文明化重視から文化再生へ、日本の文化の根源を支える、生業(なりわい)。その再構築にIT技術の導入を

ふゆみずたんぼで生態系保全農業。商工業はIT生産技術。出版はXMLフオーマット、フルバッチ制作で再構築を.

数式環境の整備から(2)

2007-03-08 21:44:46 | 組版プロの思考からXMLを考える
2007/3/8
 2006年秋のJNPSで発表されました、写研の顧客先への、㈱モリサワからの「Word Mathtype→MCB2」が取り込み可能となったとの情報は、大きなインパクトをもたらしました。

 現在、半年が経過し、静かに着実にその流れは動き出しつつあるという実感です
いま、「Word2007上のMathtypeから→MCB2」へは、第2バージョンとしての開発が行われていて、この夏までには本格的な製品化として発表される事になりそうと聞いています。

 現在、当社側でも。肝心のモジュール生成のために、その為の要素技術の最後の詰めにあります。

 当社開発の数式変換モジュールでは、行段をまたぐ(複数行の連続した数式)式の部分では、当社側の変換機能の一部を改訂する必要が生じています。
 でもほぼ、実用的に利用して問題ないとの判断を複数の顧客先から頂けました。特にTEXからの取り組みは大変喜ばれています 

 現在、主立った、主に写研顧客先である、オピニオンの皆さま方を回らせて頂いて、意見を頂いています。
 それで分かったことは、まず、MCB2の数式対応で、WORDからの取り込みをこの夏から本格的に使いたいと考えている先が数件あります。
 その前提として、モリサワMC-B2の数式エンジンに関してはOKの様です。
問題は、数式フオントの種類がやや不足しているとの指摘や、本欄明朝に付属していた数式のごとく、モリサワフオントに付属した数式フオントへの要望など、グレードを上げるために、さらなる開発への要望が、具体的にお聞きすることが出来ました


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