文明化重視から文化再生へ、日本の文化の根源を支える、生業(なりわい)。その再構築にIT技術の導入を

ふゆみずたんぼで生態系保全農業。商工業はIT生産技術。出版はXMLフオーマット、フルバッチ制作で再構築を.

印刷産業のこれから-(2) 

2009-07-08 09:55:14 | 組版プロの思考からXMLを考える
 何よりも出版産業全体が大不況に。
 TVもダメ、新聞も、大広告会社もいきずまってきていると聞いています。

 その最大の原因は、日本人がほとんど本を読まなくなったことが原因だとの指摘があります。それはその通りでしょう。
 でもそれは皮相的な見方です。
 
 同時にいろいろとある原因の中で、メディアミックスからビッグバンへの変化する過程の渦中にいながらその意味を理解できない方々が大多数を占める状況であった、そのような業界だったからということがいえるのではないでしょうか。

 何といっても、重要なことはメデイアミックスが、ほぼ最終的に完結の段階に至り(地デジへの全面切り替え、2011年)、これからは、ビッグバンと呼ばれる新たな段階に入ります。
 その入口に立って、これからどのような展開が待ち構えているのかを、十分にきちんと認識していく必要性があります。
 メディアミックスの完結に向かって、では、何が生じてきているのでしょうか。

 一つのヒントは、超大手である大日本印刷の最近の戦略を見れば理解が早いと思われます。
 丸善という外国からの書籍を輸入販売、そして科学技術書を出版する、商社機能の強い
大手の書籍会社を丸ごと買収してしましました。
 さらに講談社などの大手出版社とも提携をおこない、最近は中古書籍を全国的に幅広く販売している、ブックオフと手を結んで、川下を押さえる展開です。
 これにより、同業大手の凸版印刷まで、書籍を中心に大きな影響を受け出しているという話です。
 どういうことなのでしょうか。ビッグバンとの関係性は

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