーターに灯を入れる。カメラ感度3200、露出5分。コンポジット無しで写したお隣の銀河。20センチならこれが僕の限界かな、そう思った。
コメント (2)
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