宇宙(そら)に続く丘

プレリュード小学校1年C組のしりとりちーが案内する宇宙への道
みかんの丘は不思議へ通じるワームホール

梅雨明け

2014年07月26日 11時01分00秒 | 

前回ブログを更新した翌日、気象台はこの地方の梅雨明けを発表した。しかしその後も大気が不安定で、本当に梅雨が明けたと感じさせたのは昨日が初めてだった。昼の空は一面に雲が有ったが、その雲は夜に気温が下がると消える種類のものだ。今夜は撮るぞ。そう決めて頭の中で思いを巡らせながら仕事を片付けていく。ただ、帰宅する頃には疲れ切り、バッテリーをチャージしながら寝てしまった。

8時半ごろ目を醒まして車に乗る。みかんの丘への道中考えた。あまり時間が無い。一番の目的はフルサイズ用のワイドレンズのテストだ。撮るのは天の川だけにしよう。

到着して竹取庵の屋根を開けたが、まだ雲が多い。望遠鏡の上に新しく仕入れた中古の雲台を載せ、それに大きいほうのカメラを取り付けた。この方法をピギーバックと言う。望遠鏡を豚に見立て、その背中に載せるからというのでこの名が付いたのだろうか。

まだらに散らばった雲は西から東に流れていたが、午後9時半を回った頃から次第に消えていった。たださそり座辺りの雲だけは薄くなりながらもそこを動かない。諦めて撮影に取り掛かる。この雲台の良い所はカメラを縦に出来る点だ。ただ、縦にして気が付いた。ファインダーが覗けない。見口が下過ぎるのだ。改良の余地有り。何度も試し撮りしながらアングルを決めて、本撮影に掛かる。絞り5.6、カメラ感度2500、露出3分。そのうちの1枚が上の写真だ。全体に薄いベールが掛かっているのは諦めよう。でも、今年初めて見るちゃんとした天の川だった。やっと逢えたね。カメラが露出している間、そう思いながら僕らが住むこの銀河を見上げていた。

コメント (1)
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