夜道は明るいほうがいい。街の明かりは高いビルから眺めると美しい。
それはそれでいい。でも、その明かりはすべて空に向かって流れていく。流れた明かりは大気やチリに反射して返ってくる。お陰で街の夜空は明るくなって、彼方からようやくたどり着いた星の明かりを隠してしまう。それが光の公害、「光害」
この光害は、街から車で1時間近く掛かるみかんの丘にも届く。淡い星を写し撮ろうと少し長く露出すると、モニターに現れるのは真っ白いだけの画面だ。
その街明かりの一部をカットしてくれる「LPS-P2」というフィルターを注文してみた。届いたのは平日だったが、澄み渡る青空に我慢が出来ず、仕事が終わってみかんの丘に登った。
これがその成果だ。カメラの感度を2500に設定、口径200ミリの反射望遠鏡に取り付けて露出すること15分。撮影したデーターに画像処理を加えることで現れてきた若い星たちを包む光のベール。
今年の3月にここに載せたすばると比べてみてほしい。無理無くベールのディテールが捕らえられたと思う。
それはそれでいい。でも、その明かりはすべて空に向かって流れていく。流れた明かりは大気やチリに反射して返ってくる。お陰で街の夜空は明るくなって、彼方からようやくたどり着いた星の明かりを隠してしまう。それが光の公害、「光害」
この光害は、街から車で1時間近く掛かるみかんの丘にも届く。淡い星を写し撮ろうと少し長く露出すると、モニターに現れるのは真っ白いだけの画面だ。
その街明かりの一部をカットしてくれる「LPS-P2」というフィルターを注文してみた。届いたのは平日だったが、澄み渡る青空に我慢が出来ず、仕事が終わってみかんの丘に登った。
これがその成果だ。カメラの感度を2500に設定、口径200ミリの反射望遠鏡に取り付けて露出すること15分。撮影したデーターに画像処理を加えることで現れてきた若い星たちを包む光のベール。
今年の3月にここに載せたすばると比べてみてほしい。無理無くベールのディテールが捕らえられたと思う。