宇宙(そら)に続く丘

プレリュード小学校1年C組のしりとりちーが案内する宇宙への道
みかんの丘は不思議へ通じるワームホール

ランデブー

2010年04月05日 00時05分31秒 | Weblog
「ランデブー」と言う言葉がある。フランス語で「密会」「逢い引き」のことだ。普段の生活で使われることは少ないが、天文、殊にアマチュアの世界では、昔から二つの星の接近をそう呼んできた。

竹取庵の屋根を開けて望遠鏡の調整をしながらふと西の空に目をやると、夕空に大小二つの星が輝いていた。何だろう。大きいほうは確か金星だが… そう思いながらパソコンを立ち上げ、星空のソフトを開いて納得する。そうか、今日はまさに金星と水星のランデブーの日だった。
太陽系の中で地球より内側を回る惑星を「内惑星」と呼ぶ。太陽に近いだけに公転のスピードが速く、見かけ上接近する機会も多い。今日の二つの星の地球から見た距離はおよそ2.6度だそうだ。
それにしても、美の女神ビーナスと商売の神様マーキュリーの密会は、純愛とは別の趣きが感じられる。
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