宇宙(そら)に続く丘

プレリュード小学校1年C組のしりとりちーが案内する宇宙への道
みかんの丘は不思議へ通じるワームホール

木星の家族写真

2011年11月27日 01時50分17秒 | 

冬型の気圧配置が緩んで、今週は金曜の夜から晴れ間が広がっていた。久々に晴れるかな。家の用事を済ませてみかんの丘に上がった時はもう4時を回っていた。辺りがすでに暗い。今日は大工仕事は出来ないな、そのまま観測デッキに上がって竹取庵の屋根を開ける。木星がもうかなり高く上がっていた。2インチの延長チューブも手に入ったし、多少とも満足のいく写真を撮りたい。そう思いながら準備に入った。
とはいうもののかぐや姫の台座が改善されたわけではない。ふらふらする望遠鏡をなだめながらカメラの写野に木星の光芒を導く。ただ、今日はカメラ三脚をいっぱいの伸ばして望遠鏡の筒先を固定するという手を使ってみた。時間は掛かったが何とかカメラのモニターを使うことが出来る。長い長い、長い時間を掛けて何とかピントを合わせてシャッターを切ってゆく。分かったのはピントの位置が以外にシビアーだということ。拡大撮影を甘く見ていたのだろうか。

30枚ほど撮影し、もって帰って画像処理をした後で厳選した4枚を重ね合わせてみた。かなり良くなったと思うがどうだろうか。45センチの口径を考えるともっとクリアーになるような気がするが、それはこの先のお楽しみにしよう。ここから先はかぐや姫そものの調整に掛かっているような気がする。いずれにしろ過度の画像処理は好きではない。見たまんまの木星に写真がどれだけ近づけるか、それがテーマ。今のところこれが、太陽系最大の惑星のベストの家族写真だ。

コメント (3)
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