宇宙(そら)に続く丘

プレリュード小学校1年C組のしりとりちーが案内する宇宙への道
みかんの丘は不思議へ通じるワームホール

かろうじてサソリ

2014年07月21日 05時08分26秒 | Weblog

最後にブログを書き込んでから50日も経ってしまった。もちろんその間には大工仕事を何度もしたし、みかん畑の周囲の雑木刈りもした。しかし空が晴れてくれなければ書き込みができない。今日も家の用事を済ませて遅くに丘に上がり、届いていた西側の窓を組み立てて取り付ける。

東側と違ってこちらは直付け。作業は思ったより早く終わって、室内の土台を組みに掛かった。4分の1出来上がったところで陽が暮れる。取り付けたばかりの窓からかろうじて落日が見えた。晴れないだろうか。

天気図だけは見た目、太平洋高気圧が梅雨前線を押し上げて西日本を覆っている。いつもの年なら青空が広がるところだが、今年は上空に寒気が居座っていて地上の気流が安定しない。気象台は雷雨を予想していた。それでもと撮影機材一式が入ったバッグを一応持ってきている。
組みあがった部分の土台にコールタールを塗り、さらに下地床の裏にもべっとりと塗布して固定する。時々窓から外を見るが、星らしきものは全く見えなかった。作業が一段落したので道具を片付けて外に出てみる。西の空に二つ並んでうっすらと見える輝星はスピカと火星だろうか。南天のサソリは尾の先が靄に隠れている。

 

畑の端に三脚を据えて2枚撮ったところでこれも見えなくなった。やっぱり諦めるしか無い。竹取庵の灯を消して鍵を掛け帰路に就いた。家に帰ってみると夕方の土砂降りで庭に池が出来たと言う。この春に排水を完璧に仕上げたと思った庭が溢れた。これは夏晴れを予告する梅雨末期の雷雨だろうか。それとも夏場の不安定な天候の予兆だろうか。

コメント
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